「すべては“次の一戦”のために」――スロット監督、マルセイユ戦前日に語った“現在地”と“信念”

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バーンリー戦の引き分け、相次ぐ負傷、そして過密日程。

そのすべてを背負いながら、リヴァプールはチャンピオンズリーグの大一番、マルセイユ戦に臨む。

フランス到着後、アーネ・スロット監督は記者会見に出席し、チームの現状、ファン・ダイクへの評価、デ・ゼルビへの敬意、そしてサラーとの関係まで、率直な言葉で語った。

以下は、スロット監督が語った言葉をすべてそのまま日本語で残した完全版である。

■ バーンリー戦後、月曜日にチームミーティングはあったか?

「ヴィルジル(・ファン・ダイク)が実際に何を言ったかは把握していないが、いつも通り、私が主導する試合後ミーティングは行った。今季、選手たちだけで集まったのは一度だけだったと思う。いつの試合だったかも覚えていないくらい、数カ月前の話だ。バーンリー戦後も、試合でできた多くの良い点を確認しつつ、さらに良くできる部分を示した。あの試合では、今季プレミアリーグでどのチームよりも多くのシュートを放った。それが引き分けで終わるのではなく、勝利につながるようにするためだ。」

■ リヴァプール通算350試合出場を迎えるファン・ダイクについて

「信じられないほどの存在だ。リーグを2度制し、チャンピオンズリーグや国内カップも勝ち取っている。リヴァプールでのキャリアで大きなケガは一度だけだった。年齢を考慮するのも失礼なくらい、彼は長期間にわたって高いフィットネスを保っている。ご存知の通り、私は彼をほぼ毎試合起用している。それでも彼のレベルは今も非常に高い。3日ごとに試合がある中で常にプレーできるのは簡単なことじゃない。大きな負傷者が3人いる影響で、同じ選手を使い続けなければならない状況だが、ヴィルジルはその中心だ。このクラブのために成し遂げてきたこと、そして今もこのレベルを保ち続けていることは、ただただポジティブなことだ。」

■ ロベルト・デ・ゼルビ率いるマルセイユと対戦することについて

「私は彼を世界最高の監督の一人だと考えている。評価は獲得したタイトルの数だけで決めるべきじゃない。どんなサッカーをさせるか、という点も重要だ。マルセイユは歴史的にも現在においても大きなクラブだ。もし私が監督を雇う立場なら、彼は間違いなく候補の上位に入る。彼のチームを見るのが好きだ。ブライトン時代は特によく見ていた。彼の下では選手が常に成長する。彼が去った後、その選手たちが同じレベルを保てないこともある。それは、彼がどれほど優れた監督かを物語っている。」

■ サラーの復帰と関係性について

「これまでと何も変わらない。例外はインテル戦で連れて行かなかった時だけだ。AFCONに行く前の最後の試合では途中出場して、良いパフォーマンスを見せた。ブライトンに2-0で勝った。彼はいつも通りゴールを決めていた。残念ながら大会優勝はできなかったが、強豪が多かった。準決勝まで進み、今は戻ってきている。今季、プレミアリーグで“自分の本職がウイングだ”と言える選手で100分以上プレーしたのは、モーとコーディ(・ガクポ)だけだ。他にもフリンポンやヴィルツのようにウイングで良いプレーをする選手はいるが、彼らに“本職は?”と聞けば、別のポジションを挙げるだろう。だからこそ、モーが戻ってきたのは大きい。彼が不在の間、我々は多くのチャンスを作りながら、決め切れない場面があった。彼はCLで45ゴールを決めている。その次が5ゴールのファン・ダイクだ。あのレベルに戻ってくれれば、明日それを見せてくれるだろう。」

■ ソボスライの得点力について

「彼は中盤でプレーすれば、最高レベルの選手の一人だ。今季はウイングやフルバックでも使わざるを得なかったが、それは人員事情のためだ。彼はここ2年半で素晴らしい時間を過ごしてきた。PKを外さなければ、今週末ももう1点取れていた。22、23本蹴って2度目の失敗だったと思う。今季は不思議なことが続いている。イサクが調子に乗りそうになるとケガをする。アーセナル戦で良い試合をした直後にブラッドリーが大ケガをする。フラム戦で勝ったと思えば追いつかれる。リーズ戦でも同じだ。だがこのチームは、困難な状況でも何度も立ち直ってきた。今季も数多くの逆境があったが、ほとんどの試合で我々は圧倒されていない。このメンタリティは称賛に値する。ソボスライもその一人だ。」

■ サラーとの関係について改めて

「もう答えた通りだ。一度だけ彼を使わない決断をしたことはあるが、それ以外は常にメンバーだった。復帰してすぐにスカッド入りし、明日の試合にも帯同している。もし“問題がある”と思うなら、明日のスタメンを見てほしい。」バーンリー戦の引き分けという“現実”を受け止めながらも、スロットは決して後ろを向かない。

彼が繰り返したのはただ一つ――

「次の試合へ。すべては、次の一戦のために」

マルセイユの熱狂の中で、この言葉が、リヴァプールの新たな物語を動かす。

参照↓

https://www.liverpoolfc.com/news/arne-slot-press-conference-marseille-challenge-salah-return-van-dijk-and-more

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