アンドニ・イラオラにとって、リヴァプールで迎えたプレミアリーグ初陣は、結果以上に悔しさの残る一戦となった。
敵地セント・ジェームズ・パークでニューカッスルと激突したリヴァプールは、長い時間ボールを保持しながら決定機を作り出し、途中出場の選手たちも流れを変えるエネルギーをもたらした。それでも、攻撃をシュートまで完結できなかった場面からカウンターを許すなど、わずかな隙を相手に突かれた。
「今日、僕たちは負けるに値しなかったと思う」
選手たちの姿勢と内容には手応えを示した一方、イラオラが繰り返し指摘したのは“攻撃の終わらせ方”だった。
「少しプレーをやり過ぎていた。もっとシュートで終わらせなければならない」
勝点には結びつかなかった公式戦初陣。その90分から見えた収穫と課題を、リヴァプール指揮官が振り返った。
試合結果について
「望んでいた結果ではなかった。前半は、攻撃をしっかり完結させることができていなかった。少しプレーをやり過ぎようとしていた部分もあったね。ライアンにはシュートを打つ絶好の場面があったが、その後のカウンターで僕たちは罰を受けることになった。今日、僕たちは負けるに値しなかったと思う。途中出場した選手たちがチームにエネルギーを与えてくれた。それは僕たち自身も感じていたよ。僕たちが目指しているプレースタイルを考えれば、全員が90分間プレーし続けられるわけではない。今日はまさにそれが表れた試合だった。」
「今日、選手たちが見せてくれた努力を高く評価している。彼らが早い時間帯にリードを奪ったことについては、少し不公平に感じる部分もある。ただ、試合全体を見れば、より決定的なチャンスを作っていたのは間違いなく僕たちだったと思う。」
「もっと多くの攻撃を、きちんとシュートまで持っていって終わらせる必要があると思う。チャンスの場面で少しやり過ぎてしまっていた。」
「ベンチから入った選手たちがエネルギーを与えてくれた。僕たちがやろうとしているプレースタイルを、同じ選手たちだけで90分間続けることはできないからね。」
試合を自分たちの望む形でコントロールできたかについて
「2失点している以上、もちろん改善しなければならない部分はある。ただ、全体的に見れば、長い時間ボールを保持して良いプレーができていた時間帯もあった。1失点目は守るのが難しい場面だった。相手が非常にスピードのある選手だったから、なおさら難しかったね。一方、2失点目については、守備をするための人数は足りていた。あそこでは、もっとボールを奪い返そうとしなければならない。1失点目は相手の素晴らしい抜け出しだった。ただ、あの失点につながった僕たちのミスは、その前の攻撃をフラーフェンベルフがきちんと完結させられなかったことだ。」
勝てた試合だった――。
ソボスライの言葉には、その悔しさが率直に表れている。
カウンターから2失点を喫し、まだ改善すべき課題も残った。それでも、敵地ニューカッスルでリードを許しながら追いついた事実は、イラオラ体制が目指すチーム像を象徴するものでもあった。
諦めない。走り続ける。最後まで戦う。
そのためには先発11人だけではなく、スカッド全員がいつ呼ばれても戦える準備をしていなければならない。ソボスライが語った言葉は、イラオラが新たなリヴァプールに植え付けようとしている精神そのものだ。
そして、5万人の声で自分の声さえ聞こえないような舞台でゴールを決めたソボスライは、その重圧すら楽しんでいる。
「だからこそ僕たちはフットボールが好きなんだ」
勝利には届かなくても、最後まで屈しなかった。その姿勢を結果へ変えていくことが、ここからの課題になる。“決して諦めない”新生リヴァプールは、まだ始まったばかりだ。




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