リヴァプールの“最後の砦”が、揺れている。
アリソン・ベッカー。
イブラヒマ・コナテ。
長年チームを支えてきた守備の中心に、今大きな不透明感が漂っている。
ユヴェントス移籍が報じられるアリソン。
契約問題が停滞するコナテ。
そして、そのすべてを問われたアルネ・スロットは、最後まで核心には触れなかった。
「答えは同じだ」
否定しない。
だが、肯定もしない。
その“沈黙”こそが、今のリヴァプールを取り巻く現実なのかもしれない。
スロットはこう語った。
「退屈な、いつもの答えになるよ。自分も君たちと同じ記事を読んでいると思う。でも、ここでその話をするつもりはない」
アリソンの将来に関する最新報道では、信頼性の高いブラジルメディア『Globo Esporte』が、「アリソンは今夏退団に向けて“高度な交渉段階”にある」と伝えている。
ただし、これまで一貫して、“すべての当事者にとって適切な条件が整った場合のみ移籍する”というスタンスも強調されてきた。
さらに記者からは、「もしアリソンが退団するなら、ファンはモハメド・サラーやアンディ・ロバートソンと同じように、正式な別れの時間を与えたいと思っている」と質問が飛んだ。
しかしスロットの答えは変わらなかった。
「どんな聞き方をされても、自分の答えは同じだ。ファンは、アリソンが最後の試合であろうと最初の試合であろうと、彼をサポートするべきだと思っている。そして実際、ファンはこれまでも常にそうしてきたもし明日彼がゴールを守るなら、ファンは彼を支えるだろう。来週も同じだ。そして来季も同じだ」
アリソンの契約は2027年までとなっている。
クラブは今年3月に1年間の延長オプションを行使していた。
ただし、それが“残留確定”を意味するわけではない。
リヴァプールが移籍市場で移籍金を得られるようにするための措置だった可能性もある。
また、スロットは今季限りで契約満了を迎えるイブラヒマ・コナテについても質問を受けた。
しかしアリソンの件と同様に、この話題についても慎重な姿勢を崩さなかった。
「もし何か決着がつけば、我々は皆さんに伝える。でも、現時点ではまだそうなっていない。だから、その時が来たら情報を共有するよ」
契約問題について、ジャーナリストのデイヴィッド・オーンスタインは今週『NBC』で最新状況を説明している。
「状況は依然として膠着状態だ。そして、あまり前向きな状況には見えていない。もちろん、どちらかが交渉を完全に打ち切るまでは、アンフィールド残留へ向けた希望は残っている」
一方で、コナテ本人はわずか3週間前に「合意は近い」と語っていた。
そのため、“交渉が停滞している”という最新報道は、やや意外な内容とも言える。
強いチームほど、
別れの影は突然やって来る。
そして今、リヴァプールは大きな分岐点に立っている。
アリソンは残るのか。
コナテは新契約を結ぶのか。
まだ何も決まってはいない。
だが確かなのは、
この夏の決断が“次のリヴァプール”を形作るということだ。
静かな沈黙の裏で、
クラブは大きく動き始めている。
参照↓
https://www.thisisanfield.com/2026/05/ibrahima-konate-contract-stalemate

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