アンドニ・イラオラが、イプスウィッチ・タウンを2-0で下して手にした今季初勝利に、大きな満足感を示した。
開幕2試合では早い時間帯の失点に苦しんだリヴァプールだったが、この日は開始直後から高い強度を発揮。アレクサンダー・イサクがわずか9分間で2ゴールを奪い、試合の主導権を一気に引き寄せた。
「僕たちには、この勝利が必要だった」
指揮官は結果だけでなく、過去2試合から学び、立ち上がりから相手を圧倒した内容も評価。2アシストを記録したコーディ・ガクポを絶賛するとともに、後半からリヴァプールデビューを飾ったブラッドリー・バルコラにも「ボールを持った時に脅威を感じる」と期待を寄せた。
開幕から続いた2試合のドローを経て、イラオラ率いるリヴァプールがようやく最初の勝点3を手にした。
リヴァプールの「プロフェッショナルなパフォーマンス」について
「もちろん、勝てたことにはとても満足している。僕たちにはこの勝利が必要だった。そしてパフォーマンスにも満足している。特に前半は、とても良いチームだったと思う。相手にかなりプレッシャーをかけることができたし、試合への入りも本当に強かった。おそらく、最初の2試合からしっかり学んだんだと思う。あの2試合では早い時間に失点していたけど、今日はそれを絶対に起こしたくなかった。だから前半は本当に強く入れた。後半も、やり方は少し違ったけど良かったと思う。試合をコントロールできたし、守備もしっかりできた。ただ、攻撃面では前半ほどの脅威は出せなかったかもしれない。でも全体として見れば、かなり満足して終えられる試合だったと思う。」
イサクが「リヴァプールが獲得を熱望した選手らしい姿」を見せていることについて
「アレックスについては、フィットしていて、出場できる状態で、コンディションが良ければ、数字は自然とついてくると思っている。だから僕がアレックスに求めるのは、おそらくゴールそのものではない。それ以外の部分を求めていくことになると思う。チームとして良いプレーをするために、彼には別のことを要求する。僕たちが良いサッカーをして、良いポジションに入ることができれば、ゴールは自然に生まれてくる。彼にはまず、チーム全体のプレーに貢献してほしい。全員がチームのために助け合えば、その先にゴールや他の数字もついてくると思っている。」
ガクポの試合への影響について
「コーディについては何の疑いもない。プレシーズンを通して本当に良かったし、今季も非常に良いスタートを切っている。数字もしっかり残している。今日も2アシストを記録した後、最後は9番のポジションに入って、試合を締めるのを助けてくれた。コーディがいるのは本当に大きい。前線の3つのポジションすべてでプレーできるからね。シーズン序盤のこの時期に、彼がこういう状態でいてくれるのはとても良いことだと思う。」
ガクポの姿勢が、彼のメンタルの強さを示しているか
「コーディは、僕たちがどれだけ彼を評価しているか分かっていると思う。そこに疑いはない。僕は彼を本当に高く評価している。もちろん、彼には要求もする。前線には良い選手が揃っているから、出場時間を巡る競争も激しい。重要なのは、お互いに高め合うことだ。ブラッドリー、リオ(・ングモハ)、ビクトル(・ムニョス)もいる。先発する時もあれば、ベンチから入る時もある。場合によっては試合に出ないこともある。でも、この競争は全員にとってプラスになると思っている。」
バルコラへの第一印象について
「ブラッドリーはワールドカップ以降、1分も試合に出ていなかった。だから慎重に扱う必要があった。トレーニングでは良い状態だし、コンディションも悪くない。今日もチームを助けてくれたと思う。いくつかの場面では、彼をうまく見つけられなかった。彼がGKと1対1になれそうな状況もあったけど、そこで彼の動きをしっかり使うことができなかった。それから、すごく良いカウンターもあった。良いパスを出して、その先でコーディがフィニッシュした場面だったと思うけど、ゴールにはならなかった。でも、彼は常に脅威だった。彼がボールを運ぶと、危険な雰囲気を感じることができる。今日30分プレーできたことには満足している。フィットネスを高めていく上でも、コンディションを作っていく上でも良い時間になったと思う。これから試合数も増えていくから、彼にはもっとプレーするチャンスがあるはずだ。」
最近ほとんど試合に出ていないバルコラには、ファンも忍耐が必要か
「それは普通のことだと思う。彼はプレシーズンで1分も試合に出ていないからね。それでも、状態自体は悪くないと思っている。特別に長い調整期間が必要だとは思っていない。ただ、しばらく実戦から離れていたことは考慮しなければならない。試合で求められるものは、トレーニングとはまったく違うからね。そこはしっかり見ていく必要がある。」
AFCボーンマス時代はプレミアリーグ初勝利まで10試合を要したが、今回は早く初勝利を挙げられて安堵しているか
「もちろん。今日は絶対に同じことを起こしたくなかった。最初の2試合の内容を考えれば、勝点2しか取れていなかったというのは、僕たちのパフォーマンスを完全には反映していなかったと思う。でも、実際に持っていた勝点は2だった。だから今日は、これ以上勝点を落とすわけにはいかなかった。勝てたことには満足している。それに、試合自体もかなりうまくコントロールできたと思っているよ。」
必要だったのは、ただの勝利だけではなかった。
開幕2試合で繰り返した早い時間帯の失点。その課題に対し、リヴァプールはこの日、開始直後から明確な答えを示した。
イサクが仕留め、ガクポが生み出す。そして後半には、新加入のバルコラも初めてピッチへ立った。
イラオラはイサクにゴール数だけを求めず、ガクポにはさらなる競争を要求し、バルコラについても焦らず状態を高めていく考えを示している。
個人の力に頼るのではなく、チーム全体で機能する攻撃へ。
「この勝利が必要だった」――。開幕2試合で得た教訓を結果へ変え、リヴァプールはようやくイラオラ体制での第一歩を踏み出した。
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