リヴァプールのアルネ・スロット監督が、最新のマッチデープログラムノートでチームの現状を振り返り、クリスマスのメッセージを届けるとともに、週末に控えるウルヴス戦への思いを綴った。
公式戦6試合無敗、3連勝という上向きの流れの中で迎えるアンフィールドでの一戦。その裏にある現実、課題、そしてクラブとしての結束の大切さを、指揮官は率直な言葉で語っている。
■ クリスマスのメッセージと、アンフィールドで迎える特別な一戦
「まず最初に、この時期を祝うすべての方々に、心からハッピー・クリスマスを伝えたい。イングランドにおいて、この時期のフットボールがどれほど特別な伝統であるかは分かっている。だからこそ、ホームのサポーターの前で試合ができることは光栄だし、特に2025年に、もう一度みんなで集まれる最後の機会になることをうれしく思う」
スロット監督は、年末のこの一戦が持つ意味を強調した。
■ 勝利の裏にある「満足できなかった部分」
「言うまでもなく、私たちは良い形で一年を締めくくりたいと思っている。ここ数週間で前進はできているが、同時に、改善すべき点がまだあることも、誰よりも自分たちが理解している。先週末のトッテナム戦での勝利は、そのことを象徴していた。勝ち点3を取れたことには大いに満足しているが、試合内容の中には、決して満足できない部分もあった。これは楽観論を打ち消すために言っているのではない。現実的であることが重要だ。そうすることで、どこをどう改善すべきかを理解でき、同時に、うまく機能している部分も正しく認識できる」
■ 「正しい道にいる」――無敗継続が示す前進
「非常に難しい時期を経て、今は6試合無敗で来ている。それは、私たちが正しい道を進んでいることを示している。だからこそ、次のステップを踏み出さなければならない」
■ イサク離脱への失望と、回復への願い
「アレクサンダー・イサクをしばらく欠くことになるのは、もちろん非常に大きな失望だ。彼が負傷した瞬間、彼はチームにもたらせる動き、決定力、そして総合的なクオリティを示していた。だから彼を欠くのは大きな痛手だ。もしクリスマスに願いが許されるなら、彼ができるだけ良い形で、そしてできるだけ早く回復することを願いたい。それまでは、彼だけでなく、さまざまな理由で起用できない選手たち抜きで戦っていかなければならない」
■ 結束こそが今季の支え
「この状況は今季の物語の一つだ。私たちには乗り越える以外の選択肢はない。そのためには解決策を見つけ、そして何よりも、ピッチの内外で団結し続けることが重要だ。団結する力は、この1年を通じて最も重要な資質の一つだった。この12か月は、最高の瞬間もあれば、最も苦しい瞬間もあった。この時期になると、起きたすべての出来事を振り返るのは自然なことだし、それは感情のジェットコースターのようなものでもある」
■ ディオゴ・ジョタへの想い
「そうした振り返りの中で、私は特にディオゴ・ジョタの家族のことを思わずにはいられない。彼らにとって、今年はディオゴのいない初めてのクリスマスになる。どこに慰めを見出すべきかを私が語る立場ではないし、それが可能かどうかも分からない。ただ、ディオゴが今も生み出している愛と敬意の気持ちが、彼らに少しでも安らぎをもたらすことを願っている。土曜日は、彼の二つのイングランドのクラブが悲劇的な別れ以来、初めて対戦する日になる。私たちと同じように、ウルヴスも特別な選手であり人物を失ったことに深く影響を受けている。私の思いは、今も彼らと共にある」
スロット監督の言葉から伝わってくるのは、
前進への確かな手応えと、現実を直視する冷静さ、
そして何よりも結束を失わない姿勢だ。
勝利の流れに酔うことなく、課題を見据え、
欠場者がいても一丸となって戦う――。
アンフィールドで迎えるウルヴス戦は、
その姿勢を体現する90分となる。
参照↓
https://www.liverpoolfc.com/news/arne-slot-programme-notes-christmas-message-wolves-clash-and-more

コメント