リヴァプールのアルネ・スロット監督は、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズに3-1で勝利しFAカップ準々決勝進出を決めたチームのパフォーマンスを“完璧なリアクション”だったと称賛した。
リヴァプールはモリニューで行われたエミレーツFAカップ5回戦で、アンディ・ロバートソン、モハメド・サラー、カーティス・ジョーンズのゴールにより快勝。
わずか3日前に同じスタジアムでプレミアリーグの敗戦を喫していたが、その悔しさをしっかりと結果で払拭した。
試合ではロバートソンが見事なミドルシュートで先制すると、その直後にサラーが追加点。後半終盤にはジョーンズが3点目を決め、試合を決定づけた。
試合終了後、スロット監督は記者会見で選手たちの反応や試合内容について語った。
ロバートソンのゴールとアシストについて
「ゴールとアシストと言えば、普通はフルバックの選手を最初に思い浮かべることはないだろう。だから彼がそれを達成し、さらに91分まで相手にチャンスを与えなかった試合の一部でもあったというのは非常にポジティブだ。もちろんフルバックの最初の仕事は守備だし、彼はその役割も果たしていた。ただ、彼の最初のゴールは大きなチャンスというわけではない。20ヤードほどのシュートだった。実は3日前の試合でも似たような場面が多くあったが、その時は入らなかった。今回はコーディ(ガクポ)とモー(サラー)が良い形でその前段階を作ってくれて、シュートが決まった。」
サラーのゴールについて
「2点目はすぐに生まれた。ここでもコーディが良い役割を果たしていた。9番の位置から下がってボールを受け、リオ(ングモハ)へ展開し、ロボ(ロバートソン)が素晴らしいオーバーラップを見せた。モーはほとんどオフサイドにならない。それは彼の最も特別な能力の一つだ。彼には多くの特別な能力があるが、それは確実にその一つだ。だから副審が旗を上げた瞬間、私はすぐに『本当にオフサイドなのか?』と思った。そして実際にオフサイドではなかった。それで2-0になり、3日前よりも試合はかなりオープンになった。その他の部分では、試合はほとんど同じような展開だったと思う。」
サラーが連続試合でゴールを決めたことについて
「我々が得点するのはいつでも嬉しいが、特に攻撃の選手が得点することは重要だ。もし長い間ゴールがなければ、彼らは無理に決めようとしたり、普段と違うプレーをしてしまうこともある。だから得点を重ねることで、無理にプレーする必要がなくなる。だからこそ攻撃の選手にとってゴール、あるいはゴールの起点になることは重要だ。先ほども言ったように、コーディは最初の2ゴールの両方で非常に重要な役割を果たしていた。」
火曜日の敗戦への「完璧なリアクション」だったか
「結果だけを見れば完璧なリアクションだ。しかし統計を見ると、実は3日前の試合とほとんど同じだ。相手のxGは0.44ほどで、今日はその1つを決めた。3日前はチャンス1回で2点を決めていた。最初の50分間はボールを多く保持していたにもかかわらず、多くのチャンスを作るのに苦労した。しかしロボのような大きなチャンスではないシュートが決まったことで、試合が少し開けた。またアディショナルタイムに失点したのも同じだ。最初の50分はボールを左右に動かすスピードが少し速かった。それは選手のタイプが違ったことも関係している。しかし全体的には3日前の試合と多くの共通点があった。」
選手起用について
「何人かの選手が戻ってきてくれたのは本当に良かった。私は選手の起用可能人数について文句を言ったことはないが、もし12人や13人、14人だけで3日おきに試合をするなら、個々のパフォーマンスがいつも通りでないこともあるだろう。それでも彼らは毎回プレーしてくれていた。それには本当に敬意を持っている。今日はベンチから試合に影響を与えることもできたし、途中出場の選手も非常に良かった。普段あまり出場していない選手も良いプレーを見せた。シーズン終盤にこういう状況になったのは良いことだと思う。」
前半がミッドウィークの試合と似ていたことについて
「ハーフタイムで特別に話す必要はなかった。なぜなら今回は相手のペナルティエリアにより多く侵入できていたし、ゴールにもより近づけていたからだ。試合前に改善しなければいけないと話していた点も実際に改善されていた。それはポジションごとの選手の違いにも関係している。例えばドミニク・ソボスライは80ヤードの対角パスがフリンポンよりも得意だ。フリンポンには別の強みがあるが、ドムはそのパスを何度か成功させていた。また3日前に対戦していたことで、相手への戦い方もより理解できていた。だからゲームプランも作りやすかったし、その実行も良かった。とはいえ、1対1でキーパーと何度も対峙したわけではない。それはボックス周辺に11人がいるチームを相手にする場合、とても難しいことだからだ。」
マクアリスターの状態について
「大丈夫だと思う。」
ロバートソンについて
「彼はこのクラブを愛しているし、このファンの前でプレーすることを愛している。それにしても、ファンは本当に素晴らしかった。3日前は大きく失望していたのに、また金曜日の夜にここへ来てくれた。FAカップではアウェイサポーターの数も多い。ロボは私がここに来てからの1年半、常にクラブのために全てを捧げてきた。そしてファンに聞けば、それが1年半どころではなく、ここに来てからずっとそうだったと言うだろう。クラブが必要とする時、彼は常にベストを尽くそうとしている。今夜もそれを示した。ゴールとアシストだけではなく、落ち着いて守備し、ボールを持った時も冷静だった。相手のフルバックが常に空くようなチームと戦う場合、そのポジションで正しい判断ができる選手が必要だ。今夜はドムとロボがそれをしっかりやってくれた。」
ングモハのパフォーマンスについて
「良かったと思う。17歳でプレミアリーグのクラブ同士の試合に出るのは特別なことだ。FAカップとはいえ、相手はプレミアリーグのチームだ。そして彼は1対1の場面で素晴らしいプレーを見せた。今のサッカーでは1対1を仕掛けられる選手は多くないが、それが彼の特別なところだ。また今日は3日前よりボールを失う回数も少なかった。前回も良いプレーはあったが、ロストもいくつかあった。今日はその部分も改善されていた。相手が5バックだったことも彼にとって良かった。ウイングはセンターバック3人のうち1人を相手にすればよく、守備の負担も4バック相手の時ほど多くない。だから今日は攻撃によりエネルギーを使うことができたと思う。」
参照↓
https://www.liverpoolfc.com/news/arne-slot-press-conference-fa-cup-progress-robertson-salah-and-more

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