アンフィールドを包む空気は、決して穏やかではない。
ブーイング。
失望。
そして高まり続ける監督交代論。
そんな中、アルネ・スロット自身が初めて“来季”について明確に口を開いた。
「自分が来季もリヴァプールの監督だと信じる理由は十分にある」
その言葉は、自信か。
それとも覚悟か。
どちらにせよ、ひとつだけはっきりしている。
クラブ内部では、まだ“終わっていない”ということだ。
スロットは2025-26シーズン最後のアウェイ戦を前に、自身の将来について多くの質問を受けた。
「来季もリヴァプールの監督なのか?」という問いに対し、スロットはこう答えた。
「その決定を自分一人で下すわけじゃない。でも、自分が来季もリヴァプールの監督だと信じる理由は十分にある。まず、自分はこのクラブと契約を結んでいる。そして第二に、クラブ上層部との話し合いの内容だ。それが、自分の受け止め方だ」
一方でスロットは、今季への批判が起きること自体は当然だとも認めた。
「もし最高のシーズンを送れなかったなら、特に昨季や過去の成功したシーズンと比較されれば、議論が起きるのは当然だ。昨季と比べれば、今季は間違いなく素晴らしいシーズンではなかった。だから批判が出るのも普通のことだ。そして、自分たち全員がその批判を受けている。選手も、監督も、クラブの他の人たちも、それぞれ批判を受けている。今の時代は、リーグ優勝できなければそういうものなんだ」
スロットの発言は、『GiveMeSport』のベン・ジェイコブスによる報道とも一致している。
同記者は、「リヴァプールは今夏に監督レビューを行う予定はなく、スロットは解任の危機にはない」と伝えていた。
実際、スロット自身も“クラブ上層部との話し合い”に言及しており、自身の立場に大きな不安を抱いていないことがうかがえる。
47歳の指揮官はさらにこう語っている。
「自分を批判する人たちを、自分が評価する立場ではない」
そして、今夏の補強ターゲットやクラブの計画についても、自身が議論に参加していることを明かした。
また、アルネ・スロットは「今夏の計画に自分も関わっているのか?」と問われ、こう答えた。
「自分たちは、どこへプレシーズンツアーに行くかも分かっている。つまり、すでに様々な計画は進んでいるということだ。クラブと新加入候補の間では話し合いも進んでいるし、自分もそこに関わっている。もし君たちが知りたいのがそういうことならね」
また、自身への批判や将来に関する議論について、スロットはこう語った。
「今の世の中では、監督やクラブが最高のシーズンを送れなければ、必ず議論が起きるものだと思う。それはリヴァプールだけじゃない。世界中どこでも同じだ。それが現代サッカーの現実なんだ。そして、自分を評価する人たちを、自分が評価する立場ではない。彼らには自分たちの意見を持つ権利がある。そして今の時代、誰もがその意見を発信できる」
批判は、結果が出なければ必ず生まれる。
それがリヴァプールというクラブだ。
だが本当に重要なのは、
その中で何を変えられるか。
スロットは今、
“続投”ではなく、“再証明”を求められている。
来季、同じ言い訳は通用しない。
だからこそ、この夏は決定的になる。
リヴァプールは、
再び前へ進めるのか――。
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