アンドニ・イラオラが、マンチェスター・シティとの大一番を前に、リヴァプールが迎える過酷な連戦と、チーム全体で戦うことの重要性を強調した。
長いインターナショナルブレイクを終え、レッズは日曜日、アンフィールドでエンツォ・マレスカ率いるプレミアリーグ首位のマンチェスター・シティと対戦する。
ここからリヴァプールには、28日間で3大会にまたがる9試合という厳しい日程が待っている。さらに直近のリーグ戦4試合は、いずれも現在のトップ4との対戦だ。
「全員がチームのために働かなければならない」
イラオラは、今季全勝のシティを相手にするには最高に近いパフォーマンスが必要だと強調。その一方で、アンフィールドという大きな武器を生かし、代表ウィーク前に見せていた成長と勢いをさらに積み上げたいと語った。
以下、公式マッチデープログラムに掲載されたイラオラの言葉を全文で紹介する。
「アンフィールドに戻ってこられるのは素晴らしい」
長い中断期間を経て、リヴァプールは再びプレミアリーグへと戻ってくる。
その最初の相手は、ここまでリーグ戦全勝で首位を走るマンチェスター・シティ。
イラオラにとっては、リヴァプールの監督として初めて迎えるシティとの一戦でもある。
「これだけ長い期間が空いた後で、再びアンフィールドに戻ってこられるのは素晴らしいことだ。
特に、マンチェスター・シティとのこれほど大きな試合で再開できるのだからね。
僕にとって、この対戦に関わるのは今回が初めてになる。
でも、フットボールに関心がある人なら誰でもそうであるように、僕もこの対戦が何を意味するのかをよく理解している。
両チームが持つクオリティという意味でも、長い年月をかけて築かれてきたライバル関係という意味でもね。」
首位マンチェスター・シティは今季全勝
マンチェスター・シティは今季ここまで、プレミアリーグの全試合で勝利を収めている。
一方のリヴァプールも、イラオラ体制で公式戦無敗を維持している。
指揮官は、首位との直接対決を自分たちの現在地を測る絶好の機会として捉えている。
「僕たちが対戦するのは、今季ここまで戦ったすべての試合に勝ち、リーグ首位に立っているマンチェスター・シティだ。
だから、非常に大きなチャレンジになる。
でも同時に、これほど良い状態にあるチームを相手に、自分たちの力を試し、今どこまで来ているのかを確認できる機会でもある。」
「ボーンマス戦のように、今回も試練を乗り越えたい」
リヴァプールは代表ウィーク前の最終戦で、ボーンマスを敵地で1-0と撃破した。
イラオラにとって古巣への帰還となった一戦では、アレクサンダー・イサクの決勝点と守備陣の粘り強さによって勝点3を獲得。
指揮官は、その勝利を今回の大一番にもつなげたいと考えている。
「今となっては、もうずいぶん前のことのように感じる。
でも、インターナショナルブレイク前の最後の試合でも、僕たちはこうした試練に直面していた。
そしてボーンマスとのアウェイゲームで非常に良い勝利を収め、ポジティブな形でその試練を乗り越えることができた。
だから今日も、同じことを目指したいと思っている。」
「最高、あるいはそれに極めて近いレベルが必要」
シティを相手に勝利を手にするには、これまで以上に高いパフォーマンスが求められる。
ただし、イラオラが最も重視しているのは、個々の選手の能力だけではない。
全員がチームを最優先に考え、互いを助け合うことだ。
「それを実現するためには、僕たちは最高の状態、あるいはそれに極めて近いレベルでプレーしなければならない。
僕たちが到達する必要のある基準はそこだ。
そして、だからこそ僕はいつも、最も重要なのはチームだと言っている。
全員がその考え方を受け入れなければならない。
僕自身もチームを助けなければならないし、一人ひとりの選手もチームを助けなければならない。
それができれば、チームの中にいるすべての人が、より良く見えるようになる。
そして、良い結果を手にする可能性も高まるだけだ。」
代表ウィーク中の負傷者にも言及
今回のインターナショナルブレイクでは、リヴァプールにとって望ましくない負傷者も発生した。
イサクとコーディ・ガクポは、それぞれ代表活動中に負傷。マンチェスター・シティ戦を欠場することが明らかになっている。
それでもイラオラは、残された時間でチームをできる限り良い状態に仕上げることを目指している。
「もちろん、まずはインターナショナルブレイクを終えた選手たちが、どのような状態にあるのかを確認しなければならない。
この期間に、できれば避けたかったコンディション面の問題がいくつか発生したことは、すでによく知られている。
でも、この試合がキックオフを迎える頃には、僕たちはできる限り最高の準備を整えているはずだ。」
28日間で9試合「準備できていなければならない」
