アンフィールドに、新たな時代の種が植えられようとしている。
ジェレミー・ジャケ。
まだ20歳。
だが、リヴァプールはすでに彼に5500万ポンドを投じた。
それは“将来性への賭け”ではない。
クラブは、この若きセンターバックを“未来の中心”として迎えようとしている。
レンヌでの最後のホームゲーム。
ロアゾン・パルクでジャケが見せた涙と感謝は、
一人の若者が夢へ向かって歩き出す瞬間そのものだった。
現在ジャケは肩の負傷で離脱中だが、日曜日の今季ホーム最終戦を前にピッチ上でセレモニーが行われた。
センターバックの彼は、2月7日に重傷の肩を手術して以降プレーしていない。
ただし、プレシーズン開幕には間に合う見込みとされている。
ジャケは、地元メディア『ICI Armorique』などに対し、こう語った。
「自分は11年か12年前にここへ来た。アカデミー時代も含めて、決して簡単なスタートではなかった。でもクラブは自分を見放さなかった。うまくいき始めた時も、ずっと背中を押してくれた。だから、本当に感謝している」
今夏のリヴァプール移籍を前に、すでに新天地について調べ始めているか問われると、ジャケはこう答えた。
「もちろんだよ。その時間はあるし、もう少しずつ始めている」
リヴァプールは1月に20歳のジャケ獲得を決定。
後半戦ではレンヌで重要な役割を担うことが期待されていたが、負傷により直近12試合を欠場することになった。
これは選手本人にとってもリヴァプールにとっても理想的な状況ではない。
さらに、ジョバンニ・レオーニも同じく長期離脱中となっている。
それでもジャケは、夏休みを挟んだ後にフルでプレシーズンへ参加できる見込みだ。
その期間には、イングランドで生活拠点を見つけることも含まれるだろう。
また、イブラヒマ・コナテがアンフィールドに残留すれば、ジャケにとっては同じフランス人選手として頼れる存在になる。
一方で、ユーゴ・エキティケはアキレス腱の重傷から回復中となっている。
1月にジャケ加入が発表された際、アルネ・スロット監督はこう語っていた。
「もちろん非常に嬉しい。彼は非常に大きな才能だ。いや、“才能”という言葉だけでは足りないかもしれない。ただ、年齢が若いからそう表現しているだけだ」
別れは、終わりじゃない。
新しい物語の始まりだ。
レンヌで積み重ねた時間。
苦しみながら掴んだ現在地。
そのすべてを背負って、ジャケはアンフィールドへ向かう。
アルネ・スロットが語った通り、
彼は“ただの才能”ではないのかもしれない。
リヴァプールは今、
次の時代を支える存在を迎え入れようとしている。
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