モハメド・サラーの退団を巡り、これまで様々な憶測が飛び交ってきた。
しかし今回、長年の親友であり元リヴァプールDFのデヤン・ロヴレンが、サラー本人から聞いていた内容を明かした。
その内容は極めて衝撃的だった。
ロヴレンはサラー退団の原因について、
「経営陣が原因だとは思わない。原因は一人だと思う。そしてそれは監督(スロット)だ。」
と語っている。
「二人の関係は良くなかった」
サラー退団の理由について問われたロヴレンは次のように語った。
「経営陣が原因だとは思わない。原因は一人だと思う。そしてそれは監督(スロット)だ。二人の関係は良くなかった。シンプルに言えばそれだけだ。クロップとは本当に素晴らしい関係だった。もちろん常に完璧だったわけじゃない。でもお互いをよく理解していたし、信頼し合っていた。愛情もあった。モーはクロップのためにピッチですべてを捧げたし、クロップもまた彼に信頼を与え続けた。でも(スロットとの関係は)その正反対だった。」
この発言は非常に重い。
サラーは今季終盤、
「ヘヴィメタルフットボールを取り戻さなければならない。それは交渉の余地があるものではない」
と公然とクラブの現状に苦言を呈していた。
ロヴレンの証言は、その背景を説明するものとも受け取れる。
「二人の間には関係性がなかった」
さらにロヴレンは、サラー本人との会話内容も明かしている。
「そうだ。二人の間には関係性がなかった。なぜそうなったのかは知らない。モーも詳しく説明はしなかった。ただ彼は『本来あるべき関係ではなかった』と言っていた。交わされた言葉はほんのわずかだった。毎日一緒に働くなら、特に監督となら、会話が必要なんだ。情報を共有しなければならない。何が起きているのか理解しなければならない。コミュニケーションはサッカーだけの話じゃない。人間としての交流も必要だ。『元気か?』『家族は大丈夫か?』そういう会話も必要なんだ。」
キャラガーへの怒り
ロヴレンはサラーに対するイングランドメディアの扱いにも強い不満を示した。
「本当にひどい話だと思う。なぜ過去8〜9年間は同じように言わなかったんだ?一部の評論家は注目を集めるためだけに強い批判をする。もしかすると人生の他の分野で成功できなかったから、今はそこで目立とうとしているのかもしれない。」
そして特にジェイミー・キャラガーについては、
「特にキャラガーだ。私はいつも言っていた。『それならモー本人の前で言ってみろ』と。彼は絶対に本人には言わない。私にはそれが分かる。なぜなら彼は私のことも悪く言っていたが、一度も直接は言わなかったからだ。」と強い言葉を並べた。
「サラーは100%残留していた」
最も衝撃的だったのはこの発言だろう。
スロットがもっと早く退任していたらサラーは残留していたと思うか?
という質問に対し、ロヴレンは即答した。
「そうだ。100%残留していた。信じてくれ。100%だ。私はそれを知っている。」
問題はサラーだけではなかった?
さらにロヴレンはこうも語っている。
「それは分からない。でもピッチを見れば分かるだろう。問題はモーだけじゃなかった。」
これは今季のリヴァプール全体に向けたメッセージとも受け取れる。
「もっと早く監督交代すべきだった」
最後にロヴレンはクラブの判断にも言及した。
「私はリヴァプールにとって監督交代は重要だったと思う。もっと早くやるべきだった。2月か3月にはやるべきだったと思う。私は起きていることを見ていた。どうなっているのかも見えていた。でも、それはクラブの判断だった。」
ロヴレンの発言が事実かどうかを外部から断定することはできない。
しかし、サラーと最も近い人物の一人がここまで踏み込んだ発言をした事実は無視できない。
特に、
「二人の間には関係性がなかった」
「100%残留していた」
という言葉は非常に重い。
サラー自身が退団直前に繰り返した「クラブの基準」「ヘヴィメタルフットボール」「文化を守るべき」というメッセージとも重なる部分がある。
今回のロヴレンの証言は、サラー退団の裏側を理解する上で極めて重要なものになるかもしれない。
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