フロリアン・ヴィルツが、リヴァプールでの2年目を「新たなスタート」と位置づけ、巻き返しへの決意を語った。
大きな期待を背負って加入した2025-26シーズン。しかし、ヴィルツ自身が「まったく満足していなかった」と振り返るように、チームにとっても本人にとっても望んでいた一年にはならなかった。
そして今、アンドニ・イラオラ新監督の下ですべてが再び動き始めている。
「僕はもともと10番タイプの選手だった」
イラオラもヴィルツをストライカーの背後で起用する構想を明かしており、その卓越した創造性をよりゴールに近いエリアで生かそうとしている。
昨季の悔しさを抱えながら、ゼロから始まる新シーズン。背番号7は、自らの才能をもう一度リヴァプールで証明しようとしている。
――フロ、おかえりなさい。プレシーズン最初の数日間はいかがですか?
「ありがとう。とても良い気分だよ。またみんなに会えて本当にうれしいし、新しい監督やスタッフのみんなとも会うことができた。だから、本当に良い感じだよ。」
――コンディションはいかがですか? ここまで約1週間トレーニングしています。夏のオフがそれほど長くなかったことで、身体が落ちすぎず、むしろプラスになっている部分もありますか?
「そうだね。短い休暇だったけど、身体を少し休ませるという意味では重要だったと思う。それでも、まだ十分ではなかったかもしれないね。あと数週間くらい休めたら良かったけど!(笑)でも、プロのサッカー選手ならこういうものだからね。またサッカーができることがうれしいよ。何よりもサッカーをすることが大好きだから。だから、戻ってこられて本当にうれしい。」
――新監督についても触れましたが、イラオラ監督の第一印象はいかがですか?
「今言えるのは、トレーニングが本当に楽しいということ。ここまでのすべてのトレーニングを楽しんでいるよ。ゲーム形式の練習やポゼッションのトレーニングをたくさんやっている。それはまさに僕が好きなものだからね。ここまでは本当に楽しめているよ。」
――イラオラ監督は今週、あなたを中央のストライカーの後ろで起用する構想について話していました。どこでプレーすることになっても問題ないと思いますが、やはりそのポジションにはワクワクしますか?
「もちろん。もともと僕はどちらかと言えば、ずっと10番タイプの選手だったからね。でも、監督が起用するポジションならどこでもプレーするよ。そのことについては監督とも話をした。今シーズンどうなるのか、見てみよう。」
――昨シーズンは誰にとっても満足できるものではありませんでした。リヴァプールでの2年目を迎える今、どのように感じていますか? また、今季はどんなシーズンにしたいですか?
「もちろん、昨シーズンにはまったく満足していなかった。シーズンの結果について、という意味だけどね。毎日トレーニングに来ること自体が嫌だったというわけではない。でも、昨シーズンはもっと多くのものを期待していたと思う。今シーズンはゼロからのスタートだと思っている。今回のトレーニングキャンプもそうだし、すべてが新しいスタートなんだ。今シーズン、僕たちには改善しなければならないことがたくさんある。そして、リヴァプールで迎える2年目のシーズンを本当に楽しみにしているよ。」
――クラブでは新監督を迎えましたが、ドイツ代表でも新監督が就任しました。リヴァプールではもちろん誰もがよく知るユルゲン・クロップですが……
「彼がドイツ代表の監督になったのは、本当に、本当に素晴らしいことだね。まだ彼とは話をしていない。でも、このクラブの多くの人たちから彼について聞いているよ。本当に素晴らしい人だってね。リヴァプールのみんなが彼のことを愛している。だから、数カ月後に彼と会えることを本当に楽しみにしているよ。」
ヴィルツにとって、リヴァプールでの1年目は決して思い描いていたものではなかった。
だが、その事実から目を背けることはない。
「今シーズンはゼロからのスタート」「改善しなければならないことがたくさんある」――その言葉には、過去を引きずるのではなく、新たな環境でもう一度自分たちを作り直そうとする意志が表れている。
そして、イラオラが描く新たなチームにおいて、ヴィルツは中心的な存在になり得る。
本来得意としてきた“10番”の位置でボールを受け、前を向き、ラストパスやドリブル、そしてゴールで違いを生み出す。指揮官がその才能を最大限に引き出すことができれば、昨季とは違うヴィルツを見ることができるはずだ。
新監督、新たな役割、そしてリヴァプールでの2年目。
すべてをゼロから始められる今だからこそ、昨季の悔しさは大きな原動力になる。
世界が期待したフロリアン・ヴィルツの本当の姿を――。
その答えを示すシーズンが、まもなく始まる。
https://www.liverpoolfc.com/news/florian-wirtz-interview-its-new-start-we-have-lot-things-do-better




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