アンドニ・イラオラが、チャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦を前に、ブラッドリー・バルコラの起用法と過密日程への考えを明かした。
パリ・サンジェルマンから加入した新たな背番号29は、イプスウィッチ戦で後半から出場し、リヴァプールデビュー。約31分間のプレーでコンディションを一段階引き上げた。
そしてイラオラは、バルコラについて「もっと長い時間プレーする準備ができている」と明言。プレシーズンで十分な実戦時間を積めなかった点には配慮しながらも、現在の状態には大きな手応えを感じている。
さらに、今季初となる1週間3試合の連戦にも言及。「これがビッグクラブというもの」と語り、アトレティコ戦を皮切りに始まる過密日程を歓迎した。
バルコラは「もっと長くプレーできる」
先週PSGから加入したバルコラは、金曜日のイプスウィッチ戦で後半から出場し、リヴァプールでの公式戦デビューを飾った。
そして水曜日には、チャンピオンズリーグのリーグフェーズ初戦として、アンフィールドでアトレティコ・マドリードを迎える。
加入後初となるアンフィールドでの出場、そして先発の可能性について問われたイラオラは、こう答えた。
「そうだね。イプスウィッチ戦では、アディショナルタイムを含めて31分くらいプレーしたと思う。もっと長い時間プレーする準備はできていると思うよ。トレーニングはかなり通常通りにこなしている。唯一の問題は、普通の選手ならプレシーズンで積んでいるはずの出場時間が、彼にはなかったことだ。そこは考慮しなければならない。でも僕には、彼は本当に良い状態に見えている。間違いなく、もっと長くプレーできると思う。何か制限がある選手という見方はしていない。普通にプレーできる選手だと思っている。ただ、コンディションを作っていくためのプレシーズンでの実戦時間が少なかった、という事情があるだけだ。イプスウィッチ戦でも非常に良いプレーをしていたと思う。だから、もっとプレーする準備はできているよ。」
先発を明言こそしなかったものの、イラオラの言葉からは、バルコラの出場時間を増やしていく準備が整いつつあることがうかがえる。
プレシーズン不足だけが慎重になる理由
バルコラはワールドカップ後、リヴァプールへ加入するまで実戦から離れていた。
それでもイラオラは、特別な調整期間が必要なほどコンディションが遅れているとは考えていない。
イプスウィッチ戦後にも、「ボールを運んだ時に脅威を感じる」と、その能力を高く評価していた。
今回の会見でも、「制限のある選手ではない」と改めて強調。
プレシーズンで積めなかった実戦時間を徐々に補いながら、ここから本格的に攻撃陣の一角として起用していく方針が見えてきた。
今季初の「1週間3試合」へ
リヴァプールはここから、今季初めて1週間で3試合を戦う。
まず水曜日にチャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリード。
その後、土曜日にはプレミアリーグでフラムをアンフィールドに迎え、さらに3日後にはカラバオカップでトッテナム・ホットスパーと対戦する。
一気に過密日程へ突入することについて、イラオラはこう語った。
「これはシーズンを通して続くチャレンジになってほしいと思っている。なぜなら、そうなれば僕たちがすべての大会で勝ち残り続けているということだからね。今回について言えば、最悪の状況ではない。前回の試合は金曜日だったから、回復のための時間は十分に取れたと思う。おそらく、より難しくなるのは次の週末だろうね。特にカラバオカップのスパーズ戦は厳しくなると思う。2日休んで試合、また2日休んで試合、という日程になるからね。でも、こういう状況には慣れなければならない。それがビッグクラブというものだから。もちろん、頭のどこかでは次の試合のことも考えなければならない部分はある。
でも僕たちにとって、明日の試合は非常に重要だ。」
「これがビッグクラブというもの」
イラオラにとって、この連戦は負担であると同時に、リヴァプールというクラブで戦う以上避けられないものでもある。
プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、国内カップ戦。
すべての大会で上を目指すのであれば、短い間隔で試合をこなすことは当然になる。
だからこそ、今夏補強したバルコラやビクトル・ムニョスをはじめ、前線をローテーションできる選手層も重要になってくる。
イラオラが以前から強調してきた「前線の選手は必ずしも90分プレーする必要はない」という考え方も、ここから本格的に生かされていくことになりそうだ。
ゴメスは復帰へ前進、遠藤航は登録外
負傷者については、ジョー・ゴメスが7月末のプレシーズンで負った筋肉系の負傷から回復に近づいており、火曜日にはAXAトレーニングセンターでの準備にも参加した。
一方、遠藤航はチャンピオンズリーグのリーグフェーズ登録メンバーに含まれていないため、アトレティコ戦では起用できない。
同じくフェデリコ・キエーザも登録外で、現在は先月負った負傷からの復帰を目指している。
コナー・ブラッドリー、ユーゴ・エキティケ、ジョヴァンニ・レオーニも引き続き長期離脱からのリハビリを続けている。
アトレティコ側では、アレクサンダー・セルロートが負傷のため遠征メンバー外。アルナウ・オルティスは出場停止となる。
バルコラにとって、イプスウィッチ戦はあくまで最初の一歩だった。
約31分間のデビューを経て、今度はアンフィールド。そして舞台はチャンピオンズリーグだ。
イラオラは、プレシーズンで十分な実戦時間を積めなかった点には慎重な姿勢を示しながらも、その状態については明確に前向きだ。
「もっと長くプレーする準備ができている」
さらにここからは、1週間3試合というビッグクラブならではの日程が始まる。
新加入の背番号29をどこまで起用するのか。そして、イラオラがこの過密日程をどうマネジメントするのか。アンフィールドで迎えるアトレティコ戦は、バルコラにとっても新生リヴァプールにとっても、欧州での新たなスタートになる。
参照↓
https://www.liverpoolfc.com/news/liverpool-v-atletico-madrid-team-news-0




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