「“彼らは一生に一度の存在だった”」ファン・ダイクの告白──去りゆくレジェンドへ捧げた“キャプテンの言葉”

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フィルジル・ファン・ダイクは、“レジェンド”という言葉を軽々しく使わない。

だが今回だけは違った。

アンディ・ロバートソン。
モハメド・サラー。

9年間、リヴァプールというクラブを支え続けた2人へ向け、キャプテンは最大級の敬意を口にした。

「彼らは“一生に一度現れるかどうか”の選手たちだ」と。

数々のタイトル。
数々の名場面。
そして、何度もクラブを救ってきたビッグモーメント。

だがファン・ダイクが本当に語りたかったのは、
“勝利”だけではなかった。

苦しいシーズン。
ファンを喜ばせられなかった痛み。
キャプテンとして背負った責任。

その全てを、彼は正直に打ち明けた。

ファン・ダイクはマッチデープログラム内のコラムで、こう綴った。

「もちろん今日は感情的な一日になる。アンディ・ロバートソンとモハメド・サラーという、本物のリヴァプールFCレジェンドに別れを告げる日だからだ。しかも、自分は“レジェンド”という言葉を軽々しく使っているわけじゃない。自分の考えでは、彼らは“一生に一度現れるかどうか”の選手たちだ。ポジションそのものの概念を変えた選手たちであり、長年にわたって最高レベルで驚異的な安定感を見せ続けた選手たちだ。彼らと共にプレーし、同じロッカールームを共有できたことは本当に幸せだった。一緒に作った思い出は永遠に残るだろう。みんなも、自分と同じように2人の未来へ最高の願いを送ってくれると思う。そして今日、彼らに相応しい送り出しをしよう」

さらにファン・ダイクは、ブレントフォード側にいる“特別な2人”にも言及した。

「今日の対戦相手ブレントフォードから来る特別な訪問者についても触れたい。我々の元キャプテン、プレミアリーグ優勝キャプテンであるジョーダン・ヘンダーソン、そして何年にもわたってクラブを支えてくれたクィービーン・ケレハーを歓迎したい。彼も昨季のタイトル獲得において非常に重要な存在だった。みんなも、彼らへ素晴らしい拍手と感謝を送ってくれると思う」

リヴァプールは、この試合で引き分け以上ならトップ5入りと来季チャンピオンズリーグ出場権が確定する。

ファン・ダイクは続ける。

「自分は何度も、“このクラブのキャプテンであることは特権だ”と言ってきた。でも同時に、それは物事が上手くいかない時、より強く感じるということでもある。本当に苦しいんだ。キャプテンとして苦しい。競争者として苦しい。そして、一人の人間として苦しい。責任を感じるし、全てを個人的に受け止める。そして何とか状況を正したいと思う。その気持ちは、みんなにも伝わっていると願っている」

そして彼は、クラブを支える全ての人々へ感謝を送った。

「この機会に、多くの人へ感謝したい。クラブの裏側で支えてくれている人たちだ。AXAのスタッフ全員、アンフィールドで試合日に働くスタッフやボランティア、商業部門やリテール部門、LFC Foundation、そしてクラブの全ての人たちへ感謝を伝えたい。あなたたちの仕事は、本当に価値があり、感謝されるべきものだ。そして、この素晴らしいクラブの一員であることを、自分と同じように誇りに思っていてほしい」

最後に、ファンへ向けて。

「そして最後に、何よりもまず、素晴らしく忠実なサポーターのみんなへ感謝したい。自分はいつも、“あなたたちはこのクラブの鼓動だ”と言っている。そのサポートは、常に感じているし、本当に感謝している。アンフィールドではもちろん、アウェイ遠征で全国を回る時も、ヨーロッパや世界中でも、その声援を感じている。そして今季、自分たちが感じたフラストレーションや失望の中で、一番辛かったこと。それは、あまりにも多くの場面で、みんなを幸せにできなかったことだ。みんなが注いでくれる時間、努力、情熱、愛情に対して、十分に応えられなかったことだ。でも信じてほしい。自分たちはみんなと同じことを望んでいる。それは、このクラブが成功することだ。今はそう感じられないかもしれない。でも、自分は本当に“良い時代はすぐそこまで来ている”と信じている。リヴァプールはこれまでも苦しい時期、苦しいシーズンを経験してきた。でも、このクラブはいつも団結し、乗り越え、より強く戻ってきた。今季のようなシーズンの後こそ、またそれをやらなければならない。そして、みんなが後ろにいてくれれば、必ずそれができると信じている。本当に、素晴らしいサポートをありがとう」

モハメド・サラーとアンディ・ロバートソン。

彼らはただ“優れた選手”だったわけじゃない。

リヴァプールというクラブの時代そのものだった。

サラーは、苦しい時に必ず現れた。
ロボは、最後まで走り続けた。

そしてファン・ダイクは、その全てを隣で見続けてきた。

だからこそ彼は断言した。

「彼らは、一生に一度の存在だった」と。

今季、リヴァプールは苦しんだ。

キャプテン自身も、
「ファンを幸せにできなかったことが一番辛かった」と語っている。

だが、それでも彼は前を向く。

“良い時代は、すぐそこまで来ている”と。

リヴァプールはこれまでも、
何度も苦境を乗り越えてきた。

そして、その度に強くなって戻ってきた。

サラーとロボが去っても、
彼らが残した“基準”は消えない。

その魂を受け継ぐ限り、
このクラブはまた立ち上がる。

参照↓

https://www.liverpoolfc.com/news/virgil-van-dijk-lets-give-mo-and-robbo-send-they-deserve

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