こちらの投稿は上記の記事を引用しています。
ニューカッスル戦(月曜夜)に向けて期待することについて
「ニューカッスルに行けば何を期待すべきかは分かっている。昨季3回対戦して、そのうち2回は彼らの強度がうちを上回っていた。特にアウェー戦の最初の60分は非常に強度が高く、彼らがリードするにふさわしかった。リーグカップ決勝でも彼らのほうが強度が高かった。だからセント・ジェームズ・パークで戦うときに彼らが強度を出すために何か特別なものが必要だとは思わない。強度だけでなく、非常に良いチームだし、ファイトもできるし、ボール扱いに優れた選手もいる。リーグでもトップクラスのチームで、シーズンの中でも最も難しいアウェー戦の一つだ。しかも“ナイトゲーム”という条件が加わるとなおさらだ。」
ライアン・フラーフェンベルフ復帰の重要性について
「非常に大きい。少なくとも昨季と同じパフォーマンスができれば、チームを大きく助けてくれるだろう。ボーンマス戦の2失点目を見れば、相手が18ヤードボックスの端から端まで自由に展開できてしまった。あの場面ではファン・ダイクとイブラヒマ(コナテ)が戻らざるを得なかったから、4対2になってしまったんだ。昨季のプレーを振り返ると、あの位置には必ずライアンがいた。彼が不在で、攻撃的な選手を置いていたことで痛い失点につながった。こうしたカウンター対応で彼がいないことはこれまでも何度かあった。だから彼が通常のレベルで戻ってきてくれるのは、間違いなく大きな助けになる。」
試合間の十分なトレーニング時間について
「有効だと思う。ただし、良いプレシーズンを過ごせていた。昨季は2週間しかなかったが、今季は6週間取れた。多くの主力と過ごせた時間も十分あった。だからボーンマス戦のデータや走行距離を見ても、週末で最も強度の高い試合になっていた。これは試合に必要なフィットネスを得られている証拠だ。もちろんプレシーズンではメンバーを入れ替えて連携を見てきたし、ビルバオ戦では非常に良かったし、パレスやボーンマス戦でも悪くはなかった。」
今季の交代采配について
「ほとんどはコンディション管理によるものだ。ウーゴ・エキティケはブンデスリーガからプレミアにステップアップする中でプレシーズンの一部を欠いたから、フィットネスを維持させる必要がある。同様にマク・アリスターもまだトップレベルではなかったが試合勘を取り戻す必要があった。だからボーンマス戦で先発させたが、途中で交代させた。ジェレミー・フリンポンも別のリーグから来た選手だ。ファンや解説者からすれば『勝たなきゃいけない』と思うだろうが、シーズン全体を見据えて選手をフィットさせる必要がある。幸い、ベンチには先発に劣らない選手がいるので、スカッドを活用すべきなんだ。交代後に失点しているのは偶然だと思っているが、時間が経てば正しいかどうか分かるだろう。逆に、交代後にキエーザとサラーが決めていることも忘れてはいけない。」
ニューカッスルについて
「彼らが問題を抱えているとは思わない。開幕のアストン・ヴィラ戦は良い内容だったし、結果以上のものを得られる試合だったと思う。難しいのは選手層の厚さだ。ファンや雰囲気がすごいのはもちろんだが、それを可能にしているのは選手たちの質だ。昨季の夜の試合を思い出すが、あの雰囲気は素晴らしかったし今回も同じだろう。結局、雰囲気を作るのは選手の強度と質だ。スタジアムの後押しはホームチームにとって大きな力になる。アンフィールドの最後15〜20分で2点を奪えたのも偶然ではなく、ファンの後押しがあったからだ。だが、ファンだけでは勝てない。注意すべきは彼らの中盤、最終ライン、前線だ。イサクが出ない可能性はあると報じられているが、それでもゴードン、エランガ、バーンズがいて、マーフィーも控えている。これがプレミアリーグであり、ニューカッスルもオプションが豊富だ。」
ボーンマス戦後の批判について
「僕らが設定した基準が高いからこそだと思うし、確かに一部でオープンすぎた。1失点目は不運なロストから3対3になったが、2失点目は完全にオープンすぎた。3人の中盤が全員ボックス内にいたのは明らかにリスクだ。そこは同意する。ただ、3-2の勝ち越し点はカーティス・ジョーンズがボックスに入ったからこそ生まれた。だからそれも僕らのスタイルだ。大事なのは“開きすぎないバランス”を見つけること。そのバランスはライアンが戻れば改善されるはずだ。ただし、僕やチームを評価するなら次はニューカッスルとアーセナル戦だ。ボーンマスより上位に来るであろうチームで、難易度は高い。だがマッカ(マクアリスター)が戻り、ライアンが本来の位置にいれば、カウンター対応はもっと良くなると期待している。実際に試合を2度見返したが、失点以外では多くのカウンターを許していない。だがホームで2失点は多すぎるし、やはりオープンすぎたのは事実だ。」
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