ルイス・クーマスが、リヴァプールで得る一つひとつのチャンスに懸ける強い覚悟を語った。
20歳のアカデミー出身アタッカーは、火曜日にアンフィールドで行われたカラバオカップ3回戦のトッテナム・ホットスパー戦で先発し、3-1の勝利に貢献。試合後にはプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。
アンドニ・イラオラ監督がプレシーズン序盤から高く評価してきたクーマスにとって、今季これがリヴァプールで4度目の出場となった。
「リヴァプールでピッチに立てるのが、いつ最後になるかは分からない」
だからこそ、与えられた時間にすべてを出し切る。クーマスはその姿勢こそが、自身を突き動かしていると語った。
「夢だと思って目を覚ましていたはず」
プレシーズン開始時点で、ここまでのシーズン序盤を想像できていたかと問われたクーマスは、率直な驚きを口にした。
「いや、たぶん目を覚ましていたと思うよ!夢を見ているんじゃないかって思っていただろうね。本当にクレイジーだよ。でも今は、本当にうれしい。そして、与えてもらっているチャンスに心から感謝している。」
今季はすでにプレミアリーグ、チャンピオンズリーグの舞台を経験し、今回のカラバオカップでは先発から存在感を発揮。
プレシーズン当初には想像していなかったほど、トップチームでの立場を着実に広げている。
「これが最後かもしれないと思ってプレーしている」
クーマスが繰り返し強調しているのは、リヴァプールでの出場機会を決して当然とは考えていないということだ。
今回も、その覚悟を改めて口にした。
「リヴァプールでピッチに立てるのが、いつ最後になるかは分からない。だから毎回、ピッチですべてを出し切ろうとしている。僕のハングリーさは、リヴァプール・フットボールクラブを代表していることから生まれている。世界最高のクラブのために、すべてを捧げたいと思っているからね。」
限られた出場時間であっても、走ることを惜しまず、チームが求める役割を遂行する。
その姿勢は、イラオラがクーマスを高く評価してきた理由そのものでもある。
イラオラの信頼「戦術的なプランを実行できると思ってくれている」
クーマスは攻撃面だけではなく、ボールを持っていない時の働きにも強い意識を持っている。
特にイラオラ体制では、前線からのプレスや運動量、守備時のポジショニングが重要な役割を担う。
クーマスは、指揮官からその部分で信頼されていることに手応えを感じている。
「僕のプレーのかなり大きな部分は、ボールを持っていない時に何をするかだと思う。監督は、僕たちが戦術的にどうプレーしたいのか、そのプランを僕が実行できると信頼してくれている。その期待に応えられたことがうれしいよ。」
「こういう試合で使ってもらえることが大きなモチベーションになる」
プレミアリーグの強豪トッテナムを相手に先発のチャンスを与えられ、さらにプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出。
その経験は、クーマスにとって大きな自信となった。
「こういう試合で僕を起用してくれるという事実が、ものすごく大きなモチベーションになる。ここから、さらにステップアップしていきたい。」
イラオラからの信頼を、次のチャンスにつなげる。
クーマスの視線はすでに、その先へ向いている。
プレイヤー・オブ・ザ・マッチという評価を得ても、クーマスの言葉に満足感はほとんどない。
むしろ、リヴァプールでプレーできる時間が永遠に続くものではないと理解しているからこそ、次の一瞬にすべてを懸けようとしている。
走る。プレスをかける。戦術を遂行する。
そして、その上で自分のクオリティを示す。
「これが最後の出場かもしれない」――。その覚悟があるからこそ、クーマスは一つひとつのチャンスを無駄にしない。イラオラの信頼を勝ち取り始めた20歳は、今まさにリヴァプールで自分の場所を掴もうとしている。
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