こちらの投稿は上記の記事を引用しています。
誕生日に勝利したことについて
「チャンピオンズリーグの夜に誕生日を迎えるのは2年連続で、そして2年連続で選手たちが素晴らしいプレゼントをくれた。どちらも勝利できたからね。来年は友人や家族と誕生日を祝わせてくれないか、UEFAに頼みたいくらいだよ!(笑)またしてもアンフィールドでの素晴らしい夜になった。これこそが新しいフォーマットの狙いなんだろう、最初の試合から準々決勝や準決勝、ベスト16でもおかしくないような試合になる。今日はまさにそんな試合だった。僕たちは非常に良いプレーをし、多くの決定機を作り出したが、相手はアトレティコのような“メンタリティチーム”。彼らは常に試合に戻ってくる方法を見つける。そして実際そうした。ただ良いことに、我々も同じメンタリティを持っている。」
2点差を追いつかれたことと再び決勝点を奪ったこと、どちらを強く感じているか
「今この瞬間では、後者かもしれないね。ただ、この試合はリバプールファンだけでなく、世界中のフットボールファンにとっても素晴らしい試合だったと思う。僕たちの仕事の一つは『見ている人が楽しめる試合をすること』であり、今日はまさにそれを実現した。ただ、この試合は最後の決勝点まで持ち込む必要はなかったとも思う。アトレティコはメンタルが強いので簡単には倒せないが、3点目を取れる場面はいくつもあった。バーンリーやアーセナル、ニューカッスル戦と違って、今夜はより多くのチャンスを作れていたからね。」
イサクのパフォーマンスと次のマージーサイドダービーについて
「60分間あれほど動けるとは正直ポジティブな驚きだった。これは20歳の選手を他リーグから獲得するのと、25〜26歳でこのリーグに慣れている選手を獲得するのとの違いかもしれない。彼はたった2週間の練習しかしていないが、すでに数多くの試合経験があるから60分は問題なかったのだろう。彼のクオリティには驚かない、誰でも分かることだから。ただ、選手がエキティケのように良いスタートを切る姿を見るのは嬉しい。今回は60分間だけ、ここから積み上げていく必要がある。土曜のダービーで90分はプレーしないだろう。」
チームの“土壇場勝負強さ”について
「100%確信できるわけではないが、我々は非常にフィットしているので、最後にもうひと踏ん張りできる。もちろん、毎試合アディショナルタイムに頼る必要はない。2-0にした後に3点目を決めてしまえば、終盤の決勝点は不要になる試合も出てくるだろう。逆に最後まで追い求めても決められない試合もあるかもしれない。ただ一つ言えるのは、決められなくても最後までプッシュし続けるということだ。それがこのチームのメンタリティ。ただメンタリティだけではなく、我々がここ数週間準備してきたフィットネス、そして選手個々のクオリティも重要だ。ショボスライのクロス、ファン・ダイクのヘディングはメンタルや体力だけでなく、純粋な質の高さがあってこそだ。」
改善できる点について
「プレミアリーグやカップ戦、チャンピオンズリーグで戦うにはメンタリティとフィットネスが必要だが、それに加えてクオリティも必要だ。今日もその両方を見せられた。ただ、正直言うと最後の決勝点よりも前半にヴィルツとアレックスが絡んでフリンポンが決めかけた場面や、後半のドミニクとフロー、モーの連携からポストを叩いた場面など、ああいった素晴らしい攻撃について語られた方が嬉しかった。世間はまた『土壇場の決勝点』を強調するだろうが、僕にとってはこれまでの試合とは違ったゲームだった。良い点は多く見られたが、一方で2点差を追いつかれたことも事実。ボーンマス戦のようなカウンターからではなかったが、やはり2点差を守り切れなかったのは改善すべき点だ。」
フロリアン・ヴィルツのパフォーマンスについて
「彼は何度も得点に近づき、アシストにもつながりそうな場面を作った。おそらく今日は彼が最も多くチャンスを生み出した選手だったと思う。彼自身もどんどんフィットし、我々のプレースタイルに順応してきている。初めて国外に出てきた22歳だから時間がかかるのは当然だ。僕自身も昨年初めて国外で働き始めたが、最初の数か月は生活すべてが変わり、とてもエネルギーを使う。レバークーゼンでは3-4-3、我々は4-3-3なので、ボールを持っていない時や守備でも多くを要求している。だが彼は順応し続けており、どんどん成長している。それこそがクオリティある選手の姿だ。今日はすでに素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたと思うし、今後さらに良くなっていくだろう。」
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