アーネ・スロット解任のニュースは、多くのリヴァプールサポーターに衝撃を与えた。しかし、その知らせに驚いたのはファンだけではなかったようだ。
クラブキャプテンのフィルジル・ファン・ダイクは、スロット解任を正式発表ではなくメディア報道で知ったことを明かし、自身も「驚いた」と率直な胸の内を語った。
長年クラブを支えてきた指揮官との別れ、そしてイラオラ新体制へ向かうリヴァプール。オランダ代表キャプテンが語った言葉からは、クラブが大きな転換点を迎えている現実が伝わってくる。
水曜日に行われたアルジェリアとの親善試合(0-1敗戦)後の取材で、ファン・ダイクはスロット解任の知らせに「驚いた」と語った。
「土曜日の午後にアムステルダムへ到着した時には、すでにその情報はリークされていた。その後もちろん話はしたけど、その決定自体はもっと前に下されていた。僕に意見を求めたわけではなかった。僕はアーネともシプケとも話をした。それが僕にとって最も大事なことだ。彼らが僕に対してだけでなく、クラブに対してもしてくれた全てのことに本当に感謝している。今後の成功を心から願っている。そして願わくば、リヴァプールというクラブがこの状況をうまく乗り越えてほしい。なぜなら今シーズンはクラブ全体として期待以下のものだったからね。」
スロット解任の第一報は、土曜日の12時09分にファブリツィオ・ロマーノがXで独占報道したものだった。
その18分後の12時27分、リヴァプールは正式に解任を発表した。
このタイミングからも、クラブは報道を受けて発表を急がざるを得なかったとの見方もある。
ファン・ダイクも、自身が「メディア経由で知った」ことへの複雑な思いを明かした。
「メディアを通じてその話を知ることになった。まあ、それが今の時代なんだろうね。誰もが一番最初に情報を出したがっている。そこから利益を得る人たちもたくさんいるからね。」
ファン・ダイクは来季、新たな指揮官の下でリヴァプールを率いることになる。
アンドニ・イラオラは木曜日に2年契約へサインし、その後正式に新監督として発表される見込みだ。
ただし、ファン・ダイクがイラオラと直接顔を合わせるのは少なくとも7月中旬以降になるとみられている。
というのも、オランダ代表のキャプテンとしてワールドカップに臨む予定だからだ。
スロット解任という大きな決断に対し、ファン・ダイクは不満や怒りを口にするのではなく、まず感謝の言葉を送った。
それは彼らしいキャプテンとしての振る舞いだったと言えるだろう。
そして今、リヴァプールはイラオラ新体制のスタートを迎えようとしている。
スロット時代に終止符が打たれた一方で、新たな章はすでに始まっている。ファン・ダイクを中心としたチームが、この変化をどう受け止め、どのような未来を築いていくのか。その歩みに注目したい。
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