パリでの第1戦、リヴァプールはパリ・サンジェルマンに0-2で敗れた。
内容でも相手に上回られ、“完敗”と呼ぶべき一戦。
アルネ・スロットも試合後、「PSGがはるかに良いチームだった」と率直に認めた。
それでも、この戦いはまだ終わっていない。
アンフィールドでの第2戦――
リヴァプールには、歴史的に何度も逆境を覆してきた“特別な場所”が残されている。
第2戦に向けた可能性について
「おそらく昨季の経験と、このクラブの歴史を振り返るのが一番だと思う。アンフィールドがどれだけパフォーマンスに影響を与えるかは分かっている。昨季ここでは完全に圧倒されたが、それでも自分たちは1-0で勝った。それは信じられない結果だった。今日は明らかにPSGの方が上で、2点以上取られていてもおかしくなかった。それでも選手たちは最後まで戦い続けたし、ほぼすべてのシュートに対して人数をかけて守れていた。なぜなら、戻らなければ、走らなければ、シティと同じように彼らは簡単にダメージを与えてくるからだ。昨季アンフィールドでは全く違う試合ができた。10分で2-0にできた可能性もあった。だからこそ、第2戦ではより良いパフォーマンスが必要だし、ファンの力も不可欠になる。」
3バックの狙いと評価
「彼らはどこを見てもスピードがあるチームだ。ハキミやヌーノ・メンデスは特に脅威で、そこでフリンポンやケルケズを使った。彼らならハイプレスにも対応できると考えた。ただ、彼らを高い位置で捕まえに行った場面では、逆に完全に崩されることもあった。その結果、5〜6回の決定機を作られてしまった。このチームと戦う難しさがよく表れている。ローブロックでは守備人数を増やし、より強度を出した。後半にはゴメス投入でセットプレーの強さも加えた。」
サラー不出場とイサクについて
「終盤は得点よりも“耐える時間”だった。サラーには大きなクオリティがあるが、20〜25分間ずっと自陣で守る展開なら、今後の試合に備えて温存する方が良いと判断した。」
“サバイバルモード”だったか
「確かにその表現が一番近い。試合の大部分で自分たちはサバイバルモードだったし、シーズン全体としてもそういう状態にあるかもしれない。彼らのクオリティを抑えようとしたが、それは非常に難しい。ただ、それでも諦めなかったからこそ、この2試合の勝負はまだ生きている。PSGが決定機を外してくれたこともあり、まだチャンスは残っている。」
システムについて
「システムへの注目は大きいが、本質ではない。ケルケズの位置が10メートル前か後ろかで4-3-3にも5バックにも見える。重要なのはそこではなく、PSG相手にどう戦うかだ。どんな戦術でも、このスタジアムでは多くのチームが同じように苦しんできた。」
第2戦への希望
「もちろん希望はある。サッカーでは何が起こるか分からない。退場、PK、あらゆる出来事が試合を変える。そしてアンフィールドは特別な場所だ。ガラタサライ戦でもアウェイで苦しんだ後、ホームで最高の試合を見せた。今回もファンの力が必要になる。」
戦術変更について
「まず問いたいのは、PSGにボールを持たせず、チャンスを作らせなかったチームを見たことがあるか?ということだ。ほとんどの試合で同じ展開になる。まずはこの試合を振り返り、次にフラム戦に集中する。その後、アンフィールドで違う試合を見せるためのプランを考える。」
PSGの脅威について
「ハキミ、ヌーノ・メンデス、そして中盤もすべて脅威だ。中盤に寄せればウイングが1対1になるし、そこも世界トップレベル。ウイングを抑えれば裏を取られる。とにかく武器が多すぎるチームだ。それでも、自分たちは次の試合で違う姿を見せられると確信している。準備期間は短いが、アンフィールドでは昨季のような試合に近づけるはずだ。」
2点差。
簡単ではないが、不可能でもない。
スロットが語ったように、サッカーは時に“あり得ないこと”が起こるスポーツだ。
そして、その舞台がアンフィールドであるなら――
その確率は、さらに高まる。
必要なのは、より良いパフォーマンスと、
そしてスタジアム全体を包み込む圧倒的な熱量。
リヴァプールは再び、“あの夜”を生み出せるのか。
すべては、来週アンフィールドで決まる。
参照↓
https://www.liverpoolfc.com/news/arne-slot-press-conference-every-word-psg-2-0-liverpool

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