リヴァプールのジェレミー・フリンポンが、約2か月の離脱を経て戦列に復帰。
チームが好調を維持する中で迎えた復帰戦となったトッテナム戦では、いきなり結果に直結するプレーを披露し、本人もその手応えを語っている。
■ トッテナム戦で即インパクト
フリンポンは先週土曜日のプレミアリーグ、**トッテナム・ホットスパー戦(2-1勝利)**で約2か月ぶりに復帰。
途中出場ながらも、チーム2点目につながる重要な場面に関与した。
フリンポンの放ったクロスは相手に当たってコースが変わり、これをウーゴ・エキティケがヘディングで押し込み、勝利を大きく手繰り寄せた。
■ 「戻れて本当に良かった」
復帰戦で唇を切るアクシデントもあったものの、フリンポンは状態について「もう大丈夫」と説明し、次のように語っている。
「またみんなと一緒にピッチに立てたこと、そして勝てたことが本当に良かった。とても良いカムバックだったし、心から楽しめたよ。正直、ケガは本当にイライラする。サッカーの中で一番嫌なものだと思う。負けることと同じくらいね。でも、それもサッカーの一部だ。今は集中しているし、戻ってきた。だから戻れて本当にうれしい」
■ ウルヴス戦出場にも意欲
フリンポンは、今週末にアンフィールドで行われるウルヴス戦でもプレーする準備ができていることを明かした。
右サイドの選択肢が限られている中で、アルネ・スロット監督にとっても、背番号30の復帰は非常にタイムリーだ。
スロット監督は、コナー・ブラッドリーの出場可否を「50-50」と評価しており、
一方でジョー・ゴメス(負傷)、ドミニク・ソボスライ(出場停止)、モハメド・サラー(代表)の欠場は確定している。
■ 「どんな状況でも準備する」
フリンポンは自身の役割について、次のように語った。
「何が起きてもいいように準備するだけだよ。フットボーラーなら、どんな状況にも対応できるようにしておくべきだ。もしチームを助けられるなら、どんな形であってもそれをやる。それが僕の仕事だ」
■ 勢いを維持したいリヴァプール
リヴァプールは現在公式戦6試合無敗、さらに3連勝中と好調を維持している。
この流れを止めずに戦い続けることの重要性について、フリンポンはこう強調した。
だ「その勢いを保つことは本当に重要だと思う。僕たちは勝つためにサッカーをしているし、今は雰囲気もすごく良い。3連勝中だからね。でも、どの試合も簡単じゃないことは分かっている。だからこそ、マインドセットを保って、一試合一試合に集中し続けなければならない」
長期離脱から復帰し、いきなり結果に直結するプレーを見せたフリンポン。
本人の言葉からは、ケガを乗り越えた安堵と、再びチームのために戦える喜びがはっきりと伝わってくる。
選択肢が限られる右サイドにおいて、彼の存在は今後ますます重要になる。
勢いに乗るリヴァプールが、その流れを維持できるか――フリンポンのパフォーマンスも、その鍵を握る一つとなりそうだ。
参照↓
https://www.liverpoolfc.com/news/jeremie-frimpong-interview-back-injury-and-ready-whatever-comes

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