スロットが断言「これは“今日の問題じゃない”」…リヴァプールを苦しめる“決定力×終盤失点”の致命的構造

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またしても、同じ結末だった。

トッテナム戦で先制しながら、試合終了間際に追いつかれたリヴァプール。

試合後、アルネ・スロットはこの結果を単なる一試合の問題として片付けなかった。

「我々は自分たちを助けていない」――その言葉が示すのは、今季を通して続く“構造的な欠陥”だ。

■試合結果とパフォーマンスについて

「試合の大部分で我々が上回っていた中で、2点目を取らなければならない場面だったと思う。実際にそのチャンスは何度もあった。ただ、試合終盤の15〜20分は五分五分の展開になり、どちらが決めるかという流れだった。彼らのチャンスはほとんど同じ形だった。ロングボール、セカンドボールの回収、そこからの攻撃だ。4〜5回そういう場面があった。我々も多くのセカンドボールを回収してカウンターに繋げることができた。4対3や3対2の状況も多く作った。ただ、我々の選手の質を考えれば、そういった場面からもっと決定的なチャンスを作るか、決めるべきだったが、それができなかった。そして最後の1分で失点し、取り返す時間は残されていなかった。」

■CL出場権争いへの影響について

「もちろんダメージは大きい。ただ、これが今シーズン何度目の“ダメージ”かという話でもある。我々は自分たちで自分たちを助けていない。今シーズンはxGやチャンス数で上回る試合が多いのに、それに見合う得点を取れていない。通常プレミアリーグでは、多くのチームがxGを上回る結果を出すが、我々はそうなっていない。その結果、試合は最後まで拮抗し、クリーンシートも少ない。上位に行くために必要なクリーンシート数には届いていない。これは勝ち点を積み上げる上で非常に悪い組み合わせだ。」

■試合後のファンの反応について

「ファンがフラストレーションを感じるのは当然だと思う。何度も同じことが起きている。ホームで勝ち点を取り切れず、終盤に失点している。だからこそ、このフラストレーションを水曜日にぶつけて、大きなパフォーマンスを見せなければならない。我々もフラストレーションを感じているのは明らかだ。それをピッチで示すのは我々の責任だし、ファンはシーズンを通して支えてくれている。だから試合後にフラストレーションを感じるのは完全に理解できる。」

■決定力不足について

「“今日だけ”という言い方はやめてほしいね。シーズンを通して決定力が足りていない。理由は?選手の質ではない。それは断言できる。我々には素晴らしいアタッカーが揃っていて、キャリアを通して多くのゴールを決めてきた選手たちだ。ただ問題はゴールを決められないことだけではない。もし2点目、3点目を取れないなら、失点しないようにしなければならない。しかし我々はそれもできていない。それでも、選手の質を考えれば、チャンスを上回る得点を生む試合が必ず出てくると信じている。ただ、それが今シーズンはほとんど起きていない。」

■試合のコントロールを失う時間帯について

「2点目を取れないことが大きいと思う。2点目が入れば相手の勢いを削げるからだ。1-0のままだと、相手は交代や戦術変更でより攻撃的になり、リスクを取ってくる。それがチャンスに繋がる。実際に彼らはチャンスを作ったが、その分カウンターの隙も生まれていた。ただ、我々の失点はオープンになりすぎたからではないし、プレスが遅れたわけでもない。単純にプレスを越えられ、最終ラインへボールを入れられた形だ。試合を通してセカンドボールを回収できていた時間帯もあったが、3〜5回それができなかった場面で相手に脅威を与えてしまった。そして、リードを広げられないことで、終盤に不安を感じている部分もあると思う。それは同じことが繰り返されている以上、自然なことだし、スタジアム全体にもその感覚が広がっている。」

■終盤の戦い方を変えられるかについて

「試合の入り方と終盤は別の話だと思う。基本的には、相手より多くのチャンスを作ることが重要だ。それが勝利の確率を高める。攻撃ではチャンスを増やし、守備では相手に与えない。我々はチャンス創出の面ではシーズンを通して上回っているが、得点や失点という結果には結びついていない。終盤の対応については、いろいろ試してきた。フラム戦ではリードを守るためにジョー・ゴメスを投入したが失点した。遠藤航を起用してセカンドボールを拾う形も試した。攻撃的な交代も行ってきた。多くの方法を試したが、失点の形は毎回違う。つまり、ベンチからできることには限界もある。それでも今日も終盤に大きなチャンスがあったが決めきれなかった。ただ、この状況がずっと続くとは思っていない。」

チャンスは作れている。だが決めきれない。

守り切るべき場面で、守り切れない。

この“噛み合わなさ”こそが、今のリヴァプールのすべてだ。

スロットは「この状況は続かない」と語った。

だが、それを証明できる時間は、もう多くは残されていない。

参照↓

https://www.liverpoolfc.com/news/press-conference-arne-slots-assessment-liverpool-1-1-tottenham-hotspur

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