アンフィールドに、忘れられない夜が刻まれた。
父親の訃報により直近3試合を欠場していたイブラヒマ・コナテが、プレミアリーグの舞台で先発復帰。チームがビハインドをひっくり返した終盤、背番号5はコップスタンドの前で値千金のゴールを叩き込み、チームメイトに抱きしめられながら涙を流した。
その表情は、勝利の歓喜だけではない。ここ2週間、彼と家族が抱えてきた深い悲しみ、そして「それでも戻ってきた」強い覚悟が、すべてにじみ出ていた。
逆転劇の先にあった、コナテの一撃
この日、リヴァプールは先制を許す苦しい展開。それでもエキティケの2得点、そしてヴィルツのフィニッシュで試合をひっくり返す。スタジアムの熱気が最高潮に達した終盤、最後の仕上げを担ったのがコナテだった。
ゴール直後、彼は感情を抑えきれなかった。仲間たちが駆け寄り、抱きしめる。アンフィールド全体が、その瞬間を見守っていた。
「言葉では言い表せない」──試合後の胸中
試合後、TNT Sportsのインタビューに応じたコナテは、率直な心境を明かしている。
「もちろん、とても嬉しい。今の気持ちは言葉では言い表せない。この2週間、僕と家族にとって本当に辛い時間だった。でもこれも人生の一部だ。受け入れるのはとても難しいけれど、そうするしかなかった。監督は『焦って戻らなくていい』と言ってくれた。でもこの状況だからこそ、チームを助けるために戻ることが大事だと思った。今日、チームとアンフィールドと共に、それができたと思う。今日の雰囲気は信じられないほど素晴らしかった。シーズン終了まで、これが必要なんだ。」
彼にとってこの復帰は、単なる試合出場ではない。家族の悲しみを抱えながらも、仲間とサポーターの元へ戻るという“決断”そのものだった。
流れを変えた一週間。次に必要なのは「継続」
この勝利は、週半ばのチャンピオンズリーグ・カラバフ戦6-0勝利に続くもの。
アルネ・スロットのチームにとって、2026年リーグ戦初の勝ち点3ともなった。
コナテは今後について、こう語る。
「1試合ずつ戦っていくしかない。多くの試合で僕たちは相手より良いチームだった。でも失点が多かったり、得点が足りなかったりした。今日はそれができた。次の試合、またその次の試合と進んでいくだけ。うまくいくことを願っている。」
アンフィールドが示したもの
この夜のアンフィールドは、ただのスタジアムではなかった。
悲しみを抱えた一人の選手を、チームとサポーターが全力で包み込む場所だった。
そしてコナテの涙のゴールは、リヴァプールにとって単なる「4点目」ではない。
コナテにとっても、リバプールにとっても、非常に重要なゴールだった。
参照↓
https://www.liverpoolfc.com/news/im-very-happy-ibrahima-konate-emotional-goal-against-newcastle

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