2026-27シーズンのリヴァプールを支える、新たなリーダーグループが決まった。
今夏にアンディ・ロバートソンが退団したことで、副キャプテンのポジションには空きが生まれていたが、アンドニ・イラオラ監督はニューカッスルとのプレミアリーグ開幕戦を前に、その新体制を明らかにした。
主将はこれまで通りフィルジル・ファン・ダイク。そして、その背後を支える存在としてアリソン・ベッカー、ジョー・ゴメス、ドミニク・ソボスライがキャプテングループに加わる。
一方で、アリソンについては新たな競技ルールの影響から、実際に腕章を巻く機会は限られる見通しだ。
「彼には、自分たちがどれだけ彼を高く評価しているかを感じてほしかった」
イラオラが明かした、新生リヴァプールのリーダー体制と、その人選に込めた考えとは。
金曜日、ニューカッスル・ユナイテッドとのプレミアリーグ開幕戦を前に行われた記者会見で、後任を決めたかと問われたイラオラは、こう答えている。
「うん、決めたよ。キャプテンはフィルジル、アリソン(・ベッカー)、ジョー・ゴメス、そしてドム(・ソボスライ)になる。」
ただし、アリソンについては、実際にキャプテンマークを巻くことが難しいと説明した。
「特にアリソンには説明したんだけど、新しいルールがあるから、彼が腕章を巻くのは現実的には難しい。ゴールキーパーがキャプテンだと、かなり大きな制約があると思う。基本的に、相手のペナルティエリア付近で何か起きた場合でも、レフェリーはキャプテンに何が起きたのか、どういう判定なのかを説明しなければならない。僕はボーンマスでネトがキャプテンだったシーズンを経験している。そうすると毎試合、『今日はこの選手が実質的にキャプテンとして対応します』という別の選手を決めなければならない。それは現実的ではないんだ。」
それでもイラオラは、アリソンをキャプテングループの一員に選んだのは、彼の存在を高く評価しているからだと強調した。
「ただ、彼には自分たちがどれだけ彼を高く評価しているのかを感じてほしかった。お互いを知るための時間はある程度あったし、これからもっと時間も増えていく。でも腕章については、アリにも理由を説明しなければならなかった。彼がゴールキーパーだからということだね。残念ながら、今のルールはゴールキーパーをキャプテンにすることに多くの不利が生まれるような形になっている。」
主将ファン・ダイクを中心に、アリソン、ゴメス、ソボスライ――。
経験、継続性、そして次世代のリーダーシップを組み合わせた4人が、イラオラ体制最初のシーズンを支えることになった。
中でも印象的なのは、アリソンへの扱いだろう。
ルール上の制約によって実際に腕章を巻く機会は少なくなる。それでもイラオラは、彼を明確にキャプテングループの一員として位置づけた。
腕章を巻くかどうかではなく、日々の姿勢、経験、周囲への影響力そのものをリーダーシップとして評価しているということだ。
そして、長くクラブを支えてきたゴメス、さらに存在感を増しているソボスライが加わったことで、ピッチ内外でチームを導く責任はより広く共有されることになる。
新シーズンのリヴァプールを先頭で導くのは、ファン・ダイク一人ではない。4人のリーダーがひとつの方向を向き、イラオラの新たなチームを支えていく。


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