クリスティアン・ベンテケ
「クロップが来たとき、彼にとって起用できる選手を考えれば、僕は第一候補ではなかった。彼のやりたいサッカーを考えれば、僕よりも面白い選手がいたのかもしれない。でも僕は子どもじゃない。泣いたり、不平を言ったりはしなかった。もちろん試合に出たかったし、フラストレーションはあったけどね。負け犬の状況に甘んじるわけにはいかない。だから解決策を探して、幸せになる努力をした。その答えがクリスタル・パレスに行くことだったし、今は幸せだよ。」
クロップ政権下では、ベンテケにとって不穏な兆候もあった。2016年3月、サウサンプトン戦で3-2と敗れた試合で決定機を逃した後、激しいリアクションを見せたベンテケに対し、クロップは「少し言葉を交わしただけだ」と強調したのだ。
そのシーズン終盤、ベンテケ自身はまだアンフィールドでの未来を信じていた。
「1月には出て行きたくなかったし、リバプールで成功することが僕の願いだった。シーズンが終わればわかるだろう」と当時語っていた。
後にクロップがベンテケの退団について軽く冗談めかしたコメントを残したが、ベンテケはリバプール時代を振り返り、クロップがドルトムント時代に自分の獲得を試みていたことを明かした。それだけに、リバプールで冷遇されたことへの困惑は大きかったという。
「何人かのチームメイトは『クロップが来たから君はチャンスを得られる』と言っていた。監督がドルトムントに連れて行きたいと言っていたのに、少し後に同じクラブで僕を無視するなんて理解しがたいことだった。」
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