リヴァプールは、限界の中で戦っている。
連戦、負傷者、ポジションの崩壊――
それでもピッチに立ち続ける。
マージーサイド・ダービーでの劇的勝利。
その裏で、アルネ・スロットが称賛したのは戦術ではなかった。
「これはメンタリティだ」
壊れかけながらも、なお前に進む力。
それこそが、このチームを支えている。
アディショナルタイムの決勝点の心理的な重要性
「もし記憶が正しければ、、間違っているかもしれないけど、最近はアディショナルタイムに失点していないと思う。だから追加時間が表示された時、それが最初に頭に浮かぶことはなかった。選手たちを見ても同じだった。むしろあの時間帯はゴールに近づいていると感じていた。これは選手たちへのとてつもない賛辞だ。15日間で5試合を、ほぼ同じメンバーで戦ってきた。右サイドバックなしで試合を始め、最後も右SBなしで終えた。カーティス・ジョーンズはそのポジションで本当に良くやってくれた。第3GKを使い、そして通常は右ウイングの選手を9番として起用した。そんな状況の中で、あのパフォーマンスを見せたことは、このチームのメンタリティの強さを物語っている」
チェルシーと7ポイント差の意味
「もちろん非常に重要だ。目標はチャンピオンズリーグ出場だからね。ただ、この試合に向けては順位表以上の意味があった。4日前にはヒルズボロの悲劇に敬意を表した。このクラブを代表することは特別なことだし、今日の選手たちはそれを体現してくれた。ファンも今シーズンを通して大きな支えになっている。この1週間の流れ、そして新スタジアムでの初ダービーで勝利できたことは、クラブ全体にとって非常に大きな意味を持つ」
今シーズンの“ビッグモーメント”について
「今シーズンは、あまり多くのビッグモーメントがなかった。これまでは延長戦で先に得点しても、逆に失点してしまうことがあった。だから今季はあまり喜びを感じることができていなかった。ヴィルジルが言う通り、このシーズンは我々の基準には達していない。FAカップやチャンピオンズリーグで敗退したが、相手は世界最高クラスのチームだった。リーグでは理想の位置からは遠いが、それが現実であり、受け入れなければならない。欧州戦後に多くの勝ち点を落としてきたからだ。だからこそ今回は、欧州戦の後に失点するのではなく、逆に得点して勝てたことが良かった」
ママルダシュヴィリの負傷とウッドマンについて
「今シーズンの怪我について、もう驚くことはないだろう?今日はGKを2人ベンチに入れていたが、それは他のポジションの状況も関係している。ウッドマンは素晴らしい仕事をしてくれた。ジョルジ・ママルダシュビリ大きな傷を負い、病院へ搬送された。状態はこれから確認する。1-1に追いつかれた直後という難しい状況で出場したが、冷静に対応してくれた。キャッチするか迷う場面もあったが、落ち着きを保ち、この瞬間のために努力してきた成果を見せた。通常、第3GKは出場機会が少ないが、今季の我々の状況では…。もし今リヴァプールのU-8でプレーしているなら、デビューの準備をしておくべきだろう。それくらい今シーズンは何が起きてもおかしくない」
完璧な状態じゃなくてもいい。
むしろ、そんな試合はほとんどない。
重要なのは――
どれだけ苦しい状況でも、勝ちにいけるかどうか。
このチームは、それを証明した。
残り5試合。
すべては、ここから決まる。
リヴァプールは、まだまだ終わらない。
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