アリソン・ベッカーが、フラム戦を0-0で終えたリヴァプールのパフォーマンスに厳しい言葉を向けた。
週中のアトレティコ・マドリード戦から中2日という厳しい日程の中、レッズは思うようにプレスを機能させられず、攻撃でも期待したほど多くのチャンスを作ることができなかった。
「3分けで無敗だからといって、それを喜ぶことはできない。リヴァプールでは勝利を求めなければならない」
クリーンシートという収穫はあった。それでも守護神が強調したのは、結果以上に“正しいメンタリティ”をピッチ上で示すことの重要性だ。
イラオラ体制への適応が続く中、アリソンは「時間を無駄にしている余裕はない」と語り、さらなる改善をチームに求めている。
試合後、アリソンがこの日のパフォーマンスを振り返った。
試合での自身のセーブと、リヴァプールのパフォーマンスについて
「いつでもチームを助ける準備をしておくことは大事だ。でも今日は良くないパフォーマンスだった。自分自身にもそういう場面があったし、チームとしてもそうだった。全体として、僕たちは良いプレーができなかった。やろうとしたことの多くを、うまく実行できなかった。相手に対して良いプレスをかけることもできなかった。前半は、良い形でプレスをかけようとしてかなりエネルギーを使ったけど、それもうまくいかなかった。もちろん、水曜日の夜に試合をして、土曜日の午後にまた試合をするのは大きなチャレンジだ。しかも次は火曜日にも試合がある。でも、それを乗り越えるためには正しいメンタリティを持たなければならない。今日は、それが十分ではなかったと思う。次の試合に向けて改善しなければならない。」
前半、自陣ペナルティエリア内でボールを失った場面について
「ボールをつないでプレーしようとするチームは、ときにリスクを取ることになる。そして、いつも思い通りにいくとは限らない。パスが完璧ではないこともあるし、リスクを取りすぎることもある。でも大事なのは、その後に何をするかだ。そこで適応しなければならない。試合に向けて何かを準備してきたとして、それがうまくいかなかった時、そこからどうするのか。次にボールを持った時に何をするのか。そこが僕たちに与えられたチャレンジだ。僕自身にとっても、チームにとっても、よく組織された相手に対してできる限りのことをするのが重要だった。彼らは高い位置からプレスをかけてきた。ボールを持てばクオリティもあるし、ポゼッションにも自信を持っている。僕たちは、できるだけ彼らに快適にボールを持たせないようにした。でも、彼らにはそれだけのクオリティがある。そして僕たちは、自分たちが期待していたほど多くのチャンスを作れなかった。本来なら、もっと作ることができたはずだ。そこは次の試合に向けて、もっと良くしなければならない部分だ。」
週中のアトレティコ・マドリード戦が選手たちに影響したか
「もちろん、消耗はある。でも、できる限り最善の形でリカバリーはした。すべての大会を戦うビッグクラブにとって、これは常に向き合わなければならないチャレンジだ。今季、何か特別なことを成し遂げたいなら、こういう日程に対応しなければならない。水曜日の夜に大きな試合をして、土曜日にまた試合をする。次は火曜日、その次はまた日曜日。僕たち自身が望んでいることでもある。でも、そのためには正しいマインドセットが必要だ。今日の午後に見せたものを見る限り、それが十分ではなかったと思う。僕たちの中には、そのメンタリティは間違いなくある。あとは、それをピッチで出さなければならない。僕たちにはクオリティがある。トッププレーヤーもたくさんいる。でも次の試合では、もっとエネルギーをピッチに出さなければならない。」
アンドニ・イラオラの下でチームが適応し、すべてをひとつにしていくことについて
「簡単なことではない。監督が変わった時には、それ自体がひとつのチャレンジでもある。でも彼は本当に良い仕事をしている。いろいろな形で僕たちを助けてくれている。水曜日の夜も、前半はベストではなかった。でもハーフタイムに適切な指示を出して、チームを変える助けをしてくれた。日々のトレーニングでもそうだ。できる限り最高の状態でチームを準備してくれている。彼のスタッフも、みんなを助けてくれている。トレーニンググラウンドには良い環境があるし、良い雰囲気もある。新加入選手たちにも、みんなワクワクしている。このスカッドにあるクオリティにもね。僕たちがすべてに適応するには、少し時間がかかるかもしれない。でも、できるだけ早く適応しなければならない。時間を無駄にしている余裕はないからね。僕たちはこの引き分けにまったく満足していない。リヴァプールでは、こういうことがあってはいけない。3分けで無敗だからといって、このシャツを着ている以上、それを大きく喜ぶことはできない。無敗を喜ぶなら、それは試合に勝っている時だ。今日はクリーンシートを得ることはできた。でも、僕たちはまったく満足していない。欲しかったのは勝点3だった。大きなものを目指さなければならない。それでも僕たちは戦い続ける。準備を続け、ハードなトレーニングを続ける。そして、できる限り最高のパフォーマンスを出して、勝利を目指していく。」
無敗であることだけでは、リヴァプールの基準には届かない。
アリソンが求めているのは、引き分けを受け入れることではなく、過密日程の中でも勝利を奪うための強度とメンタリティを示し続けることだ。
イラオラの下で新たなスタイルを作り上げるには時間も必要だろう。それでも、タイトルを争うチームに長い猶予は与えられない。
「時間を無駄にしている余裕はない」――。フラム戦のスコアレスドローを単なる足踏みで終わらせるのか、それとも次の成長につなげるのか。アリソンの言葉には、リヴァプールが目指すべき基準がはっきりと表れている。
参照↓
https://www.liverpoolfc.com/news/alisson-becker-fulham-draw-we-didnt-play-well-and-are-not-happy




コメント