アンドニ・イラオラ監督が、ワールドカップ出場によりプレシーズン合流が遅れている主力選手たちの最新スケジュールを明かした。
アレクサンダー・イサク、フロリアン・ヴィルツ、ライアン・フラーフェンベルフは、アメリカ遠征2週目からチームへ完全合流する予定。一方で、決勝まで戦い抜いたアレクシス・マック・アリスターと新加入のビクトル・ムニョスについては、十分な休養を優先する方針であり、プレミアリーグ開幕戦への影響も否定できない状況となっている。
イラオラ監督は「短期的なことだけを考えてはいけない」と強調し、長いシーズンを見据えたコンディション管理の重要性を語った。
火曜日の記者会見でイラオラ監督は次のように語っている。
「その3人は、遠征の2週目からチームに完全合流する予定だ。ワールドカップから戻ってくる選手たちは、それぞれ事情が異なるため、合流する日程もバラバラになっている。ただ、彼らと一日でも早く一緒に仕事を始められれば、その分だけ私たちが求めることを理解してもらえる。早ければ早いほどいい。3人とは個別に話をしているので、基本的な考え方は理解している。ただ、グループの中で一緒にトレーニングを始め、少しずつ身体をチームの強度へ戻していくことを楽しみにしている。」
一方、アリソン・ベッカー、コーディ・ガクポ、フィルジル・ファン・ダイクも、フラーフェンベルフ、イサク、ヴィルツとほぼ同じ時期に新シーズンへ向けたトレーニングを開始する予定だが、彼らはチームが北米遠征を行っている間、リヴァプールのAXAトレーニングセンターで調整を行う。
イラオラ監督はその理由について次のように説明した。
「トレーニング開始の時期自体は、彼らもほぼ同じだ。ただし、彼らはリヴァプールのAXAでトレーニングを始めることになる。それぞれ理由は異なるが、特にフィルジルはヨーロッパでも最も多くの出場時間をこなした選手の一人だと思うし、コーディにも別の事情がある。彼らも他の選手たちと同じ週からトレーニングを始めるが、チームと一緒にアメリカへ連れてくるのではなく、AXAで少人数のグループ、あるいはアカデミーの若い選手たちと一緒に調整を始めてもらい、私たちが帰国したタイミングで合流する方が理にかなっていると判断した。」
日曜日に行われたクラブワールドカップ決勝のアルゼンチン対スペインに出場したアレクシス・マック・アリスターと新加入のビクトル・ムニョスは、休暇を終えたあと、チームに最後に合流する選手となる。
イラオラ監督は、両選手の合流が遅れることで、8月23日にセント・ジェームズ・パークで行われるプレミアリーグ開幕戦・ニューカッスル戦には万全の状態で臨めない可能性があることを認めた。
一方で、それ以外の選手たちは良いコンディションで開幕を迎えられるとの見通しを示している。
「結局のところ、一番難しいケースは当然アレクシスとビクトルだ。彼らは大会の最後まで戦い抜いた。だからこそ、休暇を取り、しっかりと身体を休める権利がある。少しでも私たちと一緒にトレーニングする時間を確保できればと思っているが、シーズン序盤には多少影響が出る可能性はある。私たちはニューカッスルとの開幕戦という短期的なことだけを考えてはいけない。特にアレクシスは、シーズンを通して非常に多くの試合に出場し、クラブワールドカップでも長い時間プレーした。だからこそ、彼らにはこの休養が必要なんだ。それ以外の選手たちは、開幕戦には全員が最高のコンディションで臨めるはずだ。」
今回の発言から見えてきたのは、イラオラ監督が「開幕戦ありき」ではなく、「シーズン全体」を見据えてチームをマネジメントしているという姿勢だ。
イサク、ヴィルツ、フラーフェンベルフはアメリカ遠征中に本格合流し、新体制での戦術理解を深めていくことになる。一方、アリソン、ファン・ダイク、ガクポにはAXAトレーニングセンターで個別調整という最適なプランが用意され、それぞれのコンディションに合わせた準備が進められている。
そして、最も慎重に扱われるのがマック・アリスターとムニョスだ。イラオラ監督は、ワールドカップを最後まで戦った両選手の疲労を考慮し、「彼らには休養が必要だ」と断言した。
ニューカッスルとの開幕戦はもちろん重要だ。しかし、その一試合のために選手のコンディションを犠牲にするつもりはない――。そんな新指揮官の明確な哲学が伝わる会見となった。
リヴァプールは、最高の状態で長いシーズンを戦い抜くため、一歩一歩着実に新体制の土台を築いている。
参照↓
https://www.liverpoolfc.com/news/andoni-iraolas-update-when-reds-world-cup-players-will-return

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