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マクアリスターが語るクロップ退任発表の日とモハメド・サラーという男

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https://www.theplayerstribune.com/alexis-mac-allister-premier-league-liverpool-soccer-argentina

こちらの投稿は上記の記事を引用しています。

あれは完全に衝撃でした。クラブの誰かから「すごく早い時間にミーティングがある」とメッセージが来たんです。そんなことは一度もなかったから、何かおかしいと感じました。ロッカールームに入ると、モーの隣に座っていました。

僕「何が起きてるんだ?」

モー「監督が辞めるらしい」

僕「まさか。冗談だろ?」

ジョークだと思いました。ユルゲンはフットボールに取り憑かれているような人です。彼はこのスポーツを心から愛しているから、理由は病気か何かだろうと思って心配しました。でも彼は、ただ疲れ切っていて休養が必要だと説明しました。

今では完全に理解できます。このレベルでのプレッシャーはものすごい。ペップ・グアルディオラがプレミアリーグについて言っていたことに僕も同意します。僕にとっては世界で一番獲るのが難しいトロフィーです。チャンピオンズリーグよりも。プレミアリーグは9か月にわたる戦い。精神的にも、肉体的にも、感情的にも……殺人的です。モーを見れば分かります。彼がどれだけ自分を追い込み、このリーグの頂点に立ち続けているか、想像もできないでしょう。

モーは面白い男です。数週間、僕は彼より早くジムに行こうとしましたが、不可能でした。いつもすでに汗だくでトレーニングしているんです。

ある日僕が聞きました。

「モー……いつ寝てるんだ?」

モー「7時間以上寝ると疲れるんだ。好きじゃない。」

ハハハ。

「疲れる?」

「そう、寝すぎは良くない。6時間半で十分だよ。」

彼は1時間トレーニングした後でも、「モー、もう終わり?食事に行こう」って言うと、

「いや、まだ腹筋しかやってない。ここから本格的なトレーニングだ」って。

僕が来たばかりの頃は張り合ってみました。31歳の彼に対して24歳の僕。腹筋勝負だ!と思ったんです。

……3回挑戦してギブアップしました。翌朝起きると体中が痛くてベッドから起き上がれないくらいでした。ハハハ。

モーはリバプール全員の基準を作る存在です。僕が見てきた中で最高のプロフェッショナル。モンスターです。

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