あと一歩だった。
試合を支配しかけていた。
流れも、勢いも、リヴァプールに傾き始めていた。
だがまたしても――
自分たちのミスが、すべてを壊した。
アストン・ヴィラ戦。
4失点。
崩れ落ちた終盤。
そして試合後、ジョー・ゴメスは今季の問題点を、極めて率直な言葉で語った。
「避けられるミスで、自分たちを苦しめている」と。
それは単なる一敗への悔しさではない。
今季のリヴァプールを象徴する、“繰り返される自滅”への告白だった。
試合後、『Liverpoolfc.com』でゴメスは、今季を通して続いている“自分たちで自分たちを苦しめる癖”を悔やんだ。
「本当に、その通りだと思う。今日、自分たちは大きなチャンスを自ら手放してしまった。それは理解している。今季を象徴しているよ。自分たちの手の中にあったのに、試合の重要な場面で避けられるはずのミスを犯してしまう。本来なら、あそこから流れを掴めたはずだった。結局のところ、チャンピオンズリーグ出場権はまだ自分たちの手の中にある。目標は変わっていない。だから来週、自分たちの仕事をやるしかない」
さらにゴメスは、試合の主導権を握りかけたタイミングで2失点目を許したことや、セットプレー守備の問題についても語った。
「確かに、あの時は自分たちが試合をコントロールしている感覚があった。だから余計にフラストレーションが溜まる。結局は集中力の欠如なんだ。相手がセットプレーに強いことは分かっていた。彼らは、ボックス外での動きやトリックプレーで有名なチームだ。それは理解していたし、だからこそ集中しなければいけなかった。プレミアリーグは本当に紙一重だ。だからこそ、余計に悔しい。でも、今さら落ち込んでいても仕方ない。ここで自分たちを哀れむわけにはいかない。ただ、やるべきことをやるしかない。来週、自分たちが何をしなければならないかは分かっている。ホームでブレントフォードに勝たなければいけない」
強いチームは、
相手に壊される前に、自分たちで崩れない。
だが今季のリヴァプールは違った。
集中力の欠如。
セットプレーの脆さ。
そして試合の流れを自ら手放すミス。
あと少しで掴めたはずの勝利を、
何度も、自分たち自身で失ってきた。
ジョー・ゴメスの言葉は、その現実を何よりも正確に表している。
問題は、“実力不足”だけではない。
むしろ――
勝てる試合を、自ら壊してしまうこと。
それこそが、今季のリヴァプール最大の弱点なのかもしれない。
参照↓
https://www.liverpoolfc.com/news/joe-gomez-reflects-liverpools-defeat-villa-park

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