「リヴァプールの選手である以上、昨季は受け入れられないものだった」
新たなシーズンを迎える直前、キャプテンのフィルジル・ファン・ダイクが強い言葉で決意を示した。
2024-25シーズンにプレミアリーグ王者となったリヴァプールは、翌シーズンに勝点60の5位まで後退。しかし、ファン・ダイクに過去を引きずるつもりはない。アンドニ・イラオラを新監督に迎えた今、ドレッシングルームには昨季を取り戻そうとする強烈な意志があるという。
「このエンブレムのために、どれだけ戦いたいのかを示さなければならない」
イラオラ体制最初の公式戦となるニューカッスルとの開幕戦を前に、リヴァプールの主将が語ったのは誰かへの“証明”ではなく、このクラブを背負う覚悟だった。
キャプテンはこう語った。
「僕個人としては、リヴァプールの選手である以上、昨季は受け入れられないものだった。でも、それは昨季の話だ。今季はファンのみんなと一緒に、それをひっくり返すチャンスがある。それがどれだけ難しいことかは、みんな分かっている。でも、その挑戦に向き合う覚悟がないなら、ここにいるべきじゃない。今の僕が感じているのは、全員がその挑戦に向かう準備ができているということだ。あとは、僕たちがそれにどう向き合っていくかだね。でも、僕は本当に今季を楽しみにしている。誰かに何かを証明しなければならないとは思っていない。僕たちがこのクラブをどれだけ大切に思っているのか、このエンブレムのためにどれだけ戦いたいのかを示さなければいけない。それと同時に、リヴァプールでプレーできていることが、どれだけ恵まれたことなのかも理解しなければならない。」
ファン・ダイクはさらに続けた。
「昨季のボーンマスを見れば、イラオラのチームはかなりエキサイティングだったと思う。僕たちもこのまま努力を続けて、信じ続けて、自分たちのクオリティを示し続けて、健康な状態を保って、たくさんの試合に勝つことができれば、本当にワクワクするシーズンにできると思う。それが目標だし、そのために僕たちは戦っている。でも、それがどれだけ難しいことかも、みんな分かっている。プレミアリーグで戦うことがどれほど厳しいか、そして4つの大会すべてを戦うことがどれほど大変かも分かっている。でも、それを受け入れなければいけない。その道のりを楽しむべきなんだ。僕たちはここにいられること自体、本当に恵まれている。だから前へ進み続けて、それを楽しむ必要がある。僕自身もそうするつもりだし、みんなにもそうしてほしいと思っている。それはチームのみんなにもずっと言い続けていることだよ。あとは、実際にどうなるか見てみよう。」
リーグ王者から5位へ――。
ファン・ダイクは、その現実を言い訳することも、美化することもしなかった。
「受け入れられない」
ただ、その一言で昨季を振り返り、すぐに視線を前へ向けている。
重要なのは失ったものを嘆くことではなく、今季それをどう取り戻すかだ。
イラオラの下では、よりアグレッシブに、より激しく、より多く走るサッカーが求められる。プレミアリーグだけでなく、4つの大会を戦い抜く厳しいシーズンが待っている。
それでもファン・ダイクは、その重圧さえも「楽しむべきもの」だと語る。
リヴァプールでプレーできる特権を理解し、エンブレムのために戦い、苦しい時には全員で立ち向かう。それこそが、キャプテンがチームメイトに求めている姿勢なのだろう。
「全員がこの挑戦に向かう準備ができている」――。昨季への悔しさを胸に、新たな指揮官とともに再び頂点へ。ニューカッスルの地から、ファン・ダイク率いるリヴァプールの逆襲が始まる。




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