トレイ・ニョニが、アメリカで行われるリヴァプールのプレシーズンツアーを、自身の飛躍につなげる大きなチャンスと捉えている。
ワールドカップ出場組が不在のなか、19歳の若きミッドフィルダーには実戦でアピールする機会が訪れる見込みだ。ニョニは「自分に何ができるのかを見せたい」と意欲を語り、新たに就任したアンドニ・イラオラ監督の下で定位置争いに名乗りを上げる決意を示した。
昨季はトップチームで公式戦14試合に出場し、大きな一歩を踏み出した逸材。しかし本人は、その一年を「成功」ではなく「学びと成長のシーズン」と位置づけている。だからこそ、新シーズンへのスタートとなるプレシーズンを、これまで以上に重要な期間だと考えている。
19歳のミッドフィルダーはLiverpoolfc.comに次のように語った。
「これから本当に楽しみな時間が待っているよ。チームに戻ってきて、みんなと再会できたのはすごく良かったし、もう準備はできている。ワールドカップに参加している選手がまだ何人かいるから、アメリカでプレーするチャンスはあると思う。だから、自分が何をできるのかを見せたい。でも、とにかくピッチでは楽しみながら、自分のベストを尽くしたいと思っているよ。」
ニョニは、イラオラ監督の下での最初の数日間を充実したものだったと振り返り、テンポの速い攻撃的なフットボールを志向する新指揮官のスタイルにも大きな期待を寄せている。
「監督はとても親しみやすくて、誰に対しても歓迎してくれる人だよ。コミュニケーションもすごく上手だと思う。監督にはそれぞれ違うスタイルがあるし、僕たちはそれに適応していかなければならない。でも、本当にワクワクしているよ。今はトレーニングでも試合でも、自分ができる最高のパフォーマンスを出すことだけに集中している。そして、フットボールを楽しむことも大事にしている。それが一番重要なことだと思う。サッカーを楽しめていれば、自然と良いプレーもできるからね。」
イングランドU-19代表でもあるニョニは、昨シーズンにトップチームで本格的な飛躍を遂げ、公式戦14試合に出場した。
そして、その経験を土台に、2026-27シーズンはさらに成長したいと意気込んでいる。
自身の今季の目標について、ニョニはこう語った。
「とにかく成長を続けていきたい。外から見ると、そこまで良いシーズンじゃなかったように見えるかもしれないし、もちろん選手としてはもっと試合に出たいと思うものだ。でも、自分にとって昨シーズンは本当に多くを学べた一年だった。すごく成長できた一年だったし、トップチームでプレーすることがどういうことなのかを知るための大切な一年でもあった。だから今シーズンは、さらに成長し続けて、自分をもっと高めていきたい。もちろん、そのすべてはプレシーズンから始まる。今はそれが一番大切なこと。そして、その先にシーズン本番が待っているんだ。」
昨シーズン、トップチームで貴重な経験を積んだニョニは、その歩みに満足していない。
「もっと試合に出たい」という率直な思いを抱えながらも、昨季を「学びと成長の一年だった」と前向きに振り返る姿勢には、19歳とは思えない成熟さが感じられる。
イラオラ監督が掲げるハイテンポで攻撃的なフットボールは、豊富な運動量と高い技術を兼ね備えるニョニにとって、自らの特長を発揮できるスタイルと言えるだろう。
「自分に何ができるのかを見せたい。」
その言葉どおり、アメリカでのプレシーズンは、若き才能にとって単なる調整期間ではない。新監督の信頼を勝ち取り、トップチームでの存在感をさらに高めるための勝負の舞台だ。
すべてはプレシーズンから始まる。ニョニがこの夏を飛躍のきっかけに変えられるか、大きな注目が集まる。
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