「まだ“到達すべきレベル”がある」――スロットが語った、進歩と現実、そして団結の意味

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11試合無敗という結果は、リヴァプールが再び安定を取り戻しつつあることを示している。

しかし、アルネ・スロットはその数字に満足してはいない。

ボールを持ちながらも決定機を増やしきれない現実、ローブロックを敷く相手への課題、そして長期離脱を強いられたコナー・ブラッドリーの存在。

マッチデープログラムに綴られた言葉には、“前進しているチーム”と“まだ完成していないチーム”の両方を見据える指揮官の覚悟があった。

「今日の試合は、困難な時期を経てチームが安定を取り戻した流れのなかで迎えるものだ。しかし同時に、我々にはまだ到達すべきレベルがあるということも、強く認識している。そのことは、直近のホームでのバーンズリー戦でも改めて明らかになった。結果は良く、4つの素晴らしいゴールを決め、FAカップの次のラウンドに進めたことには満足している。だが、我々が改善すべきパフォーマンスの部分から目を背けることはできないし、決してそうするつもりもない。鍵となるのは、我々が持つボール支配率に見合うだけのチャンスを、どのようにして生み出すかという点だ。これは現在のイングランドのフットボールが突きつけてくる大きな課題のひとつであり、今季序盤、まさに今日の相手であるバーンリー戦で直面した問題でもある。あの試合は、多くの意味で“これから起こること”を示していた。バーンリーはスペースとチャンスを与えないという点で非常に効果的で、我々は崩すのに苦しみ、PKによる決勝点を、アディショナルタイムの深い時間まで待たなければならなかった。こうしたタイプの挑戦に、よりうまく対処できるようになることは極めて重要だ。なぜなら、これは今後もなくなることはないからだ。だからこそ、今日だけでなく、すべての試合において完全に準備ができていなければならない。それが、これまでに築いてきた進歩をさらに積み上げていく唯一の方法なのだ。ただし、疑いようがないのは、我々全員が“次のステップ”へ進もうとする強い決意を持っていること、そしてファンが望み、我々自身も望むスタイルのフットボールをプレーしたいという強い意志だ。これらの目標は、私が初めてリヴァプールの扉をくぐった瞬間から存在しており、今も変わっていない。残念ながら、我々はしばらくの間、コナー・ブラッドリーを欠いた状態でこの道を進んでいくことになる。すでにご存知の通り、今週初め、コナーはアーセナル戦で負った膝のケガの手術を受けた。これから彼にとっては、プレーする期間ではなく、リハビリに専念する期間となる。これはコナー本人にとっても、我々にとっても大きな打撃だ。我々は、今季が彼の飛躍のシーズンになることを願っていた。序盤にいくつか筋肉系のケガに苦しんだ後、ここ数週間で彼は大きく前進し始めていた。チームに定着し、どんどん良くなり、フィットネスも保てていた――その矢先に、これが起きた。私はこの状況から無理に“ポジティブな材料”を探そうとはしない。繰り返すが、これはコナーにとっても、リヴァプールにとっても、そして北アイルランド代表にとっても大きな打撃だからだ。ただ、彼の人柄を知っている者として、彼が闘志と情熱、そして一日でも早くピッチに戻るという強い決意を持って、この状況に立ち向かうことは疑っていない。アレクサンダー・イサクやジョヴァンニ・レオーニと同様に、我々は彼とともに一歩一歩を歩んでいく。そして、サポーターも彼とともにあるはずだ。このクラブは、“苦しい時こそ団結する”という原則の上に築かれている。とりわけ、仲間のひとりが支えを必要としている時には、なおさらだ。」

スロットが繰り返し強調したのは、「進歩している」という事実と、「まだ足りない」という現実の両立だった。

支配率をチャンスに変えること。

難しい相手を崩し切る力を身につけること。

そして、仲間が倒れた時に、全員で支え合うこと。

このクラブは、苦しい時にこそ結束することで前へ進んできた。

ブラッドリーの離脱という痛みを抱えながらも、リヴァプールは“次のレベル”を目指して歩みを止めない。

無敗はゴールではない。

その先にある、より強く、より完成されたリヴァプールへ――。

スロットの言葉は、チームがまだ成長の途中にあることを、はっきりと示していた。

参照↓

https://www.liverpoolfc.com/news/arne-slots-burnley-programme-notes-there-are-levels-we-still-need-reach

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