ミロシュ・ケルケズが、イプスウィッチ・タウン戦で手にした今季初勝利とクリーンシートに、大きな手応えを示した。
リヴァプールはアレクサンダー・イサクの開始9分までの2ゴールで2-0と勝利。開幕2試合で課題となっていた試合の入りを改善し、立ち上がりからアグレッシブに主導権を握った。
「最初の1分からしっかり試合に入れた。最初の2試合で改善しないといけないと話していた部分だった」
ケルケズはさらに、アンドニ・イラオラのスタイルが少しずつチームに浸透しているとも実感。高い位置からのプレス、コンパクトな守備、そして左サイドでの連係に確かな前進を感じている。
今季初白星を手にしたリヴァプールだが、次はすぐにチャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦が待っている。
試合後にケルケズがLiverpoolfc.comへ語ってくれた。
今季初勝利について
「本当にうれしいよ。最初の1分からしっかり試合に入れていたと思う。最初の2試合を終えて、もっと良くしなければならないと話していた部分だったし、今日はそこを本当に素晴らしくできたと思う。アレックスもゴールを決め始めているし、これが続いてくれたらいいね。チームのみんなにも満足しているし、全体としてどれだけアグレッシブに試合へ入れたかにも満足している。」
早い時間に2点を取った後の試合運びについて
「僕たちみたいにプレスをかけるチームにとって、それを90分間ずっと続けるのは少し難しい。最初の30分から35分くらいまではできるし、後半の入りでもある程度はできる。でも、その後はコンパクトさを保つことと、お互いに声を掛け合うことが大事になる。そこも、僕たちが改善しないといけないと話していた部分だ。ディフェンダーとしては、クリーンシートを達成できたことがうれしいよ。相手のクロスやセットプレーにもかなりうまく対応できたと思う。さっきも言ったように、全員が100%集中していた。」
イラオラのスタイルが少しずつ浸透してきているか
「間違いなくそうだと思う。みんなピッチ上でより良い感覚を持てていたと思うし、自分自身についても、試合を振り返ると、プレーにより関われるようになってきているし、良くなっていると感じる。それに今日はクリーンシートも達成できた。特にアウェーでは、プレミアリーグはどこで戦っても難しいということを僕たちは分かっている。だからうれしいけど、あまり長く喜んでいる時間はない。これからは3日ごとに試合がある。もう次の試合へ切り替えないとね。」
左サイドで前に入るウインガーが変わることについて
「そこに適応するのが自分の仕事だよ。そのためにトレーニングがある。今年はコーディ(・ガクポ)とは、お互いのことをかなり良く理解できるようになっていると思う。ブラッドリー(・バルコラ)が入ってきた時も、良いプレーがいくつかあった。僕から彼へ、あと少しで良いスルーパスが通りそうな場面もあった。でも、そういう理解は毎日のトレーニングで深めているところだ。とにかく、このまま続けていくことが大事だね。」
初勝利、初クリーンシート。
リヴァプールにとって、イプスウィッチ戦は結果以上に意味のある90分だった。
序盤から強度を上げ、前から圧力をかける。そして勢いが落ちる時間帯には、コンパクトさを保ちながら全員で守る。
ケルケズが「みんなピッチ上でより良い感覚を持てていた」と語ったように、イラオラが求める形は少しずつチームの中で自然なものになり始めている。
さらに左サイドではガクポとの連係が深まり、新加入バルコラとも新たな関係性を築き始めた。
ただ、立ち止まっている時間はない。
「もう次の試合へ切り替えないと」――。今季初勝利で掴んだ手応えを、次は欧州の舞台で示す番だ。イラオラのリヴァプールは、ここから本当の意味で勢いに乗れるか。




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