アンドニ・イラオラが、マンチェスター・シティ戦を前に相次ぐ攻撃陣の離脱について語った。
リヴァプールは、代表活動中に負傷したコーディ・ガクポとアレクサンダー・イサクをアンフィールドでの大一番で欠くことが決定。さらにユーゴ・エキティケも長期離脱中で、本職のセンターフォワードが限られる厳しい状況となっている。
一方、フェデリコ・キエーザは復帰する可能性があり、インターナショナルブレイク中もチームに残ってトレーニングを継続。イラオラは現状、純粋な9番としてはルイス・クーマスが唯一に近い選択肢であることを認めながらも、ウインガーを中央で起用するプランも視野に入れている。
さらに、新加入ブラッドリー・バルコラについては「前線の3ポジションすべてをカバーできる」「僕たちにとって非常に価値のある選手」と改めて高く評価した
イサク&ガクポ欠場、エキティケも不在
リヴァプールは首位マンチェスター・シティとの大一番を前に、攻撃陣に大きな問題を抱えることになった。
ガクポとイサクはそれぞれ代表活動中に負傷し、今回のプレミアリーグの一戦を欠場する。
さらに、エキティケも引き続き戦列を離れている。
2人を欠く中でどのように攻撃陣を組み直すのかを問われたイラオラは、まず現在の状況を整理した。
「それ以前から、僕たちにはユーゴ・エキティケがいない。彼も非常に良いストライカーだし、僕も彼がまた起用できるようになるのを本当に楽しみにしている。今はユーゴがいない。アレックスもいない。フェデ(・キエーザ)はもしかしたら戻ってこられるかもしれない。ただ、彼はまだ試合には出ていない。ケガから復帰している途中だけど、インターナショナルブレイク中は良い取り組みをしてくれた。僕たちのところに残っていた少人数のグループと一緒にトレーニングを続けていた。」
「純粋な9番はクーマスだけかもしれない」
イサク、エキティケが不在となれば、本職のセンターフォワードという意味では選択肢が大幅に減る。
イラオラは、クーマスが現状最も自然な9番の候補になるとしながらも、他にも対応できる選手はいると説明した。
「純粋な9番という意味では、現時点ではおそらくルイス(・クーマス)しかいないのは事実だと思う。でも、他にもいくつか選択肢はある。ウインガーの中にも、他のチームで前線中央をプレーした経験がある選手がいる。この試合で十分に戦えるレベルの11人を送り出せると思っている。」
大きな戦力ダウンではあるものの、イラオラはチーム全体の選択肢への自信を失っていない。
バルコラに“ステップアップ”が必要か
その中で注目を集めるのがブラッドリー・バルコラだ。
今夏加入したフランス代表FWについて、現在の状況がさらなる活躍を求められるチャンスになるのではないかと質問された。
しかしイラオラは、そもそもバルコラの現在のパフォーマンスを悪いとは考えていない。
「僕は彼が悪い状態にいるとは思っていない。ウインガーやストライカーにはよくあることだけど、ゴールを決めなければ『良いプレーをしていない』と言われてしまう。でも、僕たちは試合そのものを見なければならない。ちゃんとプレーを見ないといけない。」
「チャンスを外しても気にしない。そこにいることが大事」
バルコラはアトレティコ・マドリード戦でも決定機に何度か顔を出していた。
ゴールにはつながらなかったものの、イラオラが重要視しているのは、そうした危険な場所へ入り続けることだ。
「最初の試合、アトレティコ・マドリード戦の時にも言った。彼はかなり明確なチャンスを2回か3回外した。僕は気にしない。正直に言えばね。もちろん気にはするけど、それよりも彼には『そこにいる』ことを続けてほしいんだ。代表チームでも、得点できそうな良い場面が2回ほどあったのを見た。ゴールにはならなかった。でも僕が彼に求めているのは、そういう場所にいることだ。」
結果だけではなく、決定機へ入り込むプロセスを重視していることを強調した。
「前線の3ポジションすべてでプレーできる」
そして今回のようにセンターフォワードが不足している状況では、バルコラの万能性がより重要になってくる。
本職は左ウイングながら、中央でも右でもプレー経験がある。
イラオラは、その柔軟性を高く評価した。
「彼は僕たちにとってトッププレーヤーだ。前線なら、どのポジションでもプレーできると思っている。おそらく一番多くプレーしてきたのは左ウイングだと思う。でもストライカーとしても少しプレーしているし、右ウイングではそれ以上にプレーしてきた。前線の3ポジションすべてをカバーできると思う。僕たちにとって、本当に価値のある選手だ。」
攻撃陣再編で問われるスカッドの総合力
イサクは今季リーグ戦でゴールを重ね、ガクポも攻撃の中心として重要な役割を担ってきた。
その2人を同時に欠くことは、リヴァプールにとって大きな痛手となる。
さらにエキティケも起用できない。
一方で、クーマス、バルコラ、ムニョス、ングモハ、そして復帰の可能性があるキエーザなど、異なる特徴を持つアタッカーは残されている。
イラオラにとっては、これまで培ってきたスカッドの総合力が試される一戦となりそうだ。
首位マンチェスター・シティとの大一番を前に、イサクとガクポを同時に失った。
決して理想的な状況ではない。
それでもイラオラは、負傷者を嘆くのではなく、今いる選手たちでどう勝負するかに意識を向けている。
純粋な9番はクーマスのみ。それでもバルコラをはじめ、前線の複数ポジションをこなせる選手はいる。
そして指揮官がバルコラに求めているのも、結果を焦ることではなく、危険な場所へ入り続けることだ。
「十分に戦えるレベルの11人を送り出せる」――。主力アタッカーを欠く逆境の中で迎える首位との大一番。イラオラのリヴァプールが、スカッド全体の力を証明できるかが問われる。
参照↓
https://www.liverpoolfc.com/news/andoni-iraola-attack-team-man-city-bradley-barcola




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