ステファン・バイチェティッチが、5年半を過ごしたリヴァプールに別れを告げた。
月曜日に古巣セルタ・ビーゴへの完全移籍を完了した22歳のMFは、自身のSNSを通じて長文のメッセージを投稿。ファン、チームメイト、スタッフ、そして長いリハビリを支えたメディカル部門へ、心からの感謝を伝えた。
「別れのメッセージを書くことになるなんて思っていなかった。だって、僕はずっと自分がいたいと思っていた場所にいたから」
16歳でリヴァプールに加入し、トップチームデビュー、ブレイク、そして度重なる負傷を経験したバイチェティッチ。思い描いた形で物語を完結させることはできなかったかもしれない。
それでも最後に残した言葉は、クラブへの深い愛情そのものだった。
「このクラブは永遠に僕の心の中に残る。一度レッズになったなら、永遠にレッズだ」
バイチェティッチは自身のSNSを通じて、リヴァプールへの別れのメッセージを投稿した。
「親愛なるリヴァプールファンのみんなへ。
僕は、別れのメッセージを書くことになるなんて一度も考えていなかった。だって、僕はずっと自分がいたいと思っていた場所にいたから。
リヴァプールで過ごした5年間、みんなが僕に注いでくれた愛情は本当に信じられないものだった。
物事がうまくいっている時に愛情を示すのは簡単なことだと思う。でも、みんなも知っている通り、僕の場合はいつもすべてが順調だったわけではない。それでも、みんなはどんな時も僕のそばにいてくれた。この期間にみんなが僕に示してくれた愛情と信頼に応えたい。その思いをモチベーションにして、すべてのケガや困難と戦ってきた。でも残念ながら、それを十分に返すことはできなかった。人生では、時に変化が必要になる。自分自身のこと、そして家族のことを考えれば、今がその時なんだと思う。
このクラブで作った思い出は、これからも永遠に僕の中に残る。そしていつか自分の子どもたちに、『僕はイングランドで最高のクラブでプレーしていたんだ』と話せることをうれしく思う。もしすべてが違っていたら、どうなっていたのか。それを知ることは永遠にない。
でも、ここで過ごした時間は、僕を人間としても選手としても成長させてくれた。16歳でここにやって来た時の自分と、今の自分では、まったく別の人間だと思う。僕はスカウスの家族と一緒に暮らしていた。彼らは、この街とここに住む人々がどれだけ特別なのかを教えてくれた。そして僕は誇りを持って言える。これからも自分の中には、少しだけ“スカウス”の部分が残り続けると思う。だから、心の底からすべてにありがとう。僕も家族も、これからもずっとレッズだ。
U16、U18、U21、そしてトップチームまで、一緒にプレーしたすべてのチームメイトへ。
この何年間も、みんなには本当にたくさん助けてもらった。そして、生涯付き合っていける友人たちにも出会えた。みんなと一緒にプレーできたことは本当に光栄だったし、毎日が学びの連続だった。いつも僕を助けてくれて、本当にありがとう。
これまで指導してくれたスタッフや監督のみんなへ。
一人ひとりが、僕の成長を本当に大きく助けてくれた。このクラブは、本当に大きなひとつの家族だ。そして、このクラブのために働くすべての人たちがいなければ、そんな家族にはなれない。
シェフ、キッチンスタッフ、選手サポートのスタッフ、グラウンドキーパー、メディアスタッフ、キットマン、そしてクラブにある数え切れないほど多くの部署のみんな。
一人ひとりが僕たちの生活をずっと楽にしてくれているし、このクラブをこれほど大きな存在として支えている。みんなのことが本当に恋しくなると思う。
フィジオ、ドクター、メディカルスタッフのみんな。
何と言えばいいんだろう。残念ながら、僕たちは本当に長い時間を一緒に過ごすことになったね。たくさんの良い時も、苦しい時も、一緒に経験した。そして、いつだって僕のためにベストを尽くしてくれた。これからもずっと感謝しているよ。このクラブは、永遠に僕の心の中に残り続ける。
一度レッズになったなら、永遠にレッズだ。」
22試合、1ゴール。
数字だけを見れば、バイチェティッチがリヴァプールで残したものをすべて表すことはできない。
16歳でやって来た少年は、アカデミーから一気にトップチームへ駆け上がり、アンフィールドで将来を期待される存在になった。その一方で、キャリアの重要な時期に何度も負傷に阻まれた。
「もしすべてが違っていたら、どうなっていたのか」
その答えを知ることはできない。
ただ、本人が語った通り、この5年半が無駄だったわけではない。選手として、人間として成長し、リヴァプールという街とクラブを自分の一部にした。
そして今、新たな一歩を踏み出す。
「一度レッズになったなら、永遠にレッズ」――。思い描いた未来とは違っても、16歳から過ごした5年半と、アンフィールドで育んだ記憶が消えることはない。ステファン・バイチェティッチのリヴァプールでの物語は終わっても、その絆はこれからも続いていく。
参照↓
https://www.liverpoolfc.com/news/message-stefan-bajcetic-once-red-forever-red




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