「“テン・ハグ化するのか”」キャラガーが警鐘──揺れるスロット体制と高まる“アロンソ待望論”

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リヴァプールの未来が、大きく揺れている。

プレミアリーグ優勝。
その栄光から、わずか1年。

今、アンフィールドには疑問の声が広がり始めている。

アルネ・スロットは、本当に“正しい監督”なのか。

その議論に火をつけたのが、クラブレジェンドのジェイミー・キャラガーだった。

彼が口にしたのは、非常に重い言葉。

「テン・ハグと同じ状況になることを恐れている」

それは単なる批判ではない。

“最初の成功”に縛られ、決断を遅らせる危険性への警告だった。

そしてその裏で、静かに存在感を増しているのが――
シャビ・アロンソだ。

今季のスロット体制と、ブレンダン・ロジャーズ政権最後のシーズンには、いくつか共通点がある。

素晴らしいシーズン――スロットの場合はプレミアリーグ優勝――を終えた後、大きな変化が起こり、監督自身のスタイルや原則にもブレが見え始めた。

FSG(フェンウェイ・スポーツ・グループ)は、当時ロジャーズを翌シーズン10月まで続投させた。

しかしその後、ユルゲン・クロップが就任可能になったことでロジャーズは解任された。

今回のケースは、当時よりもさらに難しい状況だと見られている。

シャビ・アロンソは、クロップほど“確実な成功候補”とは言えない。もっとも、クロップ自身も当時は成功が保証されていたわけではなかった。

ただし2015年と違い、もし10月まで待てば、後任候補が他クラブへ行ってしまう可能性もある。

元リヴァプール選手のアロンソは現在、チェルシーの監督候補としても名前が挙がっており、就任に「前向き」だと報じられている。

『Sky Sports』でキャラガーは、マンチェスター・ユナイテッドが2024年10月までテン・ハグを引っ張ったケースを引き合いに出した。

「今の時点で、スロット支持は“50-50”ですらないと思う。クラブ外の人たちは理解できないかもしれない。“この監督はリーグ優勝したし、来季もCL出場圏内に入ろうとしているじゃないか”と思っているだろう。でも、その後の落ち込みがあまりにも激しい。結果もパフォーマンスも、シーズン開幕から終盤まで本当の意味で改善が見られなかった。だから、“本当に良くなるのか?”と思ってしまう。自分が心配しているのは、テン・ハグと同じ状況になることだ。彼も最初のシーズンは良かった。もちろんリーグ優勝はしていないから、その点はスロットの方が上だ。でも2年目は本当に悪かった。それでも最初の成功を理由に監督を続投させ、結果として低迷が続いた。そして10月や11月になって、“やっぱり監督を変えないといけない”となる。リヴァプールファンの中には、今それを恐れている人もいると思う。ただ、今聞こえてくる情報を見る限り、スロットには来季もう一度チャンスが与えられるようだ」

キャラガー自身も、アロンソ招聘を支持する立場の一人だ。

そして「アロンソを逃すことは大きな損失か?」と問われると、こう答えた。

「そうなる可能性はある。自分はずっと、“シャビはいずれリヴァプールを率いる”と思っていた。ただ、チェルシーのようなライバルクラブを率いることになると、話は少し難しくなる。チェルシーからリヴァプールへ来る流れは想像しにくい。もっと先の将来ならともかく、難しくなると思う。でも彼には、自分にとってベストな選択をする必要がある。そして今、リヴァプールファンの中には、“自分たちは彼を望んでいる”と思っている人がいるはずだ。もしリヴァプールが本当に彼に興味を持っていて、監督交代を考えているという気配があれば、彼はリヴァプールを選ぶと思う」

成功の翌年こそ、本当の評価が始まる。

一時の結果なのか。
本物の土台なのか。

リヴァプールは今、その境界線に立っている。

スロットを信じて進むのか。
それとも、新しい時代へ踏み切るのか。

そして、その先にいるのがシャビ・アロンソなのか。

この夏の決断は、
数年後のリヴァプールを決めることになるかもしれない。

参照↓

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