リヴァプールのシーズンは、いよいよ最終局面へ。
チャンピオンズリーグ出場権を巡る争いは、わずかな差で揺れ動いている。
そんな中、アルネ・スロットが語ったのは、チームの現在地と“避けられない課題”だった。
GKの不安定な状況、そして若手の台頭。
すべてが交錯する中で、リヴァプールは次の一戦へ向かう。
CL出場権争いについて
「最近の結果が、今の状況を作っている。直近8試合で勝ち点16を取っている。その間にパリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティとも対戦しているから実感しづらいかもしれないが、リーグ戦での最近の成績は悪くない」
アリソン不在時のフレディ・ウッドマンへの信頼
「経験豊富な第3GKを獲得したのには理由がある。通常は必要になることは少ないが、こういう状況が起こり得る。1人がケガ、もう1人が出場停止という状況はあり得るが、2人同時にケガというのは通常想定しない。それでも備えは必要だ。だからこそ今夏、フリーで彼を獲得できたことを嬉しく思っている。実力のあるGKであることも証明している。若い頃にはU-17欧州選手権やU-20ワールドカップも制しているし、ニューカッスルやプレストンで経験も積んできた。プレミアでも戦える力がある。それに加えて人間性も素晴らしく、ロッカールームでも愛されている。第3GKにはそうした役割も重要だ。もし出場するならパフォーマンスが最も重要だが、彼は準備ができている。あとはファンのサポートが助けになるだろう」
クリスタル・パレスが“難敵”な理由
「難しい理由はシンプルで、対戦する選手の質が高いからだ。2〜3年前から良いチームで、マーク・グエイ、エベレチ・エゼ、マイケル・オリーセといった選手が成長している。そして規律をもたらす優れた監督もいる。本当にチャンスを作るのが難しいチームだ。多くの試合を分析したが、60分見ても相手がチャンスを作れていないこともある。一方で攻撃は非常にダイレクトで、背後を突くスピードのある選手がいる。アーセナルに次いで失点が少ないのも納得できる。チャンスをほとんど与えないチームだ」
モハメド・サラーの状態について
「まず重要なのは、攻撃陣が得点できることだ。昨季は複数の選手が得点していたが、今季は数字的に少し落ちている。チャンス創出も少し落ちているが、それ以上に得点数が減っている。サラーに関して言えば、シーズンの中で波はある。簡単に点が取れる時期もあれば、どれだけ努力しても決まらない時期もある。ただ、通常は元に戻る。そしてサラーにとっての“通常”は得点することだ」
アレクサンダー・イサクのコンディション
「ワールドカップ出場がマイナスになることはない。理想は6〜7週間のプレシーズンだが、試合に多く出るのもプラスになる。ただ、長期間トレーニングを離れていたこと、復帰後すぐに再び負傷したこともあり、コンディション調整は簡単ではない。それでもPSG戦やエヴァートン戦で進歩は見られた。どれくらいでベストに戻るかは分からないが、できるだけ早く戻ってほしい」
アルミン・ペクシの成長
「先週はベンチ入りしていたし、明日もベンチに入る。非常に才能のあるGKとして獲得した。すでにハンガリーでトップレベルの経験もある。U21でも試合を重ねていて、日々成長している。トップの攻撃陣と日々トレーニングすることでさらに良くなっている」
ペクシはプレミアレベルか?
「アリソンと同じレベルかと聞かれれば、それは違う。ただそれは批判ではない。もし明日、ウッドマンに何かあってペクシが出場することになっても、私は全く不安はない。足元の技術も高く、状況判断も良い。シュートコースを読む能力も優れている。もし必要になれば、安心して起用できる選手だ」
万全ではない。
それでも戦わなければならない。
経験、若さ、そしてチームとしての結束――
そのすべてをぶつけて、
最後まで走り切る。
リヴァプールの答えは、
この終盤戦で示される。
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