シーズン中盤を経て、リヴァプールの内部ではさまざまな動きや判断があったことが明らかになっている。
ハーヴェイ・エリオットの復帰に関する事情、クルティス・ジョーンズの移籍交渉の舞台裏、若手起用の判断、そしてアルネ・スロット体制の評価――。
複数の関係者の情報から、現在のリヴァプールの状況が見えてくる。
エリオットは1月の早期復帰を望んでいた(Greegg Evans)
ハーヴェイ・エリオットに近い関係者によれば、本人は1月の時点でアンフィールドへの早期復帰を望んでいたという。
しかし、レンタル契約を途中で打ち切るにはアストン・ヴィラが違約金を支払う必要があり、ヴィラ側はそれを受け入れる意思がなかった。
また、リヴァプールもその費用を免除する考えはなく、復帰は実現しなかった。
チームは苦しい時期を乗り越えつつある(Ian Doyle)
シーズン中、リーダーシップやメンタリティの面で大きな懸念が生まれたのは、ノッティンガム・フォレスト戦とPSV戦の敗戦だったとされる。
いずれも内容が非常に悪く、チーム状態への不安が強まった試合だった。
しかし、その後リヴァプールは全コンペティションで16試合中1敗のみと成績を持ち直しており、チームが再び粘り強さを取り戻しつつあることが示されている。
ングモハの起用が限定的だった理由(Ian Doyle)
若手のリオ・ングモハについては、もしチームがもっと余裕を持って勝つ試合が多ければ、より多くの出場機会を得ていた可能性が高いと見られている。
ただし、秋の苦しい時期に若手を過度なプレッシャーの中に送り出すことには、首脳陣は慎重だった。
これは結果だけでなく、選手の育成を考慮した判断でもあった。
スロット解任の可能性は現時点でなし(Ian Doyle)
また、アルネ・スロットの立場については、現時点で解任の危険性があるという見方は出ていない。
そのため、後任候補として名前が挙がることのあるシャビ・アロンソに接触する理由もない状況だという。
ジョーンズ移籍はクラブ側が提案していた(Gazzetta)
クルティス・ジョーンズを巡っては、興味深い事実も明らかになっている。
インテルへの移籍話は、もともとリヴァプール側から持ちかけられたもので、インテルは選手本人との合意に達していたという。
しかし最終的にリヴァプールは交渉から撤退。
契約が2027年まで残っていることに加え、シーズン途中で戦力を弱める可能性があるという判断が、その理由とされている。
シーズンが進むにつれて、ピッチの外でも多くの判断が下されている。
レンタル、若手起用、移籍交渉、監督の評価。
そのすべてが、クラブの現在と未来に直結するものだ。
苦しい時期を乗り越えつつあるリヴァプール。
その裏側では、結果だけでは見えない現実的な決断が積み重ねられている。
そして最終的に、それらすべての評価を決めるのは――やはりピッチの結果になる。
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