リオ・ングモハが、リヴァプールで歴史を塗り替えるまでの“原点”を明かした。
プレミアリーグデビューとなったニューカッスル戦で劇的な決勝ゴールを奪い、クラブ史上最年少得点者に。さらにフラム戦ではアンフィールドでゴールを決めたリヴァプール史上最年少選手となるなど、2025-26シーズンに鮮烈なブレイクを果たした若きアタッカー。
しかし本人が成功の裏側で何よりも大切にしているのは、自分を支え続けてきた家族の存在だ。
「兄は僕の代理人で、兄弟で、親友。小さい頃からずっと僕を信じてくれた」
自らの進路や仕事まで変え、6歳頃から毎日のようにトレーニングを支えてくれた兄。そして、ピッチ上で最大の憧れとして名前を挙げたネイマール。
「人々をワクワクさせたい」
記録を次々と塗り替える才能は、どのようにして生まれたのか。ングモハが家族への感謝、自身のメンタリティ、そしてリヴァプールで忘れられない2つのゴールを振り返った。
家族について話す時、ングモハはこう説明した。
「家族の話をすると、いつも自然と笑顔になるんだ。母のことは本当に大好きだよ。いつもトレーニングに連れて行ってくれたし、料理もしてくれた。それに僕の友達や兄のこともいつも助けてくれている。」
特に兄については、こう続けている。
「兄は僕の代理人でもあるし、兄弟でもあり、親友でもある。僕が小さい頃からずっと信じてくれていた。兄が今の僕と同じくらいの年齢だった時、僕を助けるために学校を辞めたんだ。仕事も辞めたのを覚えている。服屋で働いていたんだけどね。それから、僕が6歳くらいの頃から、夏になると毎日ずっと一緒にトレーニングしてくれた。努力は決して止まらなかったし、兄はずっと僕を信じ続けてくれた。『絶対に諦めるな。そして自分が最高の選手の一人になれると信じろ』というメンタリティを、兄が僕に植え付けてくれたんだ。」
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ピッチ上で憧れてきた選手について、ングモハはネイマールの名前を挙げた。
「一番大きな存在はネイマールだと思う。彼はピッチの上で本当に自由にプレーする。それは僕も自分のプレーに取り入れようとしている部分なんだ。見ている人をワクワクさせて、ゴールを決めて、アシストをして、チームを助ける。大事なのは、プレッシャーを感じながらプレーしないこと。ファンは自分のプレーを見るために来てくれているんだから、そのことを楽しんで、受け入れればいいんだ。」
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2025-26シーズンに達成したリヴァプールでの歴史的な記録についても振り返っている。
ニューカッスル戦でのゴールについて、ングモハはこう語った。
「絶対に忘れないよ。最初にボールを持った時、相手を抜こうとしたんだけど、うまくいかなかったんだ!でも2回目は、モー(・サラー)からボールが来て、ドム(・ソボスライ)が相手の股を通して、その先に僕がいた。そこでシュートを打った。蹴った瞬間に……入ったって分かった。もう完全に興奮していたね。セント・ジェームズ・パークはアウェーファンの席がすごく高いところにあるから、そこを指さして、本当に夢中になって喜んでいたよ。」
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そして、フラム戦で決めたアンフィールド初ゴールについても振り返った。
「あれも最高だった!ボールを受けたのを覚えている。確かフロ(・ヴィルツ)が僕にパスをくれた。そこから自分のスキルを使って、ボールをずらしてシュートを打った。入った瞬間、ものすごく大きな歓声が聞こえたんだ。その前に友達や彼女と話していて、彼女から『ちょっとしたゴールパフォーマンスでもやったら?』って言われていた。それで、あの“スキューバ”のパフォーマンスをやったんだ!」
ニューカッスルでの劇的な決勝ゴールも、アンフィールドを揺らした一撃も、ングモハにとっては突然生まれた奇跡ではない。
その背景には、幼い頃から積み重ねてきた膨大な時間がある。
自分のために人生の一部を捧げ、毎日のようにトレーニングを続けてくれた兄。その兄から教えられたのが、「絶対に諦めないこと」と「自分が最高の選手の一人になれると信じること」だった。
そのメンタリティを胸に、ングモハがピッチで目指しているのは、憧れのネイマールのように自由にプレーし、見る者を熱狂させることだ。
ゴールを奪う。アシストをする。相手を抜き去る。そして何より、サッカーを楽しむ。
すでにリヴァプールの歴史に二つの最年少記録を刻んだ。それでも、彼の物語はまだ始まったばかりだ。
家族が信じ続けた才能は、今やアンフィールドが期待する才能になった。
“歴史を作った若者”から、“リヴァプールの未来を担う選手”へ――リオ・ングモハが次にどんな瞬間でファンを沸かせるのか、その可能性はまだ計り知れない。
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