アンドニ・イラオラが、火曜日にアンフィールドで行われるカラバオカップ3回戦のトッテナム・ホットスパー戦を前に、過密日程の中で慎重に先発メンバーを見極める考えを明かした。
アトレティコ・マドリード、フラム戦に続き、中2日で迎える今季最も厳しい連戦。指揮官は「誰が2、3日おきに3、4試合続けてプレーできるのか、誰に休養が必要なのかを学んでいる」と語り、選手ごとのフィジカル特性を踏まえて起用を判断すると説明した。
少なくともゴールキーパーには変更があり、ギオルギ・ママルダシュヴィリの今季初出場が決定的。さらに、負傷離脱していたジョー・ゴメスも復帰可能となった。
一方のトッテナムも複数の主力を欠く中、ロベルト・デ・ゼルビ監督はメンバー変更を示唆。今夏リヴァプールを離れたアンディ・ロバートソンが、移籍後初めて古巣と対戦する可能性もある。
イラオラ、過密日程を考慮してメンバーを見極めへ
リヴァプールは週末のフラム戦を終えたばかりだが、すぐにカラバオカップへと戦いの舞台を移す。
プレミアリーグ勢同士が激突する3回戦を前に、イラオラは疲労が選手選考へ影響することを認めた。
「間違いなく、負荷は影響しなければならないと思う。これが3試合目だからね。日程としては最悪のパターンだ。試合、2日、試合、2日、試合という流れだから。スケジュールという意味では、僕たちは運が良くなかった。ただ、この試合の後はボーンマス戦まで少し時間があるのも事実だ。イプスウィッチ戦からアトレティコ・マドリード戦の間にも、もう少し時間があった。4日、5日空くのと、2日、3日しかないのとでは違いを感じる。ものすごく大きな違いだ。でも、これが現実だからね。インターナショナルブレイクの後にも、またこういう期間があると思う。たしか9日か10日の間に4試合くらい戦う。だから、これには慣れていかなければならない。」
同じ選手を使い続けることも可能だが、その代償として疲労や負傷リスクが高まる。
イラオラは、選手によって連戦への適応力が異なることを強調した。
「毎試合同じ選手を選んで起用することもできる。問題は、どこかのタイミングで彼らが非常に疲れてしまい、ケガのリスクが高くなることだ。ただ、だからといって『このやり方は誰にも通用しない』とも言えない。3日おきにプレーしても何も問題がない選手もいる。非常に頑丈で、そういう日程に対応できて、パフォーマンスもほとんど変わらない選手たちだ。一方で、よりリスクが大きく、パフォーマンスにも違いが出る選手もいる。そして今は、僕自身も学んでいる途中なんだ。誰が2日、3日おきに3試合、4試合続けてプレーできるのか。誰には休養が必要で、それによってパフォーマンスレベルを落とさずに済むのか。そのあたりを把握していかなければならない。何人かについては、自分の中ではかなり明確になっていると思う。でも他の選手については、彼ら自身にとっても新しいことなんだ。これまでこれほど多くの試合を経験していない選手もいるからね。僕たちは今、それを学んでいるところだ。」
ママルダシュヴィリが今季初先発へ
フラム戦から少なくともひとつの変更は確定している。
ギオルギ・ママルダシュヴィリがゴールマウスを守り、2026-27シーズン初出場を果たす予定だ。
イラオラはアリソン・ベッカーへの絶対的な信頼を示しながら、ママルダシュヴィリについても高く評価している。
「アリ(・ベッカー)については、ほとんど疑う余地はないと思う。彼はすでに実力を証明しているし、今も非常に良いプレーをしている。でも、僕はギオルギのことも非常に高く評価している。彼がスペインでプレーしていた頃から知っているからね。僕がここへ来る前、ボーンマスでも彼を獲得しようとしたことがあると本人にも話した。僕にとって、彼は非常に良いゴールキーパーだ。そして明日は先発する。そうだよ。」
ゴメスも復帰可能に
