代表デビュー、ワールドカップ制覇、そしてリヴァプール加入――。ビクトル・ムニョスにとって、2026年はまさに人生が大きく動いた一年となっている。
今年3月にスペイン代表デビュー戦でゴールを決めると、その後はワールドカップ優勝メンバーの一員に。そして大会期間中には、リヴァプールへの移籍も決まった。
「本当に素晴らしい一年になっている」
ただし、23歳のアタッカーはここまでの成功に満足しているわけではない。ケガの影響で実戦から離れていた時間もあり、今はプレミアリーグのスピードと強度に適応しながら、少しずつコンディションを高めている段階だ。
アンフィールドでのプレシーズンを経て、次はいよいよニューカッスルとの開幕戦へ。夢のような2026年をさらに特別なものにするため、ムニョスが新天地での現在地とこれからの目標を語った。
ここ8カ月を振り返り、ムニョスはこう語った。
「今年は本当に、本当にいろいろなことがすごいスピードで起きた。でも僕は、人としてできるだけ落ち着いて、そういうことを自然に受け止めるようにしている。それでも、本当に素晴らしい一年になっているよ。起きたことは全部すごくポジティブだった。スペインでプレーしていたことも、その後ワールドカップで国を代表するチャンスをもらえたことも、本当にうれしかった。あれは夢が叶ったようなものだった。そのすべての一員になれたことがね。そして今、リヴァプールと契約した。だから、この一年はまだ続いていく。できれば最後まで本当にポジティブな形で終わらせたいと思っているよ。」
ムニョスはさらに、新シーズンへの目標について続けた。
「リーグ戦が始まるのが本当に待ちきれない。でも、自分の目標について言えば、まずはイングランドの試合のテンポやスピードに慣れること。選手として成長すること。そして、毎日のトレーニングや試合を通して、少しずつ自分を良くしていくことだね。」
リヴァプールは日曜日の午後、アウェーでニューカッスル・ユナイテッドと対戦し、2026-27シーズンのプレミアリーグをスタートさせる。
サポーターはすでに、アンフィールドで行われたASモナコ戦とコモ1907戦でムニョスのプレーを見る機会を得ている。
アンフィールドでの最初の印象について、ムニョスはこう語った。
「アンフィールドを初めて少し経験できた時の印象は、本当に最高だった。プレシーズンの試合なのに、あれだけ多くのファンがスタジアムに来ているのを見られたのは素晴らしかった。これからさらに、どんどん良くなっていくと思う。僕はここ最近、ケガの影響でそこまで多く試合に出ていなかった状態でここに来ている。だから今は、ひとつのプロセスの途中だと思っている。チームに馴染んでいく段階だね。でも、もっとトレーニングを重ねて、セッションに参加して、チームの一員として試合に出ていけば、どんどん良くなっていくと思う。だから、時間が経つにつれてすべてが良い方向へ進んでいくことを楽しみにしているよ。」
この8カ月で、ムニョスを取り巻く景色は大きく変わった。
オサスナで存在感を示し、スペイン代表デビューでゴール。ワールドカップでは世界一を経験し、その最中にリヴァプール移籍まで決まった。
それでも本人の言葉から伝わってくるのは、浮ついた様子ではなく、次の一歩へ目を向ける冷静さだ。
プレミアリーグのテンポに慣れること。毎日のトレーニングで成長すること。そして、新しいチームの中で少しずつ自分の力を発揮していくこと。
ケガ明けということもあり、まだ本来の状態へ戻している途中だ。それでもアンフィールドで見せたプレーは、その先にある可能性を感じさせるには十分だった。
代表デビューから世界王者へ、そしてリヴァプールへ――。夢のような2026年は、まだ終わっていない。ムニョスの言葉通り、ここから“もっと良くなる”未来が待っている。




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