リヴァプールは、今季のFAカップ初戦となるバーンズリー戦を、
“消化試合”として扱うつもりはない。
アルネ・スロット監督は会見で、
FAカップがクラブにとって「非常に重要な大会」であることを強調し、
月曜夜のアンフィールドには可能な限り最強のメンバーを送り出すと明言した。
昨季のプリマス戦での敗退、
今季すでにリーグカップから姿を消している現状――
それらすべてを踏まえた上で、スロットはこの一戦を
“本気で勝ちに行く試合”として位置づけている。
FAカップは、今季のリヴァプールにとって、
現実的かつ大きなタイトルへの道でもある。
FAカップの重要性について
「昨季は、FAカップで一部の選手を休ませるという決断をした。全員を毎試合使うことはできないからだ。しかし今季は、すでにリーグカップから敗退している。FAカップは常に私たちにとって重要な大会だが、昨季のようにリーグ、リーグカップ、チャンピオンズリーグとすべてを戦っている状況では、人選で選択を迫られることもあった。だが、月曜の試合では、木曜にプレーした選手たちをほぼ全員見ることになるだろう。多少の変更はあるかもしれないが、その場合でも彼らはベンチに入る。それは、昨季のプリマス戦とは違う」
昨季のプリマス戦敗退を“警告”として捉えるか
「FAカップやカップ戦では、何が起こるか分からないということは、誰もが知っている。ただ、当時のプリマス(アウェイ)と、今回のバーンズリー(ホーム)を比較することはできない。とはいえ、バーンズリーが前回私たちと対戦した時、2008年にアンフィールドで勝っていることも知った。だから、プリマス戦と同様に、バーンズリーも非常に真剣に受け止めている。プリマス戦の先発を見て議論する人もいるだろう。だが、その時なぜその選択をしたのかを説明しなければならない。もしその時、フィルジル(・ファン・ダイク)たちを続けて起用していれば、彼らを失っていた可能性もあったのだ」
月曜に復帰する可能性のある選手について
「ウーゴについては、100%とは言えないが、月曜に起用できるよう、あらゆる努力をする」
遠藤航の状態について
「正しければ、数日のうちにトレーニングを再開できるはずだ。ただ、彼はすでに2カ月離脱している。1週間の離脱とはまったく状況が違う。アレックス(イサク)はまだ戻れない。モー(サラー)は土曜にプレーした」
ジェイデン・ダンズは出場可能か
「いいえ。まだ十分に回復していない。もし私の理解が正しければ、トレーニングもしていない。彼は若さゆえにオーバートレーニングとなり、疲労骨折を起こした選手の一人だ。だからこそ、リオ・ングモハについては、可能であれば週に2日はピッチから離すようにしている。同じ状況を繰り返さないためだ。ジェイデンは、短期的に復帰できる状態ではない」
フェデリコ・キエーザにとってのチャンスか
「2日前に彼と話したが、最近の数週間で、私の下でこれまで以上に多くプレーしていると言っていた。彼はこの試合に出場する可能性のある選手の一人だ。ただ、ウーゴが戻るかもしれないので、どうスタートするかはまだ分からない。彼は私が持っているオプションの一つだ。だから、様子を見て決める」
スロットの言葉が示しているのは明確だ。
- 今季のFAカップは、優先度の高い大会である
- バーンズリー戦でも、主力級を起用する意志がある
- 昨季の教訓を、決して軽視していない
「何が起こるか分からない」
それがFAカップの本質であり、
だからこそリヴァプールは、この初戦を甘く見ない。
ウーゴ・エキティケの復帰の可能性、
遠藤航の慎重なリハビリ管理、
ジェイデン・ダンズの長期的ケア――
すべては“シーズンを戦い抜く”ための選択だ。
そして月曜夜、アンフィールドに立つリヴァプールは、
本気でFAカップを獲りに行くチームとして、その第一歩を踏み出す。
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