アンフィールドにとって苦しい話題が多い今季だが、その中で確かな希望となっているのが、ヒューゴ・エキティケとフロリアン・ヴィルツの関係性だ。
この夏に加入したエキティケは、ドミニク・ソボスライに次ぐ存在感を放つ活躍を見せており、今季のリヴァプールにおける最大の収穫の一人と言っていい。一方、ヴィルツもここ1か月ほどで大きく調子を上げ、2人はピッチ上で自然な“理解”を築き始めている。
Sky Sportsのインタビューで、エキティケはヴィルツについて、心からの敬意を込めてこう語った。
「もちろん、フロ(ヴィルツ)のことはずっと見ていたよ。“見ていて美しい選手”という話をするとき、彼はその一人だ。ドイツで対戦したこともあるけど、彼のプレーが好きで、ずっと見てきた。彼は“フットボールの匂いが分かる”選手なんだ。本当に、本当に素晴らしいフットボーラーだよ。僕たちは同じ“フットボールの言語”を話していると思う。それが、自然と噛み合う理由だ。僕たちは時間が必要だった。一緒にプレーして、お互いを知って、もっと強い関係を築いて、良いフットボールをするための時間がね。でも、僕たちは同じ言語を話しているし、ああいう選手と同じピッチに立てるのは本当に気持ちがいい。このまま続けて、クラブのためにたくさんのゴールやアシストを記録できればいいと思っているよ。」
この言葉が示す通り、2人の間には“感覚的な一致”がある。
バーンリー戦では、前半にヴィルツがエキティケへ決定機を演出。
さらにバーンズリー戦では、エキティケとのワンツーからヴィルツが鮮やかなゴールを決め、その直後には背番号7がエキティケの得点をお膳立てした。
そこには、かつてのスティーブン・ジェラードとフェルナンド・トーレスを彷彿とさせる雰囲気がある。
あの2人は、言葉を交わさずとも通じ合うかのように、数々の名ゴールを生み出した。
エキティケとヴィルツは、まだ始まったばかりだ。
それでも、互いを理解し、楽しみながらプレーしていることは明らかであり、リヴァプールの未来を形作る存在になる可能性を十分に秘めている。
困難な時期だからこそ、この“化学反応”は特別な意味を持つ。
エキティケの言葉が示すように――
彼らは同じフットボールの言語を話し、同じ夢へと向かって走り始めている。
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