リヴァプールのキャプテンは、現実から逃げなかった。
タイトル争いから脱落。
続かなかった勢い。
繰り返された失望。
今シーズンのリヴァプールを振り返り、ファン・ダイクが口にしたのは、厳しい言葉だった。
「受け入れがたいシーズンだ」
だが、その言葉は諦めではない。
むしろ、最後まで戦い抜く覚悟だった。
チャンピオンズリーグ出場権。
残り3試合。
このシーズンをどう終えるか――
その意味を、キャプテンは誰より理解している。
ファン・ダイクはマッチデープログラムのコラムで、次のように語っている。
「今季ホームでの残り試合はあと2試合だ。そして、自分たちに何が求められているかは全員分かっている。このクラブのためにプレーする以上、常に結果を出す義務がある。特にアンフィールドではなおさらだ。だから土曜日、ファンのみんなに楽しめるもの、そして叫べる瞬間を届けたいと全員が思っている。先週のオールド・トラッフォードでの敗戦は本当に悔しかった。特に、あれだけ苦労して試合を振り出しに戻した後だったからね。前半は非常に苦しかったし、自分たちの基準から大きく外れていたことも理解している。でも2-2に追いついた時、自分たちは勝てると思っていた。だから、そこから3失点目を許して何も得られなかったのは、本当に辛かった。ある意味で、それが今シーズンの物語だったと思う。良い時間帯や良い勝利はあった。でも、それを継続できなかった。本当の意味での一貫性を作れなかったんだ。それはクラブに関わる全員にとって非常にフラストレーションの溜まることだ。なぜなら、成功するチームに必要なのは“継続性”だからだ。それでも、自分たちは前へ進む。努力を続け、団結し続ける。来季チャンピオンズリーグ出場権を確保するという仕事がまだ残っている、そして、それをできるだけ早く決めたい。残り3試合。すべて勝ちたい。まずは土曜日からだ。チェルシーも自分たちと同じように、今季は苦しんでいる時期があった。でも、彼らのスカッドには多くの才能がある。先週末の敗戦の後、彼らも強いモチベーションを持って来るだろう。だから勝つためには、自分たちがベストを尽くさなければならない。繰り返すが、自分たちの目標はそれだけだ。今シーズンは非常に失望の大きいシーズンだった。自分の中では“受け入れがたい”シーズンだ。でも、自分たちを哀れむわけにはいかない。それはリヴァプールらしくない。もちろん全員がフラストレーションを感じている。それでも、シーズンを少しでもポジティブな形で終えたい。チャンピオンズリーグ出場権を確保し、この厳しいシーズンの中でも、少しでもファンのみんなに持ち帰ってもらえるものを残したい」
満足できるシーズンではなかった。
それは、選手たち自身が一番分かっている。
だが――
苦しいシーズンだったからこそ、最後の姿勢が問われる。
戦い続けるのか。
下を向くのか。
リヴァプールは、その答えを決めている。
残り3試合。
このクラブは、最後まで“リヴァプール”であり続ける。
参照↓
https://www.liverpoolfc.com/news/virgil-van-dijk-we-know-exactly-what-required-us

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