「イラオラはリヴァプールに完璧な監督」――再会を喜ぶケルケズ、雪辱の新シーズンへ「昨季は受け入れられない」

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ミロシュ・ケルケズが、リヴァプールで再びアンドニ・イラオラ監督の下でプレーできる喜びを語った。

ボーンマス時代に2シーズンを共にし、攻守両面で大きな成長を遂げた22歳の左サイドバックにとって、イラオラは自身の能力を引き出してくれた恩師でもある。

ケルケズは、新指揮官が掲げるダイレクトで強度が高く、前へ出続けるフットボールがリヴァプールの哲学に合致すると確信。「彼はリヴァプールに本当にふさわしい監督」と、今後への期待を口にした。

その一方で、自身のアンフィールドでの1年目については「受け入れられない結果だった」と厳しく総括。個人の目標よりもチームの成功を最優先に掲げ、クラブとサポーターの誇りを取り戻すために戦う決意を明かしている。

ケルケズはLiverpoolfc.comのインタビューで、次のように語った。

「彼らがここに来てくれて、本当にうれしいよ。ボーンマスでは一緒に本当に素晴らしい時間を過ごしたと思う。彼が来ると聞いた時は、もちろんすごくうれしかった。僕は彼のことを知っているし、ボーンマスで彼らと2年間一緒に過ごしたからね。彼らは僕を知っているし、僕も彼らを知っている。そして、彼らがこのクラブに多くのものをもたらせることも分かっている。特にアンドニは、プレースタイルやエネルギー、そして自分のチームにどのようなプレーを求めるのかという点で、大きなものをもたらしてくれる。彼のサッカーはリヴァプールに合っていると思うし、これから本当にエキサイティングな時間が待っていると思う」

続けてケルケズは、イラオラ監督の下でプレーすること、そして同監督から指導を受けることがどのようなものなのかを詳しく説明した。

「もちろん、彼は良い人だよ。本当に良い人なんだ。自分が選手に何を求めているのかを、率直にはっきりと伝えてくれる。あとは、それを実行するかどうかは自分次第だ。できなければ試合には出られない。ただそれだけだよ。でも、彼は良い監督だ。言ったように、自分のために何をする必要があるのかを、きちんと伝えてくれる。それほど多くを話すタイプではないかもしれないけど、自分の感情を全面に出す人なんだ。タッチラインでも、それ以外の場所でも、本当にエネルギッシュなのがよく分かる。彼はビルバオ出身で、あの地域の人たちがそういうメンタリティを持っていることも分かると思う。だから、彼はリヴァプールに本当にふさわしい監督だと思うし、彼が求めるプレースタイルもこのクラブに合っていると思う。僕たちは良いプレシーズンを過ごして、彼の話をしっかりと聞かなければならない。彼が僕たちに何を求めているのかを理解できれば、チームは良い状態に仕上がると思う」

22歳のケルケズは、ボーンマスでイラオラ監督の下で過ごした最後のシーズンに際立ったパフォーマンスを披露し、PFAプレミアリーグ年間ベストイレブンに選出されたほか、PFA年間最優秀若手選手賞の候補にも名を連ねた。

ケルケズ自身も、イラオラ監督のプレースタイルは自分の特徴によく合っていると感じている。

「彼とは素晴らしい時間を過ごしたし、もちろん僕の成長を大きく助けてくれた。ボーンマスに加入した最初の年は、いつも分析をしていた。映像分析も含めて、あらゆることに取り組んだよ。彼やアシスタントのトミー・エルフィック、クープスことショーン・クーパー、パブロ・デ・ラ・トーレ、みんなが僕を本当にたくさん助けてくれた。それから軌道に乗ることができて、2年目は明らかにずっと良くなった。より適応することができたし、それはもちろん、すべて彼のおかげでもある。彼はダイレクトで、ラインを高く保ち、前向きでアグレッシブなサッカーを好む。それは僕にも完璧に合っていると思う。僕だけではなく、多くの選手が気に入ると思うし、きっとうまくいくと思う」

