“結果が人々の見方を変える”――スロット監督、マルセイユ戦3-0後に語った真実

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アーネ・スロット監督は、水曜夜に行われたチャンピオンズリーグ、マルセイユ戦での3-0という印象的な勝利後、チームのパフォーマンスを称賛した。

オレンジ・ヴェロドロームでリヴァプールは試合を完全に掌握。ドミニク・ソボスライのフリーキック、GKジェロニモ・ルッリのオウンゴール、そして終盤に途中出場したコーディ・ガクポのゴールで勝利を決定づけた。

試合後、スロットは記者団の前に立ち、このリーグフェーズ残り2試合のうちの重要な一戦を振り返った。

結果とパフォーマンスについて

「マルセイユと対戦するのは常にとても難しい。情熱的なファンがいて、選手の質も高い。そして、それをさらに難しくしているのが、彼らには素晴らしい監督がいるということだ。彼は常にチームに良いサッカーをさせる。我々はその点を理解したうえで準備していた。前半を見ると、3〜4回ほど非常に良い位置でボールを奪うことができたが、完全にフリーな選手を見つけることができなかった。4対3の状況が何度かあり、一度だけ正しく選手を見つけたが、ほんのわずかにオフサイドだった。ボールを持っている時、我々は“コントロール”できていたと思う。もっとも、この言葉は最近何度か誤解されているので使わない方がいいかもしれないがね。それでも、ライン間の選手を見つけ、アタッカーを有望な位置に送り込むことができていた。2点目を取るまで少し時間がかかったが、それ以前にもチャンスはあった。今季これまでの試合と初めて違ったのは、2-0にできる大きなチャンスでポストに当てた直後、10秒後に相手にもビッグチャンスが訪れたことだ。普段なら今季はそのボールが入ってしまい、我々は文句を言っている。しかし今回はボールは外れ、我々は2-0、そして3-0とリードを広げた。パフォーマンス自体は同じだが、人々が我々をどう語るかという視点は、完全に変わってしまうんだ。」

「チームの反応を求めていたのか?」について

「もう一度言うが、バーンリーとのホームでの引き分けは、このクラブの基準ではない。ただし、バーンリー戦では今夜よりも3〜4倍のチャンスを作った。それでも1点しか取れず、今夜は3点取った。今夜も、実はかなり多くのチャンスを作っている。アーセナル戦でも非常に良い試合をしたし、バーンリー戦も、私の意見では、そして異論はあるだろうが、非常に良い試合だった。今夜もまた非常に良い試合だったが、このような試合は全く性質が違う。こういう試合では、戦術的な規律、戦術、ゲームプラン、そのすべてが重要になる。ローブロックを敷く相手の場合、ビルドアップについてミーティングで指示する必要はない。なぜなら、すでにゴールから25ヤード以内でボールを持っているからだ。ペップ(グアルディオラ)も昨日言っていたが、私も今季すでに15回は言っている。“ローブロック相手では1対1を支配することが重要だ”と。彼が言うと、より重みを持って受け取られるのかもしれないね。」

モハメド・サラーの復帰とパフォーマンスについて

「彼は長い間ここにいるから、チームメイトも我々のやり方も理解している。1か月間、別のチームで過ごしていたにもかかわらず、今日90分プレーできるほどフィットしていたというのは、彼がどれほどプロフェッショナルかを物語っている。ガクポからの良いボールでゴールに近づいた。普段なら彼は決めている場面だが、今夜は入らなかった。それでも我々は3点を取ったので問題ではない。全体として、私は多くの個人が非常に良いパフォーマンスを見せたと感じている。アーセナル戦でも、バーンリー戦でも、そして今夜もそうだ。その中で一人、特に取り上げたいのがジョー・ゴメスだ。彼はここ1年半あまり、あまりプレーしていなかった。ケガの時期もあれば、フィットしていても私が起用しなかった時期もある。出場したのは主にカラバオカップやFAカップだった。今夜、彼は3-0の勝利において重要な役割を果たし、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。」

チャンピオンズリーグ・プレーオフ回避の重要性について

「それはシーズン当初から極めて重要だった。過去13試合で、我々がビハインドだった時間はわずか54分しかない。何度もリードを奪ってきたが、長期離脱者が3人いるため、同じ選手たちを何度も使わなければならない。シーズン開始時から、我々のスカッドは一部の競争相手ほど大きくはなかった。ほぼ同じ選手たちで回している。これが直接の理由だとは思っていないが、毎回同じ選手、あるいはほとんど同じ選手が出続けると、いくつかの試合でエネルギーが切れて失点する要因になる可能性はある。人々が思っている以上に大変なんだ。もう7〜8か月シーズンを戦っているが、フィルジル(・ファン・ダイク)は3日以上休んだことがないと思う。ライアン(・フラーフェンベルフ)も同じだし、他の選手たちも同様だ。それでも彼らは常にピッチに立ち、どれだけ逆境があってもメンタリティを示し続けている。今日もチームとして非常に良いパフォーマンスだった。」

マルセイユは想定通りだったか

「試合中、我々のやり方を見て細かい部分を調整してくることは常にある。しかし、マルセイユやこの監督について分かっているのは、ゴールキック時も、オープンプレーでも、後方から一定のスタイルでボールを運びたいということだ。同時に、彼(デ・ゼルビ)が非常に優れた監督である理由も見えた。彼は我々のゲームプランに対して細かな修正を加えてきた。だからこそ、こうした試合はローブロック相手よりも、私にとってははるかに興味深い。常に鋭く、注意深く、戦術やゲームプランを調整しなければならないからだ。ローブロック相手では、戦術というよりも“どう崩すか”だけの話になる。」

「ローブロックを敷かない相手の方が楽なのか?」について

「状況による。ローブロック相手ではボールを多く持てる。そしてボールを多く持てば、普通は勝てると考えるだろう。実際、我々が作ったチャンスと与えたチャンスを比べれば、それが普通だったはずだ。しかし今季はいくつかの理由で、それを勝利に結びつけられなかった。もし私に、どちらが楽しいかと聞かれたら、マルセイユやレアル・マドリード、アトレティコ・マドリード、あるいはチャンピオンズリーグで対戦したようなチームと戦う方が楽しい。彼らは普段の試合と同じスタイルで戦ってくる。一方、プレミアリーグでは、7試合、8試合、9試合と同じスタイルで戦ってきたチームが、我々と対戦する時だけ完全にスタイルを変える。そうなると、我々はタッチラインに立ち、ただボールを保持し、何かが起きるのを願うしかなくなる。もちろん、我々はトレーニングで様々なことを行い、細部を改善しようとしている。そしてペップが昨日言ったように、ローブロック相手では“1対1を支配すること”が決定的に重要なんだ。」

この勝利は、結果が同じパフォーマンスをまったく違う物語に変えてしまうという、スロットの言葉そのものを体現する一夜となった。リヴァプールは内容を積み重ね続け、その先に結果を引き寄せている。

参照↓

https://www.liverpoolfc.com/news/arne-slot-press-conference-victory-marseille-salah-gomez-and-more

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