完全移籍の意思なし…エメリが明言 ハーヴェイ・エリオット、アストン・ヴィラでの“宙ぶらりん”な現実

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ハーヴェイ・エリオットが約3か月ぶりにピッチへ戻った。しかし、その出場は将来への追い風にはならなかった。

レンタル先のアストン・ビラを率いるウナイ・エメリは、エリオットの状況について「何も変わらない」と明言。クラブとして完全移籍で獲得する意思がないことを、改めて公の場で示した。

U-21欧州選手権で大会最優秀選手に輝き、将来を嘱望されるリヴァプールの攻撃的MFは、今夏の去就を巡る憶測の末、期限最終日にヴィラ・パークへと向かった。しかしエメリの戦術構想にフィットできず、出場機会は限られている。

週中のヨーロッパリーグ、ザルツブルク戦で久々の出番を得たが、そのパフォーマンスが評価されたにもかかわらず、起用が増える見込みはない。

その理由は極めて明確だ。

10試合出場で3500万ポンドの買い取り義務が発生する契約条項。

エメリはそれを隠さず語った。

「状況は変わらない。昨日も言った通りだ。今日は素晴らしい形でチームを助けてくれたが、我々の考えは変わらない」

さらに踏み込んでこう続ける。

「ハーヴェイの問題は、彼がレンタル選手だということ。もし試合に出場すれば、我々は買い取らなければならない。2か月前に、我々はその金額を払って契約することに納得していないと決めた。これが唯一の問題だ」

トレーニング態度やプロ意識に問題はない。それでも起用できない。エメリは「彼にも我々にも良い状況ではない」と認めつつも、「サッカーでは時に全員にとって良くない決断が必要になる」と語った。

現在のエリオットは、実力ではなく“契約条件”によって出場機会を制限されている状態にある。

さらに厄介なのは、今季すでにリヴァプールとヴィラの両方で公式戦出場しているため、他クラブへの移籍も事実上不可能だという点だ(登録期間の異なるリーグを除く)。

元ヴィラ監督ディーン・スミスはMLS移籍の可能性に言及したが、現実味は薄い。

将来有望な若き才能が、ピッチではなく契約条項に縛られている。

エリオットにとって、このレンタル期間は成長の場ではなく、耐える時間になっている。

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