プレシーズン中に筋肉系の負傷を負って以降、戦列を離れていたジョー・ゴメスもトッテナム戦で復帰できる状態となった。
先週からチームトレーニングへ戻っており、イラオラは出場時間を慎重に見極める方針だ。
「明日の試合には出場可能になると思う。あとは、どれくらいプレーできるのか、そして何をするのが彼にとって最善なのかを判断することになる。」
一方、コナー・ブラッドリー、フェデリコ・キエーザ、ユーゴ・エキティケ、ジョヴァンニ・レオーニは引き続き欠場する。
トッテナムも複数の主力を欠場
トッテナム側では、サンドロ・トナーリが打撲の影響で欠場。
デヤン・クルゼフスキとペドロ・ポロも起用できない。
リシャルリソンも引き続き欠場する一方、前週土曜日のエヴァートン戦を欠場したデスティニー・ウドジェは復帰可能となっている。
ロベルト・デ・ゼルビ監督は月曜日の会見で、次のように説明した。
「クルゼフスキは出場できない。ペドロもまだ出場できない。ウドジェは大丈夫だ。リシャルリソンについては、カラバオカップでもプレミアリーグでも状況は変わっていない。出場しない。」
デ・ゼルビもターンオーバーを示唆
トッテナムもまた、過密日程を考慮しながら選手を起用することになる。
デ・ゼルビは、自身が抱える選手層への信頼を強調した。
「メンバーを選ぶこと自体は難しくない。こういう選手たちを持っているという意味で、僕は幸運だからね。彼らのクオリティを信じている。ルーカス・ベリヴァルは他の選手に劣るわけではない。マティス・テルもそうだ。そして他の選手についても分析しなければならない。十分にプレーできていない選手たちもいるからね。センターバックについても僕は幸運だ。ヤン・ポール・ファン・ヘッケとミッキー・ファン・デ・フェンというトップクラスのセンターバックがいる。でも、ベン・デイヴィス、マルコス・セネシ、トシン(・アダラビオヨ)も、ファン・ヘッケやファン・デ・フェンに劣る選手ではない。」
アカデミー所属のルカ・ウィリアムズ=バーネットがトップチームデビューする可能性については「分からない」と回答。
そのうえで、カップ戦でも普段と変わらない姿勢を求めた。
「プレミアリーグと同じ姿勢でプレーしたい。姿勢もスピリットも同じだ。プレーする必要がある選手はたくさんいる。90分ではなくても、30分かもしれない。これは本番の試合だ。重要な試合だよ。」
ロバートソンがアンフィールド帰還の可能性
この試合では、もうひとつ大きな注目点がある。
今夏リヴァプールからトッテナムへ移籍したアンディ・ロバートソンが、古巣と初めて対戦する可能性がある。
長年リヴァプールの左サイドを支え、多くのタイトル獲得に貢献した元レッズが、今度はアウェイチームの一員としてアンフィールドへ戻ってくることになるかもしれない。
アトレティコ戦、フラム戦、そしてトッテナム戦。
わずかな休息しかない中で3試合目を迎えるリヴァプールにとって、今回のカラバオカップは勝敗だけでなく、スカッド全体の力が問われる一戦になる。
ママルダシュヴィリには今季初出場のチャンスが与えられ、ゴメスもついに復帰可能となった。一方で、イラオラ自身もまだ、新たなチームの選手たちがどこまで連戦に耐えられるのかを見極めている段階だ。
「誰が3、4試合続けてプレーできて、誰に休養が必要なのかを学んでいる」――。過密日程を言い訳にするのではなく、その中で戦えるスカッドを作り上げていく。トッテナムとの一戦は、イラオラのリヴァプールにとって“総力戦”への第一歩にもなりそうだ。
参照↓
https://www.liverpoolfc.com/news/liverpool-v-tottenham-hotspur-team-news-4




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