スロット「怒りと失望がある」――シティ戦逆転負け後に語った判定への不満と“まだ足りない”という現実

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アンフィールドで行われたマンチェスター・シティ戦。

リヴァプールはドミニク・ソボスライの見事なフリーキックで先制しながらも、終盤に失点を重ね、1-2の逆転負けを喫した。

試合後、アルネ・スロットは記者会見に出席し、試合の流れ、判定への見解、そしてチームの現状について率直に語った。

そこにあったのは、悔しさと手応え、そして「まだ完成していない」という冷静な自己分析だった。

試合終盤についての振り返り

「怒りの感情もあるし、もちろん失望もある。前半はシティの方が良いチームだった。最初の1分のハーランドのチャンスを除けば決定機は多くなかったが、彼らの方がボールを簡単に動かしていた。しかし、3〜4か月前と比べれば、私たちがどれだけ改善しているかは誰の目にも明らかだったと思う。後半は基準が上がった。特にインテンシティの面でね。ピッチのあらゆる場所でプレスをかけていたし、ここ3〜4か月での最大の改善は、チーム全体がオフ・ザ・ボールで高いレベルを発揮できるようになったことだ。ボール保持においてイングランドでも最高、あるいは最高の一つと言えるチームを相手に、あれだけ良い守備ができたのは大きな改善だ。素晴らしい後半だった。本当は1-0以上を期待していたが、そうならず、そして2失点してしまった。」

シェルキのゴール取り消しの判定について

「あなたに『この判定をどう思うか』と聞かれた時、どの判定のことを言っているのかと思った。シティ戦で取り消されたゴールのことか?私たちのヘディングのことか?アウェーで彼らが得たPKのことか?後半のモハメド・サラーへの明らかなレッドカード級のプレーのことか?それとも今回の判定か?この2試合だけでも、どちらに転んでもおかしくない50-50の判定がいくつあったか、リヴァプールを追っている人なら分かるはずだ。私は、好きではないが、主審がルールブックに従ったことは受け入れられる。最後の場面でドミニクがハーランドのユニフォームを引っ張ったのは明らかで、彼はゴールに向かっていた。だからレッドカードだ。サンダーランドの監督はその判定を喜んでいるだろう。ルールはルールだ。しかし、もしルールに従うなら、マーク・グエイがモハメド・サラーのユニフォームを引っ張った場面も同じように扱われるべきだった。サラーは8年間、あの形ならほぼ毎回得点している選手だ。少し大げさに言えば100回中100回決めるような場面だ。それがレッドカードにならなかったことの方が、私のフラストレーションは大きい。ドミニクのレッドカード自体は受け入れられる。サッカーを愛する人なら『そのままゴールを認めればいい』と言うかもしれないが、ルールを守ることが求められている。」

アリソンのファウルで与えられたPKについて

「もし逆の立場なら、私はPKを求めていたと思う。与えられたかどうかは分からないが。接触があったのは間違いないし、ボールがプレー可能ではなかったのも事実だ。アリソンがファウルをした時点で、ヌネスはもうボールに触れられなかった。私にとっては明確な判定だ。ただ、私はむしろサラーへのホールディングについて話したい。あれは非常に明白だったからだ。もし主審がPKを与えなかった場合、VARが介入したのかどうかは分からない。それは永遠に分からないことだ。だが、私の最大の不満は0-0の場面でのサラーへのユニフォームの引っ張りだ。明らかで、GKと1対1になる場面だった。」

プレミアリーグで終盤に失点が続く理由について

「毎回違う形の失点だ。2点目を取られる直前、カーティス・ジョーンズが非常に良い位置でボールを持った。モハメド・サラーが裏へ抜けていて、カーティスはボールを扱うのが本当に上手い選手だから、10回中8回は通していたかもしれない。しかしグエイが素晴らしいインターセプトをした。彼らにとって素晴らしい補強だ。あの瞬間が、このレベルのチーム同士のわずかな差だ。私は何度も言っているが、次のステップは、ああいう1本のパスや判定に頼らないことだ。3〜4か月前と比べれば大きく改善しているが、その改善が順位表にはまだ表れていない。そして順位表こそが最も重要な現実だ。」

フリンポンやゴメスの復帰について

「ジェレミーは間違いなく無理だ。負傷した時点で数週間かかると分かっていた。正直に言えば、ジョーも戻らないと思うが、分からない。ただ3週間離脱して戻ってきた選手をすぐ使うか?あなたなら使わないと言うだろうが、決断するのは私だ。他にもそのポジションでプレーできる選手はいる。ドミニクはそのポジションでとても良い試合をしたが、水曜日は出場停止だ。」

ハーフタイムの修正について

「オフ・ザ・ボールのやり方はそれほど変えていない。前半もハイプレスでボールを奪えそうな場面はあったが、実際には奪えなかった。同じエネルギーを出し続ければ、両チームとも疲れてくる。疲れればパスの質も落ちる。その流れで勢いが生まれ、ファンが後押しし、エネルギーが生まれる。後半に見られたのは、選手たちの非常に良いフィジカルとメンタルのパフォーマンスだった。」

敗戦の直後でも、スロットの言葉から感じられたのは悲観ではなく、確かな変化への手応えだった。

数か月前と比べれば、チームは確実に前進している――それは指揮官自身も認めている。

しかしプレミアリーグでは、改善だけでは足りない。

結果がすべてであり、順位表こそが現実を映す。

リヴァプールは今、その現実と向き合いながら進んでいる。

次の試合で示すべきものは明確だ。

進歩を、結果へと変えること――それが求められている。

参照↓

https://www.liverpoolfc.com/news/arne-slot-press-conference-verdict-liverpool-1-2-manchester-city

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