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アルネ・スロット記者会見:イサクのコンディション、エキティケ、クリスタル・パレス遠征など

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https://www.liverpoolfc.com/news/arne-slot-press-conference-isak-fitness-ekitike-crystal-palace-trip-and-more

こちらの投稿は上記の記事を引用しています。

ーイサクがパレス戦で先発できるかについて

「またプレーできる状態にはある。だけど、90分フル出場は ― 試合のスピードや強度にもよるが ― まだ少し無理があると思う。それに短期的なことだけでなく、長期的な視点でも考えなければならない。たとえば無理に90分やらせてしまうと、余計な一撃で逆に悪化させてしまう可能性もある。だから今の段階で90分起用するのは賢明ではないと思っている。ただ、彼は今や事実上プレシーズンを積んでいるようなものだから、通常なら2~3週間で選手は60分から70分をこなせるようになる。クラブによってはそこから90分に持っていくところもあるが、我々のやり方では基本的にまず60~70分という段階を踏んでいく。」

ーエキティケの退場について

「規律という言葉が“話をした”という意味なら、それはした。でもそれは本当の意味での懲戒処分とは違う。規律処分というのは罰金などのことを指すが、彼には科していない。あれは彼自身すぐに“賢くなかった”と認めたことだ。すぐにチームメイトに謝罪もした。彼はまだ若い。年齢に関係なく選手は誰でもミスを犯すものだし、彼もそのひとつをやってしまっただけだ。ただ、このクラブではミスをしたからといって即座に罰金や厳罰になるわけではない。誰でも間違えるものだから。彼は本当に素晴らしい人間だ。スタッフ全員に『温かくて礼儀正しい人トップ3を挙げてほしい』と言ったら、きっと全員のリストに入るだろう。そういう人物であっても、ミスはしてしまう。だから“賢くなかった”のは事実だが、火曜の試合では致命的ではなかった。ただ、明日の試合には少し響くかもしれない。ポジティブなのは、今フェデリコ・キエーザが良い状態を見せていること。だから明日は彼がベンチ入りし、出場機会を得られるかもしれない。」

ークリスタル・パレスの最大の脅威について

「規律だ。彼らは守備で非常に規律正しく、フィールドプレーヤー10人とGKが一丸となって相手に得点させないように全力を尽くしている。コミュニティ・シールドの時も見ただろう。我々が押し込んでいる時間帯でも、彼らは自陣で非常に落ち着いて規律を保っていた。サウサンプトン戦でも同じように、相手が規律をもってブロックを敷くと突破するのがいかに難しいかを経験した。それに加えて、プレミアリーグのクラブすべてに言えることだが、個々の能力に優れた選手を抱えている。パレスの場合、マテタやサール(先週は不在だったが今週は出てくるかもしれない)は大きな脅威だ。中盤の選手たちもプレーをよく理解しているし、センターバックやウイングバックも良い選手が揃っている。だから良いチームだと思う。ただ、プレミアのどのチームも同じくらいの力を持っている。その中でも彼らの際立った特徴は規律と守備の働きだ。」

ーシーズン序盤のリバプールの成績に驚いているかについて

「“驚き”という言葉は少し強すぎるかもしれない。ただ、もし開幕からニューカッスル戦(アウェイ)、アーセナル戦(ホーム)といった難しい試合を終えて、ここまで勝ち点を最大限取れていると聞かされていたら、間違いなくサインしていただろう。だから当然、非常に満足している。ただ試合内容を見れば、ほとんどが僅差だったのも事実だ。運もあったかもしれない。ただ私はさっきパレスのハードワークについて話したが、我々も信じられないほどハードワークしている。だからもし運だと言うなら、それを引き寄せるだけの働きをしているからこそだと思う。不当な勝利を奪ったわけではない。引き分けが妥当だった試合もあったかもしれない。でもこのスケジュールで勝ち点を最大限取れていることには大いに満足している。」

ーリオ・ングモハのプロ契約について

「リバプールで若手としてプレーすることの良さは、常に自分より上の選手と一緒にやれることだ。これは地に足をつけさせ、まだ成長の余地があることを自覚させてくれる。もしレベルの低いクラブにいて、リオのような力を持っていれば、すぐにチームのトップ選手のひとりになってしまうかもしれない。それが逆に浮ついた状況につながることもある。でもここではその心配はない。まず彼自身が常に成長を望むタイプだから。そして、もしガクポやサラー、キエーザといった選手たちと日常的にトレーニングし、競い合えば、彼はまだ上に行かなければならないと感じるだろう。そしてもしそのレベルに到達したら、今度は彼らのように常に同じレベルを維持することが課題になる。これが最も難しい部分だ。本当に良い選手になることは多くの選手に可能かもしれないが、“常に本当に良い選手”であり続けること ― それがトッププレーヤーを際立たせる理由だ。」

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