ロリス・カリウスは、リヴァプールがアリソンを獲得することを「ニュースで」知ったという衝撃の事実、そしてドイツで“引退状態”にあった自分が再びピッチへ戻るまでの道のりを明かした。
2018年のチャンピオンズリーグ決勝。
2つの致命的なミスによってリヴァプールは敗れ、その瞬間から「カリウスは交代させられる」という空気が漂い始めた。
実際、クラブはその夏に問題を解決する。
キーウの夜から2か月後、ローマから6700万ポンドでアリソンを獲得したのだ。
しかし、この出来事はカリウスにとって完全な不意打ちだった。
彼は、自分が新シーズンもレッズの正GKとしてスタートするものだと信じていた。
現在32歳のカリウスはこう振り返っている。
「話としては、“新シーズンも俺がスタートする”というものだった。正直、かなり面食らったよ。ニュースで読んだんだからね。事前に誰からも“獲得する”なんて聞かされていなかったし、何の説明もなかった。でも、それがサッカーなんだと思う。“なぜ誰も教えてくれなかったんだ?”と聞いたら、“同じポジションの選手に、補強のたびに30人全員へ知らせるわけにはいかない”と言われた。別に遺恨があるわけじゃない。アリソンは今まで素晴らしい仕事をしてきたし、本当に素晴らしいGKだ。でも、もし最初からこの計画があったなら、もう少し早く何かしら伝えてくれてもよかったんじゃないかとは思うよ」
チャンピオンズリーグ決勝後、プレシーズンでのさらなるミスは、彼がリヴァプールの守護神であり続けるのは難しい、という現実をファンに突きつけた。
それでも、アンフィールドで行われたトリノとの親善試合では、サポーターから温かい拍手と声援を受けている。
数週間後、カリウスはベシクタシュへ2年ローンで移籍。
だが、トルコでの時間は予定より1年早く終わり、2020-21シーズンはウニオン・ベルリンで過ごすことになる。出場はわずか5試合だった。
やがてリヴァプールとの契約が満了し、カリウスは無所属となる。
提示される選択肢にも、彼の心は動かなかった。
「7か月間、何もしなかった。だから引退していたようなものだった。大げさに聞こえるかもしれないけど、心の中ではほとんど引退していた。でも、最悪の6か月じゃなかった。家族と多くの時間を過ごせたし、たくさん旅もできた。普段のルーティンではできないことを、いろいろやれたんだ。もちろん、サッカーをしたい気持ちはあった。でも、自分が100%納得できないことはやりたくなかった」
“ニュースで知った”アリソン加入。
“引退していたようなもの”だった7か月。
それでも、カリウスはもう一度、サッカーの世界に戻ってきた。
その言葉の一つ一つが、彼のキャリアが決して単純な転落ではなかったことを物語っている。
参照↓
https://www.independent.co.uk/sport/football/loris-karius-interview-liverpool-schalke-b2899623.html

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