ケルケズは、AXAトレーニングセンターで行われたプレシーズントレーニング2日目に取材に応じた。そして、再び仕事に戻れたことを楽しんでいるという。

「戻ってこられて本当にうれしい。正直に言えば、休暇は僕には少し長すぎたと思う!トレーニングもボールも恋しかったから、ここに戻ってこられて本当にうれしいよ。家族やみんなに会う時間もたくさん取れたし、休暇を楽しむこともできた。でも言ったように、3週間くらい経った頃には、もうトレーニングに戻りたい、フットボールをしたい、リヴァプールに帰りたいと感じていた。休暇中もトレーニングはしていたし、今は選手たちやスタッフのみんなに再会できて本当にうれしい。全員がポジティブなエネルギーを持っている。僕たちは集中して、新しいシーズンに向けて取り組んでいる」

アンフィールドで迎えたケルケズの最初のシーズンは、本人が望んでいたような展開にはならなかった。それでも背番号6は、2026-27シーズンにもう一度挑戦できる機会を楽しみにしている。

「昨シーズンは厳しかった。良い時もあれば、悪い時もあった。でも今シーズン、僕たちがどのような姿勢で臨むのか、そして以前よりも準備ができていることを示すのが重要になると思う。もっと激しく戦わなければならない。リヴァプールでは何かを勝ち取るためにプレーしなければならないし、タイトルを獲得しなければならないからね。昨シーズンについては、受け入れられない結果だったと言える。それが現実だし、実際にそういうシーズンになってしまった。僕たちはクラブを誇らしい気持ちにさせなければならないし、ファンにも誇りに思ってもらわなければならない。今シーズン、それを実現できることを願っている」

新シーズンに向けた個人的な目標を尋ねられると、ケルケズは次のように答えた。

「リヴァプールでの最初のシーズンを通して、かなり成長できたと思う。イングランドで過ごしてきた時間も、僕を大きく成長させてくれた。プレミアリーグでは今季が4年目になるまだ若いけど、以前よりもずっと経験を積んだと感じているし、物事がどのように進んでいくのかも分かるようになった。リヴァプールでは2年目になる。最初の1年を通して、クラブやファン、そしてこのクラブで物事がどのように動いていくのかを、より深く知ることができた。個人的な目標について、あまり多くを話すのは好きではない。僕たちは世界最大級のクラブの一つでプレーしているんだから、常にチームの目標が最優先であるべきだと思う。僕はただ、チームがタイトルを勝ち取るために、自分の最高のパフォーマンスを見せたい。全員が『ベストを尽くす』『100パーセントを出す』『このエンブレムのために戦う』というメンタリティを持っていれば、チームは良い方向へ進むと思う。だから、お互いに助け合い、タイトルを勝ち取るために100パーセント集中する。それが最も大切なことだよ」

ボーンマス時代、イラオラの下で才能を開花させ、プレミアリーグ屈指の左サイドバックへと成長したケルケズ。自分の特徴を熟知する指揮官との再会は、リヴァプールで思い描いたスタートを切れなかった22歳にとって、大きな転機となるかもしれない。

しかし、ケルケズが見据えているのは個人的な復活だけではない。

「ベストを尽くし、100パーセントを出し、このエンブレムのために戦う」

昨季を「受け入れられない」と言い切ったその言葉からは、チームの一員として結果を残し、クラブとサポーターの信頼を取り戻そうとする強い覚悟が伝わってくる。

イラオラの哲学を誰よりも深く理解するケルケズが、新たなリヴァプールの先頭に立ち、そのエネルギーをピッチ上で表現できるのか。恩師と再び歩み始めた新シーズンは、彼にとって真価を証明する重要な一年となりそうだ。

参照↓

https://www.liverpoolfc.com/news/exciting-times-ahead-why-milos-kerkez-delighted-be-reunited-andoni-iraola

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