マンチェスター・シティ戦は、リヴァプールにとって厳しい連戦の始まりにすぎない。
今後28日間で9試合。
プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、カラバオカップという3大会を並行して戦うことになる。
イラオラは、その日程を乗り越えるためには、試合だけでなく日々の準備や回復も含めて、スカッド全員が責任を果たす必要があると強調した。
「今は、僕たち全員が準備できていなければならない時期だ。
短い期間に多くの試合があるからね。
つまり、トレーニングをする準備ができていること。
リカバリーをする準備ができていること。
そして、試合でプレーする準備ができていることだ。
他に選択肢はない。
だからこそ、これから何が待っているのかを理解し、それを受け入れる準備を整えた上で、この期間に向き合うことが大切なんだ。」
次のリーグ戦4試合は現在のトップ4との対戦
リヴァプールに待ち受ける日程は、試合数だけでなく対戦相手のレベルという意味でも非常に厳しい。
マンチェスター・シティ戦を含む次のプレミアリーグ4試合は、いずれも現在のリーグ上位4チームとの対戦になる。
さらに、その合間にはチャンピオンズリーグの試合と、チェルシーとのカラバオカップも控えている。
「順位表を見れば、今日の試合を含む次のリーグ戦4試合は、現在プレミアリーグのトップ4を構成しているチームとの対戦になる。
そして、その間にはチャンピオンズリーグの試合もあるし、カラバオカップではチェルシーとの一戦もある。
だから、すでに言ってきたし、これからも繰り返し言うことになるけど、僕たちは準備できていなければならない。」
「7試合のうち5試合がアンフィールドなのは大きなプラス」
厳しい対戦が続く一方、イラオラは日程の中にポジティブな材料も見いだしている。
それがホームゲームの多さだ。
指揮官が言及した7試合のうち5試合はアンフィールドで開催される予定となっている。
イラオラは、サポーターの後押しを受けられることが大きなアドバンテージになると考えている。
「大きなプラス材料は、この期間に戦う7試合のうち5試合がアンフィールドで行われることだ。
僕たちはいつだって、サポーターの力を借りながらホームでプレーするほうが好きだからね。
それがどれほど大きな違いを生むのかは分かっている。
そして、直近のホームゲームだったトッテナム戦でも、その力を確かに感じたし、実際に生かすことができた。」
「代表ウィーク前に見せた成長を、さらに積み上げたい」
リヴァプールは代表ウィーク前、カラバオカップでトッテナムを3-1で下し、続くプレミアリーグでもボーンマスを1-0で撃破した。
イラオラは、この2試合でチームが確かな前進を見せたと感じている。
「トッテナム戦は、サポーターも楽しむことができた夜だったと思う。
そして、その後にはボーンマスとのアウェイゲームで本当に良い勝利を収めた。
だから、インターナショナルブレイク前に僕たちがいくつかの改善を見せられたことは明らかだと思う。
今は、その勢いをもう一度取り戻して、さらに積み上げていかなければならない。」
サポーターへ「もっと僕たちを後押ししてほしい」
そしてイラオラは最後に、アンフィールドへ集まるサポーターへメッセージを送った。
今季ここまで何度も勝利を後押ししてきたスタンドの力を、首位マンチェスター・シティ戦でも必要としている。
「いつものように、僕たちはみんなの助けを求めることになる。
みんながより強く僕たちを後押ししてくれれば、そして僕たちの背中を押してくれればくれるほど、それだけ良い結果につながるはずだ。」
首位マンチェスター・シティとの大一番。
そして、その先に待つ28日間で9試合という過酷なスケジュール。
リヴァプールにとって、ここからの1か月は新体制の真価が問われる重要な期間になる。
イサクとガクポを欠く難しい状況ではある。それでもイラオラは、個人の力だけではなく、スカッド全員がチームを助けることで困難を乗り越えようとしている。
ボーンマス戦で示した粘り強さ。トッテナム戦で見せた若手と主力の融合。そして、アンフィールドのサポーターが生み出す特別なエネルギー。
それらをひとつにし、これまで積み上げてきた成長をさらに前へ進めなければならない。
「最も重要なのはチームだ」――。最高のパフォーマンスが求められる首位との対決から、過酷な連戦が始まる。イラオラのリヴァプールは、アンフィールドの力を背に、新たな成長と勝利を掴みにいく。
参照
https://www.liverpoolfc.com/news/andoni-iraola-programme-notes-manchester-city-anfield




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